遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

葡萄届きました。

2017-08-31 14:45:19 | 日記
平成29年8月31日(木)

巨 峰


巨 峰

長かった夏休みも今日で終わり、、、、
公園では、子供達の声も、蝉の声も全く聞こえず、
今週初めから始まった幹線道路の補修工事の音、、、



朝晩はめっきり涼しくなり、夕べに虫の声がして
本当に夏の終わりが近づいた様です、、、。
それでも日中は残暑厳しき折、、豊田の友人から
待望の葡萄(巨峰)が届きました。




今年は天候不順で駄目かもと、、、
例年より少し遅くなりましたが、大きな葡萄です。



早速、息子達にも半分、、夕方喜び勇んで取りに
きました。
今年も、粒も大きくとても甘い葡萄、、、、、
頂きました。


巨峰(品種名:石原センテニアル

日本原産の生食用ブドウの品種
大井上理農学研究所の大井上康氏がヨーロッパ葡萄
とアメリカ葡萄を交配させた品種で、当初は石原早生
と呼ばれていた。
現在の「巨峰」と呼ばれる様になったのは、1945年
大井上理農学研究所から見える、富士山の景観が素晴ら
しく、これにちなんで大井上康が「巨峰」と命名した。


他の品種に比べ、実がとても大きい。



1粒が約10g、房の重量が余り大きい(粒が大きい)と
糖度が低下するため、1房が30~35粒程で400g
位に調整しているようです。

全国の生産地は、長野、山梨がダントツで、以下福岡、
愛知、新潟の順、、愛知県が意外に多いのに驚きです。


今日の1句


一房をゆるゆる二人黒葡萄      ヤギ爺

クラフト 手芸品

2017-08-29 15:26:47 | 日記
平成29年8月29日(火)

クラフトバンドバッグ


アニマルカゴ


今朝、北朝鮮がミサイルを発射して北海道上空
を通過、襟裳岬の東太平洋上(≒1200km)
に落下の報道が、、、、、
日本列島は大騒ぎ、、、どうやら米国の脅しに
グアムではなく、日本列島を標的にした様です。

米韓ともに切迫感がなく(先ず攻撃されない)
中国、ロシアも全く慌てず、所詮は余所事の
様子です、、、、。
日本を脅すのが一番効果が在るのでは、、、。
でも、近海で操業中の北海道漁業関係者は、
本当に大変です。直接生活、命に関わる事。
本当にアメリカべったり(トランプ政権)で
大丈夫?(北から見れば、日本も共犯者)

さて、そんな事も直接関係のなかった私は、
騒がしいTV報道を余所に、今日もまた変わら
ぬ一日を始めます、、、
そうだ、今日はガス器具の点検日、、、、
慌てて台所、風呂場の掃除を、、、、。

カミさんは朝から、仲間とクラフトの会へ、、


クラフト




手芸、民芸、工芸品、ペーパークラフトなど
手作りをする。    近年、主婦層の間で
これらの教室、製作、販売等がブームになって
居る様です。うちのカミさんも御多分に漏れず
グループに参加しています。
今までにアップリケ、刺繍、編み物、レース等
を手掛けて、、、、人形や動物のぬいぐるみ、
タペストリー、花細工、小物入れ等を作って
居りました。


最近、「クラフトバンドバッグ」なるものに
凝っている模様、、、、。

クラフトバンド


紙ヒモ


紙の帯ヒモ


バンドでカゴの底部分を編む

梱包用の紙のバンド(米袋等を縛る、紙紐を
12、3本くっ付けて帯状にしたバンド)を
使い、小物等をを作る事をいう。
現在は、カゴやバッグ等を作る手芸として発展
主婦の間で流行している様です。


カミさんの作品


果物カゴ


買い物カゴ


ハンドバッグ


小物入れ

小物入れ

花カゴ

※表題のアニマルカゴも作品、

カミさんも色々な物を作り、ご近所、友人、
親類や子供達にプレゼントして居ます。

ついでに、私(ヤギ爺)にも書類カゴ為る物を
作ってくれました。

書類入れ

どうやら、散らかってをる、机の上を整理しろ
との事の様で、、、、。


本日の1句

喧しミサイル報道残暑かな     ヤギ爺

籠を編む手の休まらず夜の秋    ヤギ爺


※喧し:かまびすし、騒がしい事。

狗尾草(えのころくさ)

2017-08-27 15:43:21 | 日記
平成29年8月27日(日)

猫じゃらし


狗尾草(ネコジャラシ)


夏休みもあと僅か、、、、、
久しぶりに子供達の声が公園に戻りました。
宿題も終え、、、親達もホット一息、、
今日は、お出掛けもせず、ゆっくりと休息
の様です。



今月(8月)熱中症対策で、公園の草取り
を止め、折からの雨天続きで公園の雑草は
伸び放題です。




そんな中、猫じゃらし達が一斉に穂を揺らし
手招きしていました。
公園の西側半分はマンションの影となり、
子供達の歓声が久しぶりに聞こえて、、


狗御草(えのころくさ):猫じゃらし





イネ科エノコロクサ属の一年草、
ブラシの様に長い穂の形がある雑草で
花穂が犬の尾に似て「犬ッコロ草」が
転じて「エノコロクサ」いう呼称になる。
「ネコジャラシ」はこの穂を猫に近づける
と猫がじゃれ付くことから呼ばれる。
全世界の温暖な地域なら何処でも見られる。


