遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

蚊遣り

2019-06-30 15:51:32 | 日記
令和元年6月30日(日)

蚊遣火 : 蚊遣、蚊取線香



蚊を追払うために焚く火。燻べる物としては
榧、楠等の木片、杉の葉、柑橘類の皮、蓬、
おが屑、除虫菊等が用いられる。
除虫菊を原料とした渦巻き型の蚊取線香が
一般に普及している。


現在では、電気蚊取やスプレー状の蚊取が
普及、外出時に身体に吹き付けるものや、
子供等に貼るタイプのものもある。

アースノーマット


ベープ24時間型

以前は、就寝時に蚊取線香を焚いていたが、
気管支が弱く、喉を傷めるので、最近は
スプレータイプに変えた。
日中、屋外で作業をする際(草取り等)は
渦巻きの蚊取線香を焚いている。

本格的な梅雨に入り、日中土砂降りの雨が
連日続く所為か、蚊が時折り部屋に、、、、
午後、昼寝をする際に「蚊遣り」が必要で、
家の出入り口にスプレーをして、、

小一時間、昼寝をしている、、、。

トランプ氏が北朝鮮の金正恩氏と、、、、
夢うつつの中、またまた気まぐれが、、、、
選挙、選挙と、騒がしく、、、、



今日の1句(俳人の名句)

蚊遣ひとすぢいつまでかあるこの平穏 
 
          : 榎本冬一郎



さくらんぼ

2019-06-29 15:20:20 | 日記
令和元年6月29日(土)

サクランボ : 桜桃の実


桜はバラ科の落葉高木で、木は成長が早く
15m以上にもなる。
一重の桜は大抵小さな実を付け、紫から黒
に近い紅色に熟して地に落ちる。
これを食べる事も出来るが、一般的に食用
となるのは、西洋実桜の実である。
直径2~2.5cm程の実が柄の先に赤く
熟し、甘く郷愁を誘う、、、、、。

山形県を筆頭に東北地方や信州に山地が多い。
最近ではアメリカから輸入される、暗黒色の
「ダーク・チェリー」が出回る様になった。
大粒であるが、糖度等の品質は日本産の物
「佐藤錦」「紅てまり」等が勝る。(私見)


今年も仙台在住のカミさんの友人から、
待ちに待った「サクランボ」が届いた。

カミさんが早速、お礼の電話をする。
「今年は、何時も注文する山地(山形)の
農家で、余り獲れなく、、、、糖度も例年
に比べ落ちる、、、」との事。
カミさん「とても甘く、美味しかったヨ」
確かに、カミさんが近所で買ってくる品と
比べ物にならない、、、、
次々と頬ばる、、、、

「子供達にも御裾分けせねば、、、、、」
「息子宅、娘宅、、三等分でいいか、、」
「家はいいから、子供達へ、、、」
カミさん渋渋、家の分を少し残し、、、
「明日、届けるワ、」と、電話する、、、。

ほんの少し、の、幸せである、、、、。


今日の1句

幸せは十粒ほどのサクランボ    ヤギ爺




梅雨寒

2019-06-28 16:41:57 | 日記
令和元年6月28日(金)

梅雨寒 : 梅雨冷、寒き梅雨



日本の南方に発生する梅雨前線に依って
降りみ降らずみの天候は地雨となって
長く続くうちに急に冷え込む事がある。
いわゆる「梅雨寒」である。家居に在っても
火が恋しがったり、膝掛けを用いたり、重ね
着をしたりする。
時期的には梅雨の時期の前半に多く、東北
地方では三陸岬辺りから冷たい北東の風
「やませ」が吹くと「梅雨寒」になる。

昨日(27日)、高知県室戸岬沖を進んで
いた、熱帯低気圧が、午後6時過ぎに台風
3号(気圧が998hPaに下がる)に変り
太平洋上を北上し、この地方(名古屋)へは
深夜(4時頃)に最接近したが、殆ど影響が
なかった。昨夜寝る前にベランダの養生を
して就寝、風雨に悩まされる事なく、、、
今朝(28日)外を見渡すも、何事もなし。


天気予報を見ると、これから毎日、雨天が
続き、梅雨本番の様である、、、。

G20大阪サミット(地域首脳会議)が
始まり、各国首脳が続々大阪へ、、、

大阪では大規模な交通規制が行われた。
空港、主要駅では厳戒態勢が敷かれ、
近隣の商店は臨時休業を止むなくされ、
大阪市は27、28日を私立の小中高と幼稚園
を臨時休校、休園を決定。(信じられない)
大阪のみならず、東京、名古屋等大都市の
空港、主要駅、コインロッカー等の規制、
様々な支障が出ている、、、。

