遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

薔薇の花

2018-05-30 09:17:08 | 日記
平成30年5月30日(水)

薔薇の花


バラ科バラ属の低木、野生種は世界に約200種
幹は叢生、蔓性、中間が在る。古代は中国や
中近東でその香りが愛される。
現在の栽培の中心はヨーロッパ、東西アジアの
原産種を交配した物が多い。
種類が多く冬薔薇もあるが、初夏が最盛期。

カミさんと映画「妻よ薔薇のように」を見に行く。
映画館は荒子川公園近くの「ベイシテイ港」、
モールに隣接す複合の施設。
ここの体操教室に通うカミサンを待つ間、
公園を散策する事に、、、。




ラベンダー、卯の花、ハナミズキ等々が咲く中、、
小さなバラ園を見つける。
色とりどりの薔薇の花が咲き盛り、周りには
甘い香りが漂って居りました。




今年は季節が早く廻って、、、紫陽花の花も
其処ここに色ついています。

今日の映画「妻よ薔薇のように」を思い出し、
そこそこに映画館への道を急ぎます、、、。


今日の1句

薔薇の香を残し急かせる小径かな   ヤギ爺

スイカズラ

2018-05-29 15:38:21 | 日記
平成30年5月29日(火)

忍冬の花 : すいかずらのはな、忍冬



先だって岐阜を訪れた際、白い小さな花を見つけ
名前も判らず、カメラに納め帰りました。
改めて花図鑑で調べてみると、、「スイカズラ」
とありました。

忍冬の花(すいかずら)

スイカズラ科の半落葉の蔓性木本。葉を内側に
巻いて冬を越す。
初夏、葉腋(ようえき)に細い筒状の合弁花を
開く。 花は始め白色をしており、後に黄色に
変わる。 それ故 金銀花とも云われる。
一つの枝に白い花と黄色い花が同居することも。

スイカズラは「吸い葛」ともいう。
昔は、花を口にくわえて甘い蜜を吸う事も在った。
又、砂糖の無い時代には砂糖の代わりに用いられ
ることもあった様です。
スイカズラは英名でHoneysuckle, 西洋でも
スイカズラを口にくわえて密を吸った様です。


幼い頃、この花だったか判りませんが、、、
ガキ大将等について歩き 、野原で花の蜜を
吸った様な、、、、、そんな記憶が蘇りました。


今日の1句

童女らの忍冬の花くはへをり    ヤギ爺


※ 忍冬 : にんどう、スイカズラの漢名

そらまめ

2018-05-28 10:13:53 | 日記
平成30年5月28日(月)

そら豆 ; 蚕豆、空豆、はじき豆


マメ科の一、二年生蔓草 地中海西南アジア原産
(アルジェリア、イスラエル、カスピ海南岸)
日本へは8世紀に渡来。
花期は3~4月 直径3、4Cmの薄紫の花弁に
黒斑紋のある白い花が咲く。
5月頃 長さ10~30Cmのサヤに3、4個の
種(実)を付ける。
そらまめの由来は、豆果(サヤ)が空に向かって
付くため空豆、亦 蚕(カイコ)を飼う初夏の
頃に食べ、そのサヤが蚕に似ていることから蚕豆
という。


岐阜県に在る道の駅で、サヤの大きな(20cm)
そら豆を見つけ、買って帰りました。
早速、夕飯に炊き込みご飯をいただきます、、、。
電気釜の蓋をアケると旬の香りが漂い、飯茶碗と
ご飯の白さに 鮮やかな緑色が艶やかに耀き、
宝石のエメラルドの様です。



俳人 久保田万太郎さんの句に

たけのこ煮、そらまめうでて、さてここで

という名句が在ります。





今TVで人気の「俳人夏井いつき」さんの著書
「365日 季語手帳」の中で解説されている。
「万太郎という人は、さぞや食いしん坊の呑み助
だったのだろう。
酒のつまみをあれこれ悩んでは俳句をひねる楽し
み。さてそこで?冷酒を一杯きゅっと、
に決まってる」

私も、チョット真似をして、
今夜は、たけのこの煮ものとそら豆の茹でたので
冷えたビールをグッと一杯、、、、


ヤギ爺の駄句

炊き込みのそら豆ひかる飯茶碗


運動会

2018-05-27 15:59:56 | 日記
平成30年5月27日(日)

