私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

まったくマヌケだなぁ!

2017-01-16 | 事故と事件
 ナンバープレートから日本ではない様だが、まったくマヌケな体たらくだ。  何処の国のディーラーか知らんが、普通こいいう車両保管場所なら、車止めなりガードパイプやガードレールを設置するだろうが・・・。  海水か淡水か判らないが、室内への浸水はないにしても、後方のサイドシルやへたすりゃトランスミッションケースにダメージが及んでいる可能性がある。修理費は受託車保険で補えるにしても、これ見たオーナーは、車 . . . 本文を読む

MT&クラッチのこと

2017-01-15 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 MTのことで記したら、予想を超えてコメントを多くもらい、感心を持たれてる方も結構いるのだと再認識した。そこで、クラッチと合わせ補足してみたい。  コメントの中に、トラック系のMTで素早いシフトをしようとして入らないのは、回転系のマスがなせるとの意味あいが記されていたが正にその通りだ。例えば、3速から2速にシフトダウンする場合、クラッチを切って3速を抜き、2速のシンクロナイザーリングを介して2速 . . . 本文を読む

MTのこと

2017-01-15 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 最近は2ペダルのクルマが増加し、オートマ(AT)限定免許で乗る方も多く、3ペダルのマニュアルトランスミッション(MT)なんか乗ったことないという方も増えているだろう。それでも、MTに乗りたいと憧れ、あえてAT限定解除し、MTに乗るなんていう方も身近に知るのだ。しかし、MTが少なくなったこともあり、MTの動作原理を知らないドライバーどころか整備屋もいるから、ここではMTのことを中心に記してみたい。 . . . 本文を読む

トヨタの良点(わずか)と悪口多く

2017-01-14 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 トヨタは名実共に日本最大最強の企業だ。弱いものを批判するつもりは毛頭ないが、強者はある意味、些細な問題でも批判を受ける宿命にあると考えている。そんな訳で、前々から感じていたことを、いくつか記してみたい。 ①シンボルエンブレムについて  トヨタのトランク中央部に付くシンボルエンブレムであるが、1990年前後(初代セルシオ誕生の頃)から付き出した。これはどこかのデザイナーによる作品だろうが、なかな . . . 本文を読む

映画寸評/パーフェクトワールド

2017-01-14 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 この映画DVDは、つい先日 Book Off で何か面白い映画はないかと物色しているとき、主演クリント・イーストウッド、ケビン・コスナーを見て、内容も知らず安く買ったものだ。ストーリーは凡庸なもので、説明する気はない。  この映画は1993年製作だが、物語の舞台は1963年だ。ということで出て来るクルマは、50~60年代の米車、それも特別なスポーツカーでなく、米国ではありふれた一般的なクルマ達 . . . 本文を読む

外気温警告ブザーのことから

2017-01-13 | BMWミニ
 昨年記した記事の焼き直しによる一部改変再録である。輸入車では、かなり車格の低いクルマでも、外気温が3とか2℃になるとブザーが吹聴し警告するものが多くある。国産車では、外気温度計すらないクルマも、今でも結構見かけるし、ブザー警告までするクルマは経験したことがない。この警告吹聴は路面凍結へのアラートな訳だが、国情というかポリシーの違いを感じるところではある。  ところで、昨年1月の真夜中の長野で起 . . . 本文を読む

新型NSX評のそれぞれ

2017-01-11 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 「アナログだ!」の記事で、またまた最新デジタルクルマの記事を記してしまう。またまた中傷入れる方(奴)が居るかもしれないが、アナログクルマ大好き人間の評としてお許し戴きたい。  初代NSX、1990年の登場時、購入できないまでも、クルマ好きとして、大いなる感心と興奮を感じたものだ。ところが、今度の新型に、それはまったくない。というより、何故アメリカで開発し、アメリカで作るんだと云うのが第一の感想 . . . 本文を読む

エンジンルーム考

2017-01-10 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 エンジンルームを覆い隠すカバーのことだが、この現象は過去の意見でも述べているが、アナログ車ではメカニズムが露出しており、特にヘッドカバーなどの造形は、パワーと走りを予感させるが如く、メカニズムとして美しかった。そして、法令でも義務付けられた日常点検(運行前始業点検)も行い易いし、トラブルの予兆発見上も良ろしいことだったと思っている。それが、日本車が流行らせた世界的流行の中で、エンジンにカバーを被 . . . 本文を読む

