令和5年4月10日(月)
躑 躅 : 羊躑躅、蓮華躑躅
ツツジ科ツツジ属(シャクナゲは除く)の常緑、又は落葉低木
の総称。
山野に自生する種類は多い。園芸品種を加えると更に多くなる。
小枝を多く分岐し、枝・葉には細網がある。様々な色の大型の
合弁花を単立または散形花序に開く。
花の色は様々で、晩春から初夏にかけて白、紅、朱、紫などの
花が次々に開花する。その花の美しさは人々の目を楽しませる。
「羊躑躅」(もちつつじ)は、蓮華躑躅の漢名に由来する異称。
「ねばつつじ」とも呼ばれ、腺毛が在ってネバネバするという。
「八塩躑躅」は、幾度も染料に浸けて濃く、美しく染め上げた
ような花の色から付けられた名である。
このように色とりどりに様々な種類のある躑躅は、暮春を代表
する花といえようか、、、。
今日は新一年生達が、上級生らに加わり始めて町内の分団とし
て登校する姿が在った。
真新しいランドセル、少し緊張したピカピカの一年生である。
上級生に手を引かれる我が子、心配気なお母さん達が見送る。
大通りに出ると、花壇の躑躅が一斉に子供達を見送るようだ。
港の大通り、
東山植物園、
鶴舞公園、
今年は、何もかもが早く、、、例年ならゴールデンウイーク
の頃に満開となる躑躅は咲き盛り、大通りは華やかである。
今日の1句
真新しいランドセル行き躑躅燃ゆ ヤギ爺
どの道でも見かける様な親しみのある花で、
赤は燃えるように、ピンクは可憐に、白は清楚に、
楽しませてくれますね。
この植え込みがある道を、黄色いランドセルカバーに黄色い帽子で歩く集団を見るのは、
ほっこりします。
先日テレビで、街路樹としてツツジが多く選ばれる理由に、
クルマの排ガスなどの、空気の浄化の効果があると知りました。
ツツジに、偉いね、と声かけてあげたくなりました(笑)