小学校の運動会


5月26日(土)、小学校の運動会が在りました。
校門を潜ると、運動会の準備はほぼ整い、、、
生徒らが銘々に自分の椅子をグランドへ運んで
居ます。
1年生の子等も懸命に椅子を運んで居り、、、、
6年生が寄添い、一緒に運んでいます。
1年生にとり、入学して未だ2か月足らず、
慣れぬ子に上級生が寄添う、、何とも微笑ましい
情景です。

9時、教頭先生の開会宣言が在り、国旗、校旗の
掲揚、優勝旗返還、児童の誓いの言葉と続き、、
校長先生のお話し、PTA会長の挨拶、、
その間、子供等は雑談もなくとても礼儀正しい。

生徒、父兄全員参加の準備体操で競技開始です。
4年生の短距離走、2年生のデカパンリレー、


ここで4,5年生の親子で縄跳び競技に会場から
若いお父さん等が飛入り、娘と縄跳びをします
何だかとても照れ臭そう、でも嬉しそう、、。

3年生の短距離走、1年生の玉入れ、6年生の
短距離走、5年生の棒引きと競技が続きます。


デカパンリレーは大きな一つのパンツを二人で
履き、走り次の子等にリレーする 。焦るため
片方に二人の子が入り、足がモツレて転倒、、
会場を大いに沸かせ、、、、、



新一年生の玉入れは先ず、腰をフリフリダンス
そして玉入れ、、腰フリダンス、、、玉入れを
切り返します。子供達の可愛さに笑いと拍手、、


短距離走は例年接戦、今年は各学年共に白組の
圧勝です。


棒引きは、中央に8本の棒を置き東西の紅白
の陣地へ早く多く棒を獲得したチームの勝ち、
引き取った子等は他の応援をする。
まるで戦の様で、迫力ある競技、、。


11時30分、6年生の「ソーラン節」の踊
りは迫力が在り、大声援の中終了、、、

昼食タイム(≒40分)


午後の部は紅白の応援合戦で始まり、、、
5年生の短距離走、3年生の綱引き、高学年
の学級対抗リレー、4年生の大玉競技、
低学年(1,2,3年)の親子ふれあい演技
ジェンカを踊ろう。お父さん」と女の子が
手を繋ぎ、、、、、、


フィナーレは6年生の「騎馬戦」
転倒して怪我をしない様に父兄(男性)が
周りに待機して補助をして居りました。

例年各競技は接戦となる所、今年はなぜか
白組の圧勝となりました。
然しながら、終了後に相手の健闘を称え合い
お互いにエールの交換、、、、。
周りの大人達からも惜しみない拍手が鳴り
止まず、、、、、、。
小学校の運動会は何度見てもイイ、、、
本当に癒されます。

先日来、アメフトの不祥事に未だマスコミ
を賑わせていますが、
大人達もこんな頃(小学生)には皆素直で
勝っても負けても後には互いの健闘を称え
そんな清い心が在った様に思います。

よくよく考えれば、周りの(私も)大人達
が私利私欲に振り回され、好からぬ道へ
導いている様な気がしてならない。
今、学校で道徳の授業を教える様になり
ました。
先ずは、政治家や偉い先生方が襟を正し
(嘘をつかない)見本を示さないと、、
誰もが皆、先生方の真似をします。


今日の1句

五月晴れ運動会の母の声    ヤギ爺

泰山木の花

2018-05-26 16:35:19 | 日記
平成30年5月26日(土)

泰山木の花


モクレン科の常緑高木、6月初旬に直径15Cm
位の白い大輪の香り高い花を空に向け咲く。
葉は長さ12~15Cmの長楕円形で艶がある。
庭木、街路樹として植えられ、宝珠形の蕾は、
茶花として用いられる。


先ず、匂いから開花に気づく。見上げる様な
大樹に真っ白な大きな花から放つ香は素晴らしく
花や葉っぱの形からは東洋的に見え、、、
とても北米原産とは思えない。
日本へは明治の初め渡来したと在る。


今日(26日)は小学校の運動会です。
朝、早めに出掛けると一軒の大きなお屋敷から
仄かな甘い香り? が漂っています、、、、
庭に大きな泰山木が見え、思わず立ち止まって
じっと見上げていると、枝葉の隙間から大きな
白い花が覗いていました。


とても良い気分となり、暫く眺めてから慌てて
小学校へ急ぎます、、、。

次回は、運動会について、、、、


今日の1句(俳人の名句)

泰山木一花を朝の日に捧ぐ    加倉井 秋を