9月6日 放たれて一際高き虫時雨
9月7日 かなかなと鈴も鳴きだす白露かな
9月8日 朝顔のまーるき色になりにけり
9月9日 祝言の足腰痛き敬老日
9月10日 二百二十日手抜き責めらる追落し
夏から秋へ行き交う季節。雲にも風にも秋色濃きこの頃である。籠の鈴虫を惜しみつつ庭に放つ。思いなしか昨夜のすだきが一段と高く聞こえた。早咲きの朝顔が身を結びだした。15日の「敬老の日」の当地区の式典は昨日だった。政界混乱の作近、代わる代わる小1時間続いたご挨拶に閉口した老人達。今日は二百二十日で囲碁の例会日。沖縄あたりに台風13号が現れた。