相当な旧車でない限り、エンジン冷却用ラジエータにはサブタンクが付帯して装備されている。何れにせよ現代車ではラジエータキャップの加圧弁により冷却水温の上昇と共に加圧力も上昇して水の沸騰温100℃を上回ることが可能となっている。
そこで、国産車の多くに使用される開放型ではラジエータキャップの開弁圧に達した冷却水はオーバーフローしてサブタンクに溜められる。そしてエンジン停止後に冷えると、冷却水が熱 . . . 本文を読む
報道の中には、今回の完成検査問題を不合理な古い法律をアップデートして来なかった日本の体質に問題があるのであって、完成検査を行うことに意味はないとすら思える論評がある。確かに製造プラントでは各工程において、機械的もしくは目視的な検査が行われている訳であって、そこで問題が発覚すれば、直ちに手直しもしくは該当車をラインから外し、特別の補修行程に移行することなどが日常的に行われているのは確かだろう。
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