遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

何もせで年の暮れ

2015-12-31 15:38:59 | 日記
平成27年12月31日(木)

アッと言う間に大晦日です


通りに、火の用心の幟旗が、、

鏡 餅


締め飾り

毎年同じ事を繰り返す、、、。
年を重ねる毎に、本当に1年がアッと言う間に過ぎて行く。
それでも、あそこが痛いここが痛いと言いつつも、夫婦二人
狭い家の中をそれなりに大掃除をしたり、取り換えたりと、
何となく、綺麗になった様な気分で家中を見まわし、、、
本日は、ゆっくりと、、、テレビの番でもしようと、、
カミサンは「あれが足りない、これが足りない」とイソイソ
買い物へ、、、、。

柳橋中央市場

テレビでも、同じように慌ただしく帰省者の渋滞情報や、
デパート、市場等の混雑の中、家族総出で買い物をする
ニュースを流しています、、、。
まるで中国の人達の爆買いの光景を見る様です。

柳橋市場の報道(中日新聞)


瀬戸卸売市場の報道(中日新聞)


熱田神宮へ奉納の大鏡餅(中日新聞)

早々に、昼食時に家族でお蕎麦屋さんで年越し蕎麦を食べる
状況と、それに対応するお蕎麦屋さんの忙しさ、、、。

どのニュースを見ても、やっぱり今日は大晦日ですネ、、

俳人の1句

行く年や芥流るるさくら川     蕪 村

年惜む心うれひに変わりけり    虚 子

かがなへて幾日残らぬ年惜む    風 生



年越し蕎麦 


大晦日に、蕎麦を食べる、、、
年を越して新しい年に移る、、大晦日から元旦迄の時間と
その間に行われる風習の一つで年越し蕎麦を食べる。
何故、どんな言われが有るのでしょうか、、、。

①最も多く言われるのは、細長く伸びた蕎麦切りに合わせ
 延命、長寿を願う説。
②逆に蕎麦は切れやすいもの、その年に起こった諸諸の災い
 苦労をきれいに切捨て、さっぱりとした気持ちで新年を迎え
 様と年越し蕎麦を食べるという説。
③その昔、関東三長者の一人「増渕民部」は毎年大晦日に無病
 息災を願い一族郎党に蕎麦かきを食べさせ、これが一般にも
 広がったという説。
④蒔絵師が飛び散った金粉を集めるのに、煉った蕎麦粉を使った
 事から、金運を呼び寄せる縁起を担いだと言う説。
⑤蕎麦は倒れても直ぐ置き上がる性質を引き合いにした説。

(浪川寛治 著 「俳諧 蕎麦ばなし」より)

諸説紛々ですが、貴方はどの説を信じますか ?

そじ坊の天ぷら蕎麦

俳人の1句

行く年を我未だ蕎麦を食ひ了へず     鳴 雪

玉の緒よ年越蕎麦の長かれど       鳴 雪


アッと言う間の1年でした。
私(ヤギ爺)も、ブログを再開して、早や半年、、、。
乱文、乱筆に拙句の中、お付合い下さり感謝です、、。
来年こそは、もっと上手い文、句と、、、、。
然しながら、持って生れたこの天性、治る筈も無く、、
相も変らぬ文章なれど、平にご容赦を願い、、
性懲りも無くお付合い下されば、幸いです、、。

有難う御座いました。

平成27年12月31日17時      ヤギ爺



冬の花火

2015-12-25 15:00:33 | 日記
平成27年12月25日(金)

クリスマス・イブ


昨日(12月24日)のクリスマス・イヴ、一宮の娘が
子供達とやって来ました。
23日から冬休みとなり、早々にプレゼントを、、。
子供達も成長し(小学校6年男児、4年女児)
プレゼントも、本とゲームです。



持ち帰りのケーキ

外で昼食をし、ケーキ等を買って帰り、、、。
3時頃にはケーキを食べると直ぐに一宮へ、、。
夜には予定が有るとか、何とか、、、
成長するのはとても嬉しい事ですが、少し淋しい、、





派手なイルミネーションでも、通りは静か、、
夕食後、港の大通りに出て見ると、イルミネーションが
年々派手になって、、、、、不夜城の如く。







イヴの夜なのに、通りは華やかでも街全体はとても静か
です。
皆さん家路を急ぎ、家庭でのクリスマスをされる方が
多くなった様です。

昨年迄、24日の夜は「スターライトレビュー」と題して
名古屋港で冬の花火大会が開催されていましたが、
今年は、「ドラマチックハナビ」と題して、音楽と花火
を融合した新感覚の催しをガーデン埠頭で実施の様です。
ふれあい広場より南側、ポートビルを含むエリアを遮断し
塀で囲い、入場料(個人3,000円、ペア5,000円)が必要。
開催時間は19:00 ~ 19:45迄とありました。






私は家(マンション)に帰り、10階のベランダからの
無料観覧です。
残念ながら、音楽や仕掛け花火等は見られませんが、
それでも、夜空に高く上がる冬の花火は空気が乾燥し
空が澄んで居り、とても綺麗でした、、、。

今日の1句

電飾の増え不夜城となる聖夜かな    ヤギ爺

男らの家路を急ぐクリスマス      ヤギ爺

君こずば聖夜の花火独り占め      ヤギ爺




冬至の日

2015-12-22 15:10:26 | 映画
平成27年12月22日(火)

柚子湯に入り、冬至南瓜を食べよう

枝付きの柚子

今日(12月22日)は、冬至(二十四節気の一つ)です。
太陽が「冬至点」(太陽の黄径が270度に達する。正午
の太陽の高度が最も低い位置)を通過するとき。
北半球では夜が最も長く、昼が最も短かくなる日。
実際に、寒気はこの頃から厳しくなる。




