東ヶ丘公園の除染が2月中旬から3月末の予定で行われていましたが、終了したようなので状況を確認しながら放射線量を測ってきました。
いつも使わせていただいていた芝生の広場は見事に土色に変わっていました。芝生を深刈りして山砂を被せたみたいですね。風の強い日は砂嵐になりそうです。
除染前の線量は芝生の上で約1.3μSv/hでしたが、約0.49μSv/hに下がっていました。土で覆うと効果があるみたいですね。
屋根のある東屋のベンチの上は約0.58μSv/hと低いですが、野ざらしのベンチでは約0.82μSv/hとやや高い数値を示しました。ベンチ等の除染は行われなかったのか、除染しても効果がないのでしょうかね。
子供たちが遊ぶ遊具やアスレチックがある広場は落ち葉が厚く積もっていたのですが、取り除かれてやはり山砂で覆っていました。しかし、山の中は除染をしてもあまり線量は下がらないみたいですね。1.0μSv/h以上を示しました。子供たちは安心して遊ぶことはできませんね。
鉄塔からの尾根部分もアスレチックで使用する部分のみ除染が行われていました。除染された部分の線量は約0.8μSv/hですが、少し離れた除染されない部分では1.1μSv/hを示していました。せっかく除染するんだからもう少し広範囲に除染すべきではないでしょうかね。
使用されない林の部分は除染が行われていませんでした。ここは芝生の広場から投げあげるコースに使用したところですが、落ち葉がそのままの状態でした。線量も1.3μSv/hとやはり高いですね。
芝生広場にある植え込みの中は除染がされておらず。手抜き工事状態でした。やはり植え込みの中は線量が高いですね。いずれの植え込みの中も1.0μSv/h以上を示しました。
いずれの数値も地面上で計測していますが、地上1mくらいの数値もほとんど変わらない数値を示しました。
多額の費用をかけて行われている除染ですが、もう少し完全な除染をするようにできないのでしょうか?東ヶ丘公園も除染されない山林部分が多いですから、雨水が山から流れ込んで来たり、強風で落ち葉や塵が山砂の上に降り積もってきたらまた除染前と同じ状態になってしまうことが考えられます。毎年除染を繰り返すんでしょうかね。疑問に思うことばかりです。
今月からまた東ヶ丘公園で活動を再開しようと思ってますが、山砂ですから強風や雨上がりは無理かもしれませんね。
今度の日曜日はNA-ZUカップで下郷町に行ってますので、22日(日曜日)午後から以前のように楽しみましょう!!