アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

薄群青

2007年06月30日 | 誕生色
ここ数日、東京地方は、とっても蒸し暑いです。
本来の気候だとは思いますが、とにかく湿っぽい。

今日6月30日は、夏越の祓 (なごしのはらえ)です。

今年も半分が終わります。
でも、まだ半分残っています♪

日本の場合、新年を迎え、新年度を迎えて、
一段落するのが6月頃のような気がします。

こうして少し落ち着いてみて、中だるみになりそうなところ、
もう一度、気持ちを新たにする良い機会かもしれません。

気候的には、やや大変な時期です。
体調に気をつけて、後半も、素敵な日々にしたいですね。

■6月30日の誕生色 
   薄群青 (うすぐんじょう)
     個性、理想、向上心、魅力的

 とても個性的なのでしょうね。そして魅力的。
 理想を掲げ、目標に向かって努力するのでしょう。
 他の人が思いもつかないようなアイデアを出し、
 そして、それを表現・実現していく力がありそうです。

 群青色は、5月7日の誕生色。
 素晴らしい音楽センスを持ち主とか。

 そして、多分、薄群青も芸術的。

 青い色。
 天然では、とても希少です。
 珍重されると同時に、ありふれていない、

 あるようで、ないような、青い色。
 そんな青い色がたくさん集まったのが、群青色。

 それが少しやわらかいトーンになったのが、
 薄群青なのですね。

 あなたにも、あなただけの「青」があると思います。
 天然の「青」は、貴重です。

■6月30日の誕生花 























花の名前 主な花言葉
スイカズラ 友愛
スカビオサ 悲哀の心
ニンドウ 献身的な愛
ビヨウヤナギ 有用
ライラック (ピンク) 思い出
アガバンサス 誠実な愛
ガマ 予言
カンナ 永続
ブーゲンビリア 包容力
コモンセージ 知識

ぴあのピア ♪ シューマン

2007年06月30日 | ピアノ全般
毎週月曜日から金曜日の毎日放送されるテレビ番組
ぴあのピア。

6月11日から29日までの3週間は、シューマンでした。

ローベルト・シューマン(1810~1856)。

安定した職に就くようにというシューマンの母の願いどおり、
シューマンはライプツィヒ大学で法律を学んでいました。

しかし、音楽への気持ちは断ちがたく、ピアノと作曲を続け、
1930年、シューマン20歳のとき、ピアニストになる決意を固め、
ピアノ教師フリードリヒ・ヴィークの内弟子となりました。

フリードリヒ・ヴィークの娘クララは、当時9歳。
運命の出逢いだったのですね。

当時、ピアニストの手のための、訓練装置がありました。
あたかもピアニスト養成ギプスと呼びたくなるような装置で、
指の間隔を広げたり、筋肉を強化するためのものでした。

ところがシューマンは、この装置を使い、
指に、回復不能な傷を負ってしまったのです。
(具体的には、よくわかりません。。)
1832年、シューマン22歳のときでした。

ピアニストへの夢がついえてしまったシューマンは、
作曲家・音楽評論家としての道を歩むことを決意したのですね。
(ものすごい気持ちの葛藤があったと思います。
 どうであれ、気持ちの切り替えが凄いと思いました。)

2年後の1834年、24歳のシューマンは、
『音楽新報』を創刊し、音楽ジャーナリスムを確立。
書物の流通業を営む家庭に生まれたということも、
大きな助けになっていたのではないかと思われます。

多くのことを成し遂げてきたシューマンですが、
作曲の観点からは、
やや地味な位置づけをされることが多いですね。

私が一番印象深かったのは、交響的練習曲です。

ベートーヴェンの交響曲に憧れていたシューマンが、
ピアノ1台でオーケストラを表現した曲。

主題と12の変奏から成っており、
練習曲と呼ぶには、あまりにも技巧的です。
だからこそ、「練習曲」?

7月2日の ぴあのピア は、
シューマンと親しかった メンデルスゾーン です。


<放送時間>

NHK BShi
  ♪ 月曜~金曜 AM7:35~7:45
  (再)月曜~金曜 PM9:50~10:00
  (再)日曜(1週間分まとめて) AM6:00~6:50

NHK BS2
  ♪ 月曜~金曜 PM6:45~6:50 (再)