アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

海老茶

2007年06月23日 | 誕生色
今日の東京地方。
もう梅雨が明けてしまったのではないかと思うくらい、
良いお天気で、夏の暑さになっています。

ご近所の立葵(タチアオイ)の花が、強い日差しの中、
次から次と咲いていて、ぐんぐん空に向かっています。

暑いと・・・
ソフトクリームなど、嬉しいですね。
スタンダードなバニラ。
お店や地域によっては、独自のフレーバーもありますね。

山梨方面へ行くと、巨砲ソフトがあります。
ほんのり紫色の葡萄味。。


■6月23日の誕生色 

   海老茶 (えびちゃ)
     希望、向上心、指導力、寛大

 常に希望を持ち、前に進むことができるのでしょうね。
 そのような姿勢と経験から得てきたものを、
 指導的な立場からも、上手に生かすことができそうです。
 大らかで寛大なようです。

 「えびちゃ」という色。
 昔は、「葡萄色(えびいろ)」だったのだそうです。
 山葡萄の赤紫色。

 それがいつしか「伊勢海老の殻の色」になったのだとか。
 それに伴い「葡萄色」も「海老色」になってしまった!?

 「えび」という言葉から連想されるのは「海老」で、
 「葡萄」という文字は、なかなか浮かんでこないでしょう。

 もしかしたら、山葡萄よりも、伊勢海老の方が、
 今の時代は身近なのかもしれませんね。

■6月23日の誕生花 





















花の名前 主な花言葉
タチアオイ 灼熱の愛
ムラサキツユクサ 恋ではないけど好き
ユスラウメ 郷愁
ベルガモット 感受性豊か
ミヤコワスレ しばしの憩い
ガマズミ 愛は死よりも強し
ヒメサユリ 飾らぬ美/td>
ラバーテラ 承諾
ローマンカモミール 友人との交わり

難しい音楽用語 (4)

2007年06月23日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、舟歌

最初、私のイメージは、川くだりや、湖のボート。。σ(^◇^;;

狭義には、船頭さんが舟をこぎながら歌う歌や、
そのときの情景を歌った歌のことのようです。

広義には、大量祝い歌まで含まれるようです。

舟歌は、barcarole という言葉でも親しまれていますね。
このバルカロールは、英語です。
イタリア語では、barcarola (バルカローラ) といいます。

バルカロールは、もともと、イタリアのヴェネツィア(ベニス)の
船頭が歌う歌のことでした。
だんだんと意味が広がり、そのような情景の音楽全体を、
舟歌と呼ぶようになったようです。

バルカロールには、器楽曲が多いみたいです。
さざ波や小舟の揺れを表すやや単調なリズムのメロディーが
主旋律を支えたり、表情を豊かにするのですね。



現在、私は、メンデルスゾーンの曲・・
無言歌集から ヴェネツィアの舟歌 を弾いています。

日本では ヴェニスの舟歌 と呼ばれることの方が多い?
楽譜には、「ヴェニスの舟歌」と書いてあります。

メンデルスゾーンは ヴェネツィアの舟歌 と
自ら標題をつけています。
メンデルスゾーン自身がつけた数少ない標題のひとつです。

メンデルスゾーンの作品には、3つの舟歌がありますが、
その中でも一番有名な作品30-6です。

ローベルト・シューマンは、彼が創刊した 『音楽新報』 の中で、
メンデルスゾーンの作品30について、次のように述べています。

たそがれどきにアップライトピアノの前に座って……。
気の向くままに、その曲を弾いていると、
知らないうちに静かなメロディーを歌っている……。
そんな経験をしない人がいるでしょうか。


メンデルスゾーンのピアノ作品を演奏するためには、
それなりの技術が必要でしょう。

しかし、広げた親指と小指では届かないというような、
広いスパンの和音などは、あまり見当たらないようです。
手にやさしい作品が多いのですね。

ヤコブ・ルードヴィッヒ・フェリックス・メンデルスゾーン。
(1809年2月3日~1847年11月4日)
享年38歳。

フェリックス・メンデルスゾーンの姉、ファニー他界の知らせに、
メンデルスゾーンはショックで床に倒れてしまいました。
そのとき、頭部の血管が切れてしまったのだそうです。

姉ファニーの死から数ヶ月後。
フェリックス・メンデルスゾーンもまた、脳障害のため他界。

メンデルスゾーンの葬儀には、
友人であるシューマンとモシェレスも参列し、
メンデルスゾーンの棺の担ぎ手にもなったのだとか。。。