この日は、粥、南瓜、蒟蒻等を食べる習慣がある。
また、香り高い柚子の実を丸ごと、あるいは輪切りに
してお風呂に浮かべ入浴すると、ひび、あかぎれに効き
風邪などを防ぐと言われる。

柚子を丸ごと


柚子湯に、、、

我家では、先日南瓜と柚子を知人から頂き、準備万端の
様です、、、。

又、今日はこの地域(名古屋)では小中学校では一斉に
2学期の終業式でした。
孫達の学校では、この日も学校給食が有り、食後に集団で
一斉下校を実施したようです。

二学期が終了し、一斉下校の子供達

娘は「また明日から、2週間大変だわ、、、」

今日の1句

柚子湯出で子等一様に匂ひ立つ    ヤギ爺

二人して冬至南瓜のスープかな    ヤギ爺

町内の餅つき

2015-12-19 09:59:04 | 日記
平成27年12月19日(土)

恒例、町内餅つき会


毎年12月中旬、町内恒例となりました「餅搗き大会」
が、12月13日(土)に催されました。





午前8時、町内各所から町内の役員を始め、沢山の方々
の参加に依り、餅つきの準備が始まりました。
天候(雨)の心配から早目の準備です。
テント(2基)の設営に取り掛かり、4方向をしっかり
ロープで固定をする。
次に、テーブル、椅子等の備品の配置を行う。
他方では、鍋、釜、蒸籠等の炊き出しの準備がなされます。
石臼、杵、伸し餅用の板等、餅つき用品の準備、、、。
皆さんとてもテキパキと行い、アット言う間の小1時間、
準備万端です、、、。


予定より早く、9時30分頃から餅つきが始まりました。
「ソーレ」「ヨイショ」等のかけ声と伴に搗き手を交代
しながら凡そ10分、瞬く間に最初の1臼が搗き上がりです。


待ち兼ねた様に、、、早速町内の女衆が「餡コロ餅」、
「黄粉餅」「納豆餅」「善哉」「おろし餅」「磯辺巻き」
等が出来上がって行きます。

女衆が餡コロ餅、善哉などを、、、


伸し餅を作る、、

子供達が来る前に、餅つきの前準備をした大人達が頂きました。
「美味しい」の連発。


公園前の御宅の庭先では、直径70、80cmは有ろうかとの
大鍋で「豚汁」が用意され、とても良い匂いが漂い、、、
私(ヤギ爺)も早速頂きました。
「とっても美味しいです」、、、



休む間もなく蒸篭から餅米が次々と蒸されて、、、、、。

蒸篭で餅米を蒸す

搗き手、返し手も交代しながら餅が搗き上っていきます。
当初は、搗き手も少なく、特に返し手は腰の痛みを我慢し
ながら孤軍奮闘されて居りました。
私も初めて餅つきをし、2臼程を搗きましたが、見るのと
遣るのとは大違い、非力を感じ、寄る年波を実感です。



11時頃、子供達に続き、町内の方々も大勢見えて、一斉に
餅を頬張って居ました、、、。
「とっても美味しい」 満面の笑みとても幸せな気分です。

次々と餅搗きが行われ、搗き手が交代して行く中、女性や
子供達も加わり、、、小さな子供達には大人が介助しながら
餅を搗く、微笑ましい光景です、、、。
皆さん素晴らしい笑顔です、、、、。




最近の高齢化社会で、「独り居のお年寄り」が多くなる中
子供達と接する機会も少ない様です。
今回の催しで、久し振りに子供達の笑顔に接し、とても
癒され、楽しく過ごせました。


この機会をされた町内役員の方々、参加された町内の皆さん
本当に御苦労さまでした、、。   有難う、、、。

今日の1句

餅米を洗ふ媼の手の赤く      ヤギ爺

餅搗きて意気上がりをる翁かな   ヤギ爺



白鳥庭園 3

2015-12-16 18:45:07 | 日記
平成27年12月16日(水)

白鳥庭園の雪吊

白鳥庭園の雪吊

12月11日(金)午後、白鳥庭園の汐入亭で昼食を取った後
腹ごなしのつもりで、園内をゆっくり散策する、、、。
汐入亭の前の橋を渡ると池の向う側に、雪吊が見えます。


昼前に歌声サロンを催した茶亭の横当辺りから、10数本


黒松の枝を雪から守るためと有りますが、実際は名古屋
地方では余りゆきを被った雪吊を目にする事は余り無く、
それでも、その幾何学的な縄のラインがとても美しいと
思います。


池の廻りを廻って色んな角度から眺めても素晴らしい
景観です。


真っ赤に燃える紅葉と雪吊、、、水面に映る雪吊、

雪吊の下に満天星の真っ赤な生垣、、、、


雪吊の真下から空を眺めてみると、大きな番傘の骨だけ
を透かして天を、、、、、

大小の雪吊はまるで大きな家族の集団が闊歩する様に、

今シーズンは是非一度、、この辺りだけに大雪が積もり
是非、雪景色を見てみたい、、、、。
そんな空想をしながら、、、散策して居りました。



また、園内では到る所に、和紙をつかった燈籠を配し、
これは、どうやらコンテストを兼ねて居る様で、、


これは、ふわふわ羊と、名前が有りました


近郊の芸術家たちの作品が並んでいました。
夜間はこれらが照明となり、雪吊も幻想的な風景と
なるそうです。17時ころから、灯が入る様ですが、
私は、都合により、、、残念でした。

今日の1句

雪吊や爪弾き来ぬか雪女     ヤギ爺

雪吊や雪の重さを知らぬまま   ヤギ爺