G20って、本当に必要なの。。。?
膨大な人員(警護、保全等)費用、時間
を支払い、、、
トランプ氏の出現以来、彼の気儘な言動、
所作に振り回され、決議事項が殆ど否定され、
決められず、世界中が混乱している。
その最たる物が「地球温暖化対策離脱」
「イラン核合意否定」「米中貿易戦争」
自分の意にそぐわな得れば全部否定する。
世界中にトランプ氏に影響された「自分
ファースト」の国家元首が次々に出現、、。
金儲けのためならと、次から次へ戦争を
仕掛け、自らは参戦せずに嗾けている。

日本のゴマすり外交も余り効き目が無い
様で、、、。
G20も G7も何一つ決められない、、
こんな無駄使いは要らないのでは、?


今日の1句

梅雨寒し商店街の店仕舞ひ      ヤギ爺 

憂きことを思いあぐねし梅雨湿り    ヤギ爺



梅雨晴れ間

2019-06-27 14:01:52 | 日記
令和元年6月27日(木)

梅雨晴 : 梅雨晴間、五月晴


梅雨の合間に少し(半日、1日、数時間)の時
晴れることをいう。
亦、梅雨が明けて何日か晴天が続くことを
「梅雨晴」ということもある。

暗い梅雨が何日も降り続いた或る日、ふと
晴れ間を見る。 
その空の青さにホッと振り向く、、、、
又、久しぶりの晴天に溜まった洗濯物や、
布団などを干す、、、、。
雨具の傘や長靴なども並べられ、、、




窓を開け、澱んだ空気を入れ替えて、
ホッと、一息をつく、、、、、、

久しぶりに散歩に出かけ、ベランダを眺めると、
何処のお宅にも、取り取りに色々な物が干され
ている。

何処も普通の、何となく幸せな気分である。


今日の1句

梅雨晴間朝日とらへし潦      ヤギ爺



※ 潦 : にわたずみ、水たまり
      雨が降り地上に水が溜まる事
  語源は「俄か水」或いは「庭立水」
  俄かに「たず」は夕立の「立ち」で、「み」
  は「水」の意味とする説がある。 
  平安時代には「庭只海」と理解されていた
  様で、水溜まりから更に雨水が流れだし、
  辺り一面が水浸しになっていく庭の様子
  を言い表したとの記述ある。




蜘 蛛

2019-06-26 15:49:33 | 日記
令和元年6月26日(水)

蜘蛛 : 蜘蛛の巣、蜘蛛囲


クモ目の節足動物の総称
種類が多く日本には1000種類以上に及ぶ
その形、色は様々で、黄金蜘蛛、女郎蜘蛛、
鬼蜘蛛、戸立蜘蛛、地中に棲む土蜘蛛、草の中
に棲む草蜘蛛、水中に棲む水蜘蛛などがある。


巣の形も様々だが、夕暮れになると尻から糸を
出し、木と木の間等に円形状の巣(網)を張る
のをよく見かける。この巣を「蜘蛛囲」という。
この巣に引っかかる獲物(虫)を捕食する。


初夏の頃、孕んで卵嚢の膨れた蜘蛛を見るが
これを「蜘蛛の太鼓」という。
その袋を破り、無数の蜘蛛の子が飛び出す様を
「蜘蛛の子を散らす」という言葉通りとなる。

蜘蛛は「籠る」ことを語源とし、じっと虫の
かかるのを潜み待ち、天井から糸を伸ばして
するする降りてくる蜘蛛は、精悍で不気味で
ある。
これらの「隠見」「生態」「形状」等の奇怪
さから恐れられ、土蜘蛛伝説、怪談や民話が
数多く存在する。


蜘蛛そのものは決して愛らしいものではない
が、水玉を一杯散りばめて光輝く蜘蛛の囲い
はとても美しい、、、。

芥川龍之介の短編小説「蜘蛛の糸」は誰もが
一度は読んでをり、映画に流用されている。


亦、アメリカの「スパイダーマン」の様に
ヒーロー化し、人気の映画となり、次々に
シリーズ映画が世界中でヒットしている。


今日の1句


はたはたと羽音哀しき蜘蛛囲    ヤギ爺