9月1日 秋宵や二番茶宰相辞任劇
9月2日 六三三孫3人の残暑かな
9月3日 伯国より来る祝電法師蝉
9月4日 草紅葉バブル引きずる社宅跡
9月5日 鈴虫の幼き声を寝(い)ねにけり
残暑厳しき中にも、9月の声を聞くと体は秋の感覚に変る。1日は、例年なら関東大震災・防災の日・2学期登校日の話題で終わるのに、宵闇進む8時過ぎ突如始まった「福田首相の辞任劇」に驚愕。小6.中3.高3の孫は新学準備に多忙中。手飼の鈴虫に癒される夜が続く。3日に76歳。ブラジルからも祝電が届く。あたかも、地の果てから到着した飛脚のように鳴きだす法師蝉だった。