久し振りに土湯温泉に行ってきました。
土湯温泉と言うといつもお世話になっていたのは「展望の宿 観山荘」でしたが、2年前の大震災で建物が被災し改修費用が高額となることから、建物を改修して事業を継続するのを断念したそうです。観山荘は土湯温泉の高台にあるホテルで部屋や露天風呂から土湯温泉街が一望できてよかったんですけど残念ですね。せめて日帰り温泉の「樹泉」だけでも再開してくれるとうれしいんですけど。
今回は、土湯温泉の荒川沿いに建っている「くつろぎの宿 向瀧」。
向瀧さんも震災により建物が被災しましたが、改修が終了し昨年の11月1日から営業を再開しました。
建物はきれいにリフォームされていましたね。ロビーに入っていくときれいな花と「八重の桜」のポスターが迎えてくれます。「この時代、咲いてみようじゃないの。」凛々しい綾瀬はるかさんの表情がいいですね。今、会津を中心にNHK大河ドラマ「八重の桜」で盛り上がってます。
部屋に落ち着くと飲む前にやっぱり温泉に入らないとね。
男湯と女湯は上と下に分かれていて夜と朝で入れ替わるようです。夜の男湯は下側でした。階段を一階下に降りて行きます。
温泉は単純温泉。PH7.3だから中性に近い弱アルカリ性ですね。硫黄の臭いも少しします。でもちょっと温めでなかなか上がることができなかった。ぬるかったけど上がった後はポカポカでやっぱりあったまりますね。こちらの露店風呂は岩風呂でしたよ。上段と下段でお湯の温度が違うみたいです。ちょっと風が強すぎたので寒かったけど岩風呂温泉の雰囲気がいいですね。
食事は個室を希望したので気兼ねなくゆっくり食事することができました。山の幸から海の幸まで変化に富んでいておいしいですね。ビールを飲みすぎたせいか最後の釜飯は食べられなかった。でもおにぎりにしてくれたので夜食においしくいただきました。健康診断で体重が2kg減っていたのにもとに戻ったような気がする。
翌朝は早朝から温泉入浴。
風呂が変わって今度は上の階の風呂です。泉質は変わらず単純温泉です。神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え症、疲労回復、健康増進にいいみたいですね。今の俺には必要な温泉だな。
こちらの風呂は下側の風呂よりきれいですね。リフォームしてきれいになったんですかね。お湯も熱めで気持ちよかったですよ。
露店風呂は檜風呂になっています。一段高くなっているので景色を眺めながら入ることができますね。朝風呂はほんとに気持ちいいですよ。夜あれだけ飲んで食べたのに腹が減ってしまいました。
朝食はバイキングで和食から洋食までメニューが豊富で思わずたくさん取ってしまいますね。おいしかったけど食べるのに苦労しました。
向瀧さんに宿泊されている方は多かったです。従業員の方々の対応も素晴らしいものでした。わずかな時間ですが温泉とおいしい料理を堪能させていただきました。
久し振りの土湯温泉。よく新年会や忘年会で行ってましたが何年振りだろう。東日本大震災で被災された旅館やホテルが多く、原発事故による風評被害も重なって苦労したようですが、少しずつお客さんが戻ってきているように感じます。宿泊できる旅館やホテルが減って活気がないような気がしますが、いつか温泉街に以前の賑わいが戻ってほしいですね。