遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ポインセチア

2020-11-30 15:39:22 | 日記

令和2年11月30日(月)

ポインセチア : 猩々木

中米原産のトウダイグサ科の常緑低木

暑い国では高さが2~3mにもなる。

葉は互生し、枝先は間がつまり輪生状になる

観賞用に鉢植えで育てることが多い。

東山動物園で、

 

初冬の頃、葉の苞葉が鮮紅色に変り美しく,恰も花弁

のように見える。わが国ではクリスマス用の装飾花と

して普及していった。実際の花は茎の先端に咲く壺状

をした、黄緑色の細かな目立たぬ花をつける。

ポインセチアの花

 

昨日の中日新聞朝刊コラム「中日春秋」にポインセチア

についての逸話が在ったので紹介したい。

中日春秋

【メキシコにペピタという貧しい少女が居たそうだ。

クリスマスイヴの夜、イエス様のお誕生日を祝うため

何か贈り物をと考えたがあげられる物がない。贈り物

を買うお金もない。泣いているペピタを従弟のペド

が慰めた。「どんなささやかな物でも心がこもってい

れば、贈り物を貰った人はきっと嬉しいはずさ」。

ペドロの言葉に励まされ少女は道端の草を摘みブーケを

拵えた。心をこめて作った。恥ずかしさを堪えて教会

に持って行くと、信じられない事が起きた。ブーケの

草が美しい花に変わった。見た事もない真っ赤な植物

に。 原産国のメキシコに伝わるポインセチアの物語

だそうだ。

クリスマスを彩るポインセチアの出荷が今、最盛期を

迎えている。 深く優しい赤の色。 寒い季節に心を

温め、落ち着かせてくれる様だ。残念ながらコロナの

影響などで、今年の出荷数はあまり期待出来ないと

聞く。ポインセチアの和名は「少女」ではなく「猩々」

に関係がある。酔って真っ赤になった顔の色に準えて

「猩々木」という。

芳しくないという出荷を少々助けられたら、この猩々

単なる酔っ払いの妙な動物ではなく、赤い色の効力に

依って、疱瘡等の病気から子供を守ってくれると信じ

られていた。(猩々:しょうじょうは架空の生き物)

有難い名を頼って、一鉢欲しくなるコロナの冬である】

(中日新聞朝刊コラム「中日春秋」より引用した)

ポインセチア 赤

ポインセチア、白

 

今日の1句

娘来るポインセチアの鉢提げて    ヤギ爺


いい肉の日

2020-11-29 15:35:02 | 日記

令和2年11月29日(日)

いい肉の日

今日11月29日は、語呂合わせで「イイニクのひ」

全国有数の食用牛の産地、宮城県の「より良き宮崎牛

づくり対策協議会」が制定。

その趣旨は、味と品質の良さで知られる「宮崎牛」を

アピールするのを目的としたとのこと。

宮崎県の食肉関係者が集まり「より良き宮崎牛作りの

推進と消費の拡大を促進し、経営の健全な発展を図る」

目的で、1986年(昭和61年)4月に制定した。

この記念日の制定は「日本記念協会」により認定の上

登録された。

また、2月9日と毎月29日は、語呂合わせで肉の日

として、都道府県食肉消費者対策協議会が制定した。

 

今朝、カミさんに「今日は、肉の日だそうだ、、」

早速、カミさんが昼前に戻り「肉を買って来た、今晩

はすき焼きにします、、」

我家では最近、肉より魚が多くなった

偶の肉料理といえば、肉じゃが、豚のしょうが焼、

八宝菜、三食丼にハンバーグ位か、、、、、

ステーキなどはとうに忘れ(胃にもたれそうで、、)

子供達くれば、まず焼肉となるのだが、、、、、

殆どは魚料理、、魚は飽きる事はない、、、、

(歯が弱くなったのと、肉は胃にもたれる先入観が)

ともあれ、今日は久しぶりのすき焼きか、、、

そう言えば、子供の頃のご馳走といえば「すき焼き」

であった、、私等は「すき焼きのご馳走世代」だ!

 

今日の1句

すき焼きのご馳走世代肉を喰ふ    ヤギ爺


雪 吊

2020-11-28 16:14:36 | 日記

令和2年11月28日(土)

白鳥庭園の雪吊

庭木等の枝が積雪の重みで折れるのを防ぐため、

縄や針金などを太い梢や添木から、枝に引っ張り

吊り上げる。

深々と降りしきる金沢の兼六園雪吊等は雪国の

風情がある。

名古屋では積雪は余りないが、市の中心部に在る

白鳥庭園では毎年11月の中旬頃になると、雪吊

が行われる。 

今年は11月11日に「雪吊の投式」が行われ、

その日から雪吊作業が始まった。

幹に添って一本の支柱を立て、縄を八方に張り巡

らせて枝を吊り、重みに耐えられるようにする。

この雪吊作業は、一般公開されている。

白鳥庭園の北門(黒門)を入ると直ぐ、池を渡す

「楠橋」「豊臣橋」が在る。この橋で「上の池」

と「中の池」に分断する。そこを渡ると中洲が在

り、それを千本松原に見立ててその上方には

木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川が配置されて

居る。名古屋市の北部を流れる木曽三川とその

治水工事を行って出来た千本松原を模した物。

この池の畔に松林が点在して居り、「雪吊」は

白鳥公園の冬の名物である。

残念ながら、この地方では積雪は余り見られな

いが、池の端にある茶房「汐入亭」や茶室の

「清羽亭」からの眺めは素晴らしい、、、、

清羽亭より、

 

