オミナエシに来たコモンツチバチ ♀。
先日、9月3日のこと。
車の法定点検のため、1.5時間ほど待つ間、近くの川の橋の下で時間を潰したことがあった。
何かチャンスがあれば、撮ってやろうとカメラを持参した。
暑い日で35,6度はあったと思う。するとセセリチョウらしきチョウが飛んで来て水に何度も飛び込んだのだった。
不思議に思い調べてみると、セセリチョウが水浴びをすることがあるという。
https://www.pteron-world.com/topics/ecology/swim.html
様には、
セセリチョウの一種が池の水面から約30センチのところでホバリングして、トンボの産卵のごとく、5回ほど水の中に飛び込んだ。
と書かれている。
まさしく、これとぴったりの情景を見たのである。
実は、2017年06月18日にもセセリチョウの水浴びを観察したことがあった。
ツリフネソウの葉の上で、盛んにクルクル回ってダンスをする蛾に出会った。
オドリキバガに近い種だと思うが、ぴったり合う者が見つからない。
こちらを、振り向いてくれたアシグロツユムシ。
鳴き声は「ジキーッ・ジキーッ…」または「ジュキーッ・ジュキーッ…」と聞こえる。小さな声なので10数メートルも離れると聞こえなくなる。
オスはメスに背中を向けながら交尾を促す。メスの尾端に精球が渡されると交尾は完了する。卵が成熟したメスは食草の葉の縁を囓り、産卵管を差し込んで卵を産み付ける。
等とある。
2019年09月26日に撮った、♂のアシグロツユムシ。
使わなくなった古いホースを片付けていると、先が泥で塞がっていた。
これはドロバチの巣に違いない。
幼虫か蛹の写真が撮れるかも知れないと5cmほど切ってみた。
中から出てきたのは成虫だったが、カラカラに乾いた死体だった。
巣からの脱出に失敗したのだろうか。
ハチは、オオフタオビドロバチのように見える。
2017年08月22日には、オオフタオビドロバチの狩りの様子を観察したことがあった。その巧みさに驚いた。