ジャガいもの一花に展びる北の丘
9月20日。。朝日新聞の朝刊に「福島・男性自殺。妻子と離れ、牛も処分」の記事が3面にあった。震災前に新築した堆肥小屋の壁に”原発さえなければと思います。残った農家は、原発に負けないで頑張ってください”のメッセージの写真があった。合掌
散歩道で花を付け始めたジャガ芋の花を見詰ていると、夏の早い北海道の丘に広がるジャが芋畑が開けて来た。
ジャガいもの一花に展びる北の丘
9月20日。。朝日新聞の朝刊に「福島・男性自殺。妻子と離れ、牛も処分」の記事が3面にあった。震災前に新築した堆肥小屋の壁に”原発さえなければと思います。残った農家は、原発に負けないで頑張ってください”のメッセージの写真があった。合掌
散歩道で花を付け始めたジャガ芋の花を見詰ていると、夏の早い北海道の丘に広がるジャが芋畑が開けて来た。
父の日のメールで交はす絆かな
6月19日。。日曜日の朝は、6:30からの「NHKの俳句」から始まる。終る頃には支度の出来ている朝食を済ませ30分後に散歩に出る。効果的なカロリー消化は食事の一息後ががいいらしい。帰路の暑さを考えて車で近くの菖蒲園に行き3Km程歩いてきた。今日は父の日。大地震の影響を受けて息子も娘も出勤日とかで形帯メールでの絆の交歓となった。
麦刈の4コマ漫画見る速さ
6月18日。ー。今日から明日にかけて東京ビッグサイトで「東京おもちゃショー」の一般公開がある。”日本最大の玩具の見本市”だから、、ショーを通して世界経済や暮らしぶりの変化が反映される。今年は100日目を越したばかりの「東日本大震災」をモチーフにした、電池無しエコー商品や癒しのペットや新ガンダムなどが期待される。この地に多い半農家は今梅雨間を見計らって麦刈の多忙な時期である。
梅雨なんぞ知らぬ存ぜぬ男児かな
6月17日。。昨夜からしきる雨に朝寝していたら、NHKテレビが「日本一暑い熊谷」の、街興しのアレコレを紹介していた。うっとうしいが、梅雨時に適した庭作業がある。零れダネから芽吹いた松葉牡丹やマリーゴールドなどを鉢に集めたり、門脇に移植したりすることだ。雨にもめげず百合や鬼灯も花をつけ蕾を膨らませている。外で遊びたい幼児の愚図りに新米の母親が音を上げるのもこの時期だ。
間欠の雨をリズムに七変化
6月16日。。定まらぬ晴雨と寒暖に体調維持が伴わず難儀の時期である。紫陽花も同じである。冷雨の時は色の変化が小さく、雨間で蒸し暑い時は一気呵成に濃色に変り行く。綱渡りの原発事故の収束作業が続いている中、全国知事の原発離れが進んでいる。
新しき町の線引き郭公鳴く
6月15日。。わが町に住み着いた郭公が2匹いる。夫々が縄張り内を、ひがな移動しているようだ。全国の市町村の合併が大方終ったが、進出企業の撤退や、商店街の態様変化にともない自冶会の大きさが気になる。100所帯もあり800所帯もある。大きいところは分割もあるが、分割の線引きが悩みの種になるだろ。ならば、2匹の郭公の縄張りを参考にするのも一興などと、馬鹿なことを言いつつ今日も聞き耳を立てている。
飲み水は現地調達皐月冨士
9月14日。。梅雨最中だった九州地方も快復して列島は晴れたり曇ったりの今日。雨との関係は分からないが、このところ、野菜・川魚・新茶・貯水池の放射線物質汚染の話題が絶えない。頂いた3箇所の新茶もその一つであるが、余生短い我が家では美味しく頂いている。飲料水も然り。それでも孫達が来ると冨士・谷川・アルプスなどの清水を併用する昨日今日である。
老舗(みせ)閉めて水仙翁が開きけり
6月13日。。知り合いが、寄る年波と健康維持を考えて、先祖代々の菓子老舗を閉めて小1年たった。ようやく心身が落ち着き、今までは気付かなかった庭の草花の様子を愛でるようになった。可憐な赤い花をだんだんに重ねている水仙翁(すいせんのう)もその一つらしい。梅雨入り前に小さい苗で植えた、グリーンカーテン用のゴーヤの育ちが悪るかったが、ようやく支柱に絡み始めて一安心。温かい梅雨に、庭のあちこちの紫陽花が開花し変化を展開している。今日は俳句とパソコンの勉強会だ。思考が衰え難聴が進みついてゆくのんが大変。試練の1日になりそうだ。
公園の出口いりぐち葵咲く
6月12日。。老人に親しみ深い公民館や公園に下期から使用料がかかる噂が流れている。現在は団体登録をして許可された場合は不要であったが、市の収入増の一環として1時間250円の使用料がかかるらしい。年間会費1000円で、健康維持に励む老人達は困り果てている。公園の出口入口には、その公園の顔がある。夏燕が通り抜ける傍らに咲き出した立ち葵がある公園もある。
黒南風や3ヶ月てふ遅速考
6月11日。。東日本大震災の3月11から3ヶ月目の今日。黒南風(くろはえ)が通り過ぎている。この間の復旧ぶりの速さ・遅さを世界中が追っている。官民それぞれの同床異夢の違いは大き過ぎる。政争に明け暮れの政官。被災地の復旧状態を映し出すテレビに被災者や国の将来を思いやる。