てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

カシノナガキクイムシ ?

2020年04月16日 18時56分32秒 | 日記

 

 

 

5㎜ぐらいの小さなキクイムシ。

よく似ている、ヤチダモノナガキクイムシがいるという。

 

広葉樹に被害を与える害虫である。成虫の体長は5mm程度の円筒状であり、大径木の内部に穿孔して棲息する。穿孔された樹木は急速に衰える。

等とある。

 

         2020年03月11日 に撮った、ヨシブエナガキクイムシ ♂

         


ヒシモンナガタマムシ

2020年04月16日 10時10分37秒 | 日記

 

 

エノキ、ケヤキなどの葉上や倒木で見られ、新成虫は秋に羽化し、成虫で越冬する。

この虫には、忘れられない記憶がある。

フィールドで知り合いになった中学生のK君(現在は高校生)から、2017年09月16日 に載せた、「ナガタマムシ類の羽脱 」の記事にコメントを頂いたのだが、その文章があまりにも見事で驚いたことだ。彼は今でも昆虫の研究を続けている。

   『「ナガタマムシ類の羽脱」のナガタマムシはヒシモンナガタマムシと思われます。
    ほとんどのナガタマムシ属の成虫は春から夏にかけ羽脱、産卵、そして姿を消す、というサイクルになっています。
    しかし、ヒシモンナガタマムシは秋口に羽脱し、日本産ナガタマムシで唯一成虫越冬をして春にまた出現します。
    ですので、この時期に羽脱しているナガタマムシはヒシモンナガタマムシと断定してもいいと思います。
    画像を見ると、色合いも似ていますし、材もホストであるエノキに見えます。』

       2017年09月16日 に観察したヒシモンナガタマムシの羽脱シーン。