カーコーティング価値への疑念

2017-01-10 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 アナログ旧車でも全塗装など施し、新車を超える塗膜品質に回復し、その塗膜品質を末永く維持しようと、カーコーティングを施工している方も多いだろう。そんなカーコーティングであるが、結論を述べると、その効能などに、どちらかというと懐疑的な意見を持っていることを期してみたいと思う。なお、カーコーティングの効能をすべてを嘘っぱちだと決めつける思いはなく、その効能を信じ多額の費用を掛けている方も多いだろう。ま . . . 本文を読む

M54エンジン・Fuel Trim エラー解消の件

2017-01-08 | 車両修理関連
 BMWの2000年初旬に搭載されたM54エンジンは、次々と開発される新世代への時代の流れの中、今や旧世代となったが、エンジン屋たるBMWらしいL6エンジンとして好ましく接している。このエンジンとの付き合いは、E46・320i、E85・Z4/25i、E46・325iツーリング2台と続いているのだ。恐らく、これらを通算した走行距離累計は10万キロを超えるだろう。  その間に致命的なエンジン内部の故 . . . 本文を読む

平板ガラス多用の理由は?

2017-01-08 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 表題は昨年の記事であるが、若干手直しして再掲載する。  最近のクルマにおいて、急傾斜フロントガラスが流行であるが、それと共にガラス自体が幾らかの曲面を持つとはいうものの平板化していることに気づかされる。これが、幾ら外板やランプ類をリ・デザインしても、アナログ旧車と比べ、何か物足りなく思わせているデザインの理由の一つにも感じられる。  例えば、50~60年代のアメ車など、フロントピラーが前傾して . . . 本文を読む

補修塗装面のキズ表出を考える

2017-01-06 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 写真はホンダコレクションで見た初代プレリュードだが、右ドアと同リヤフェンダーのキズが判るだろうか。まあ、いわゆる補修塗装がなされている訳だが、2枚目のスカシで見たとき、明らかに斜めの細かく平行なスジが見えるだろう。これは、結論的に断言すれば塗装の腕が悪いということになるのだろうが、もっと原因を突きつけてみると、どう考えるだろうか?  この理由が、明確に回答できたとすれば、その方は塗装屋さんレベ . . . 本文を読む

私の映画感

2017-01-06 | コラム
 コミックとCGに感心なく、リアルなホンモノ映画(それも60~90年代のアナログ感あるもの)のみ受け入れたい。しかし、本来としては、視覚から受けるものより、文章から受け取り頭の中で状景を展開させ得る、優秀な時代小説が嗜好なのだ。 映画寸評/どら平太を見て(2012/1/6記述)  簡単にあらすじを記せば、官民が癒着し悪の巣靴と化した城下に、一人の奉行が派遣され、痛快見事に悪を浄化するという西部劇 . . . 本文を読む

ダンパーの話(その2)

2017-01-06 | 車両修理関連
 先回の「ダンパーのウンチク」で書き切れなかったことについて補足したい。  かなり以前のことだから、現在は改修されてしまっているかもしれないが、東名高速上り大和トンネル(横浜町田IC近く)を通過した直後くらいに路面に緩やかな起伏がある。この走行車線を走行中、右斜め前方の追い越し車線を並走中の、たぶんキャデラックセビルだったと思うが、左後輪が緩やかに10cm位持ち上がる(縮む)が、ボデーはほとんど揺 . . . 本文を読む

伊豆・天城トンネルの記憶

2017-01-05 | 沼津そして伊豆周辺
 アナログ旧車と離れるが、100年以上前に作られ、今でもクルマが通れるトンネルを、1年近く前に通過した。その直後に記したブログ文(2つ)を再掲してみる。 ■100年前の旧天城トンネルのこと 2015-12-27 記述  今朝は下田へ向かう途上、ハイペースで飛ばして来て余裕もあり 、左へ切れ込んで旧天城トンネルを10年ぶりに通過してきた。途上の道は、昔より荒れており、深い轍が多く、左右へのハンドル . . . 本文を読む