平成30年10月31日(水)
団栗 : 櫟の実(くぬぎ)
ウラジロガシの団栗
ブナ科コナラ属の落葉高木、櫟の実のこと
堅果は直径2Cm程で、下半部が椀型の殻斗
に包まれ、翌年の秋に成熟する。
同属の樫等の実も広い意味では団栗である。
クヌギの団栗
マテバシイの団栗
コナラの団栗
団栗についての雑学
ドングリの語源
団栗は当て字である。
この実を独楽にして遊んだことから、コマの
古名「ツムグリ」が「ヅムグリ」となり、
ドングリに転じたとの説。
「ツムグリ」のツムは回転するという意味。
「グリ」は古名の「石」である。
亦、江戸時代に「橡栗」(トチグリ)が擬音
変化して「ドングリ」となったとの説も在る。
童謡「どんぐりころころ」
大正時代に作られた唱歌(大正10年頃の作品)
作詞 : 青木 存義(1879~1935)
作曲 : 梁田 貞 (1885~1959)
終戦後1947年(昭和22年)に小学校唱歌
として使用される。
「日本の三大童謡の一つ」、「日本の歌百選」
1、どんぐりころころ どんぶりこ
お池にはまって さあたいへん
どじょうが出てきて こんにちは
坊ちゃんいっしょに 遊びましょう
この「どんぶりこ」は団栗が池に落ちた時の
擬音語である。
唄う際に「どんぐり」に引きずられ「どんぐり
こ」と、間違えて歌われる事が多い、、、
私(ヤギ爺)もつい先日迄は、どんぐりこと歌
っていた。
「どんぶらこ」は、大きなものが川等を流れる
様子をいう。昔話の「桃太郎」で「大きな桃が
川上からどんぶらこと流れて来た、、、、」
の様に、、、。
近所にある工場のフェンス沿いに椎の木が植わ
っていたのが、綺麗に刈込まれて居り、、、
今頃路上に一杯転がっていた団栗は見当たり
ません、、、。
ウラジロガシの木
クヌギの木
コナラの木
マテバシイの木
公園では子供達が木の実(団栗)を拾い集めて
いた。 幼い頃にポケット一杯にどんぐりを
詰め帰り、自慢げに母に見せて、、、
また、私達が通う小学校時代には、工作の時間
に団栗の独楽を作って遊んだものでした。
物の豊富な今の時代はそんな事は、皆無の様で
木の実独楽等は死語の様ですが、、、
学区では、地域の老人会が、コマ廻し、お手玉、
メンコ等の昔の遊びを子供達に教える会が、
在ります。こういう機会に「手作り玩具」を
子供と行えばと、、提案がありました。
今日の1句
団栗の磴弾み奔りけり ヤギ爺
※磴 : いしざか、石段のこと
※奔る : はしる、勢いよく飛び出す
団栗 : 櫟の実(くぬぎ)
ウラジロガシの団栗
ブナ科コナラ属の落葉高木、櫟の実のこと
堅果は直径2Cm程で、下半部が椀型の殻斗
に包まれ、翌年の秋に成熟する。
同属の樫等の実も広い意味では団栗である。
クヌギの団栗
マテバシイの団栗
コナラの団栗
団栗についての雑学
ドングリの語源
団栗は当て字である。
この実を独楽にして遊んだことから、コマの
古名「ツムグリ」が「ヅムグリ」となり、
ドングリに転じたとの説。
「ツムグリ」のツムは回転するという意味。
「グリ」は古名の「石」である。
亦、江戸時代に「橡栗」(トチグリ)が擬音
変化して「ドングリ」となったとの説も在る。
童謡「どんぐりころころ」
大正時代に作られた唱歌(大正10年頃の作品)
作詞 : 青木 存義(1879~1935)
作曲 : 梁田 貞 (1885~1959)
終戦後1947年(昭和22年)に小学校唱歌
として使用される。
「日本の三大童謡の一つ」、「日本の歌百選」
1、どんぐりころころ どんぶりこ
お池にはまって さあたいへん
どじょうが出てきて こんにちは
坊ちゃんいっしょに 遊びましょう
この「どんぶりこ」は団栗が池に落ちた時の
擬音語である。
唄う際に「どんぐり」に引きずられ「どんぐり
こ」と、間違えて歌われる事が多い、、、
私(ヤギ爺)もつい先日迄は、どんぐりこと歌
っていた。
「どんぶらこ」は、大きなものが川等を流れる
様子をいう。昔話の「桃太郎」で「大きな桃が
川上からどんぶらこと流れて来た、、、、」
の様に、、、。
近所にある工場のフェンス沿いに椎の木が植わ
っていたのが、綺麗に刈込まれて居り、、、
今頃路上に一杯転がっていた団栗は見当たり
ません、、、。
ウラジロガシの木
クヌギの木
コナラの木
マテバシイの木
公園では子供達が木の実(団栗)を拾い集めて
いた。 幼い頃にポケット一杯にどんぐりを
詰め帰り、自慢げに母に見せて、、、
また、私達が通う小学校時代には、工作の時間
に団栗の独楽を作って遊んだものでした。
物の豊富な今の時代はそんな事は、皆無の様で
木の実独楽等は死語の様ですが、、、
学区では、地域の老人会が、コマ廻し、お手玉、
メンコ等の昔の遊びを子供達に教える会が、
在ります。こういう機会に「手作り玩具」を
子供と行えばと、、提案がありました。
今日の1句
団栗の磴弾み奔りけり ヤギ爺
※磴 : いしざか、石段のこと
※奔る : はしる、勢いよく飛び出す