アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

紅茶の日

2008年11月01日 | 
きょう11月1日は 紅茶の日 です。
1983(昭和58)年、日本紅茶協会が制定しました。

1791(寛政3)年。
暴風雨のためロシアに漂着した 大黒屋光太夫 氏が、
当時のロシアの首都ペテルブルク(現在のサンクトペテルブルク)で
女帝エカテリーナのお茶会に招かれました。

そこで大黒屋光太夫氏は、
日本人としては初めて紅茶を飲んだとされています。

1880年代、初めて日本に紅茶が輸入されました。
ところが、すぐには定着しませんでした。

1952(昭和37)年。
大阪に、日本で初めての紅茶専門店 「 MUSICA 」 が開店。

1974(昭和49)年。
東京で初めての紅茶専門店が開店。

日本人が日常的に紅茶を飲むようになったのは、
昭和の後半になってからだったのですね!

ちょっと意外!!

緑茶に馴染んでいた日本人にとって、
紅茶はかなり新しい飲み物ということになります。

しかし、緑茶と紅茶、実は同じ茶葉から作られるのです。
さらには烏龍茶も同じ茶葉から作られています。

その後における緑茶と紅茶の違いはというと、
製造法が異なります。

茶葉そのままの状態で製造するのが、緑茶で、
茶葉の中に含まれる酸化酵素の働きを利用して
製造するのが紅茶です。

似ている現象としては、皮をむいたリンゴの変色。
リンゴの皮をむいて、そのまま放置しておくと
褐色に変化しますよね。

この作用を酸化発酵と呼びます。
紅茶は、この働きを利用して製造されます。

また、この酸化発酵を少しだけ利用して作るのが、烏龍茶。

発酵の有無や度合いの違いによって、
同じ茶葉を、緑茶にも、烏龍茶にも、紅茶にも、
することができるのですね。

何事も、その先どうしたいのかをハッキリさせると、
そうなるために、やるべきこと(目標に到達するための過程)
が見えてくるような気がします。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ひふみ (秋ですねぇ)
2008-11-02 14:15:28
紅茶の美味しい季節になりましたね。
紅茶大好きと言いましても、
私はストレートティーのみで、
バリエーションとかを楽しむこともないので、
本当の紅茶好きなのかどうか・・・

夏でも冷たい紅茶は飲まなかったのですが、
今年の夏は、「午後の紅茶」から出た
『アジアンストレート』がお気に入りになりました。

今日は久し振りにのんびり出来た日曜日、ゆっくり紅茶を楽しみました
返信する
麻由子から (→ひふみさんへ)
2008-11-02 19:52:16
ひふみさん へ

紅茶そのものがお好きということは、
やはり紅茶好きでいらっしゃるのだと思います。
拝見している限り、ひふみさんは何事も本物志向かと。

『アジアンストレート』が、ひふみさんのお気に入りなのですね。
「午後の紅茶」、私は、どれも好きです。
ジンジャーレモン<はちみつ仕立て>も楽しみなんです。
でも、まだ、ご対面できていません。

ひふみさん。。きょうは、ゆっくりお休みできたようで、
よかったですね♪
昨日はエースの活躍などもあり、気分も壮快でしょう?
返信する

コメントを投稿