「汐入亭」では喫茶、軽食が提供され、抹茶

を頂きながら、池の向こう側の雪吊を眺める

如何でしょうか、、、

又、「清羽亭」では春に茶会が催され、素人

の我々が自由に参加できる茶会もある。

 

今日の1句

雪吊の幾何学模様空の青    ヤギ爺


旬を戴く

2020-11-27 16:30:08 | 日記

令和2年11月27日(金)

旬を戴く、林檎が届いた

昨日、カミさんの友人から林檎が届いた。

この方からの林檎の贈り物は、10年以上になる。

10年程前にこのご夫婦と、私達とで長野方面へ

旅行に出かけた帰路、林檎農家へ立ち寄り、自分の

手で捥いだ林檎を丸かじり、その旨かったこと、、

土産に直送して貰ったが、、、彼らはそれから毎年

その農園から産地直送してくれる様になった。

早速、林檎を、、、今では丸齧りは出来ず小さく

カットして貰う。甘酸っぱく、瑞々しい、、、

(あの頃の丸かじりが懐かしく思い出される)

 

今年も、友人、知人等から様々な「旬の果物」を

送っていただいた。

7月のサクランボから始まり、ブトウ、梨、栗、

柿、それに今回の林檎、、、、、

毎年旬の味を満喫出来るのは友人等のお陰。

然しながらその殆どは、カミさんの友人が多い。

女の人は、色々なご縁を大切にし、都度の機会

にお付き合いをするようで、家族の冠婚葬祭に

まで立ち入る様である(これはカミさんの場合)

そしてその付き合いは長い様である。

私の友人(言えるかどうか)といえば、年に数度

機会が在れば会い、酒を飲みかわす。相手の家族

に迄は深入りせず、物を送り、送られる事は滅多

にない。 後は年賀状での挨拶位であるが、、、

数年前、私の従妹(母の姉の娘さん、静岡在住)

が、掛川市から静岡市へ転居された。

静岡の息子さんが高齢者の一人住いを心配され、

引取られた様だ。

それ迄毎年のように、5月になると新茶を、盆

前にはメロンを戴いた、、、

今では年賀状くらいで、、お元気だろうか、、、

 

旬の果物等を戴くと、様々な事を思い出す、、、

孫がやって来た。

林檎を丸かじり、羨ましい、、、、

 

今日の1句

十五歳背高のっぽりんご食む   ヤギ爺


鯛焼き

2020-11-26 16:16:56 | 日記

令和2年11月26日(木)

鯛焼き : 鯛焼屋

鯛の姿をした鉄型に、水に溶いた小麦粉を入れ

餡を挟んで焼いた菓子

従来の鯛焼き器は、一匹ずつに具料をいれて焼き

回転させて焼く物であった。現在もこれに拘る店

も在る(コンガリ、パリッと焼けるとの事)

現在では複数の型を施した鉄板に具材を流し込み

焼く方法が主流の様である。

その歴史は、明治時代の末期(明治39年頃)と

言われている。

その発祥の店は、三重県津市に在った「日の出屋」、

今でも現存する東京麻布十番の「浪花家」が発祥

の店と言われている。

浪花家(東京麻布十番)

 

昔から、鯛焼きの餡は小豆餡とされて来たが、今

では、クリーム、カスタードクリーム、キャラメル

チョコレート等と種類は豊富。

最近、具に野菜や肉類、ハム、チーズ等を加えた

サンドウイッチ風の物が出回り、若者達に人気が

ある様だ。

又、海外にも鯛焼き屋がアメリカ等に出店し、人気

があるとの事。

 

昨日、娘が立ち寄り私達の冬着を届けてくれた。

手土産に「鯛焼き」を持参した。

サザエ(ララポート港店)

 

一昨年、港に「ララポート」がオープンし、鯛焼き

で人気の「サザエ」の出店に立ち寄り「鯛焼き」を

買って来た。全国的にも名の知れた品だそうだ。

十勝産の小豆が自慢の店で、、、名古屋店には無い

のだが「おはぎ」が殊に有名で、俳優の渡哲也さん

が生前、撮影等の折りにこの店の「おはぎ」を調達

差し入れたとの逸話が残る、、、、

サザエ自慢のおはぎ

 

早速、娘が持参した鯛焼きを食べる。

薄皮でパリッとし、餡は程好い甘さで尻尾の先迄

ビッシリ、とても美味しい、又食べてみたい。

 

今日の1句

お持たせの鯛焼き旨しあたたかし   ヤギ爺