コンクリート道の割れ目、市街地の歩道橋
の上等でも見られます、、、。



今日の1句

猫じゃらしボール蹴散らす昼下がり   ヤギ爺



狗尾草昨夜の雨を光らせて     ヤギ爺

歌声サロン

2017-08-25 14:47:26 | 日記
<平成29年8月25日(金)

歌声サロンIN守山


久しぶりに、「歌声サロン」へ出掛ける。
今日の会場は、名古屋の北東に在る守山区です。
名鉄瀬戸線「栄町駅」から急行で僅か12分、、

「小幡駅」下車、改札を出て離接の「アクロス小幡」
の2階へ、、(傘なしで直行出来る)
会場の「守山文化小劇場」は3階に在ります。


30分前、会場ロビーは早くも長蛇の列が、、、、
丁度夏休み中の事で、小さなお子さんの手を引く、
若いご両親も彼方此方に見えます。

10時30分、ソングリーダー(森田さかゑさん)の
司会、ピアノ伴奏はささはらなおみさんです。


最初の曲「青い山脈」の大合唱で始まりました。
「朝は何処から」「浜辺の歌」「夏の思い出」
「小さな木の実」「桜貝の唄」と歌声の定番曲が
続きます。

小さな木の実

会場を見渡した司会者が「今日は夏休み、会場の
あちこちに小さなお子さんが見えます、、、
童謡の「さんぽ」をみんなで歌いましょう、、」


さんぽ

この歌は、1988年宮崎駿監督のアニメ「となりの
トトロ」のオープニングテーマ曲で大ヒット、、。

その後「いい日旅たち」「上を向いて歩こう」
「君といつまでも」「オーシャンゼリゼ」を唄い。

加山雄三:君といつまでも

20分間の休憩です、、、。

トイレ、テイタイムで喉を潤し、コーラス再開です。
「真っ赤な秋」「見上げてごらん夜の星を」「少年
時代」「この広い野原いっぱい」「秋桜」「埴生の宿」


アダモ:サントワマミー


パヴァロッテイ:サンタルチア

「なつかしき愛の歌」「サントワマミー」「サンタ
ルチア」「ひまわり」「また逢う日まで」と歌い、
最後に「翼を下さい」を唄ってフィナーレです。
皆さん、いっぱい歌を歌い元気を貰って帰ります。

本日一番リクエストの多かった曲は、



秋桜」  作詞作曲:さだまさし、唄:山口百恵

うす紅の秋桜が秋の日に
何気ないひだまりに揺れている
この頃涙もろくなった母が
庭先でひとつ咳をする
縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話をくりかえす
独り言みたいに小さな声で
こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさがしみてくる
明日嫁ぐ私に 苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと笑った


ーーーーーーーーーーーーー
(二番 省略、)



コスモスはメキシコ原産の外来種で一年草(秋季語)
「秋桜」と書いてコスモスと呼ぶ様になったのは、
この歌を山口百恵さんが唄い大ヒットしました。
1977年(昭和52年)この歌を作ったさだまさし
さんがこの詞の中で「秋桜」をコスモスと呼ばせて
大ヒット、、、それ以降「秋桜」(コスモス)を
文学的表現として使う様になったようです。

俳人たちの名句でもそれ以前のものは「コスモス」
とカタカナを使い、以降は「秋桜」を使用している。

俳人の名句

コスモスを離れし蝶に谿深し    水原秋櫻子

家持の海うつくしき秋桜      三谷いちろ

梨(有の実)

2017-08-23 15:18:53 | 日記
八月に入り、日本列島各所をゲリラ豪雨が襲い、
降雨が続き関東、東北を中心に各所で日照不足
が続いて居ます。
米農家では、イモチ病が発生し今後の稲の生育が
心配されて居ります、、、。


梨(幸水)をいただく


この所夏野菜の高騰が目立ち始め、胡瓜、トマト
等は2倍近く値段が跳ね上がり、主婦等から悲鳴
が、、、。

果物についての報道では「8月は確かに日照不足
ですが、7月の猛暑のお陰で、今が旬の葡萄や梨
にはさほど影響はない」との事でした。
また、「林檎や蜜柑等も今後の台風の影響がなけ
れば取り戻せるのでは、、」との見解です。

心配を余所に先日、友人から梨(幸水)が届きま
した。 例年通り、甘く瑞々しい、とても美味しい
梨です。

梨(有の実):秋の季語

バラ科の落葉高木
明治以降、赤梨(長十郎)、青梨(二十世紀)の自生
種を果樹園が改良を重ね、昭和三十年代に甘味の強い
「新水」「幸水」「豊水」等が栽培の主用となる。
従来の物は皮に梨地の斑点が在り、黄銅色の皮は硬か
った。二十世紀も在来種の特徴(水分少い)があった。
最近の改良種のものは皮が薄く、薄緑色で果肉は白く
水分が多く甘味、芳香に溢れている。

梨の品種




幸水 : 菊水×早生幸蔵の交配種、収穫8月末~9月
     昭和34年「幸水」と命名
     多汁で特有の風味が在り、甘味、食感共に
     人気が在る。




豊水 : 幸水(石井早生)×二十世紀、収穫8月末~9月
     ほど良い酸味が在り柔らかい。
     梨を食べなれた人に人気の食感

秋月 : 幸水×(新高×豊水)の交配種、1985年の
     比較的新しい品種、9月上旬~10月
     肉質が緻密で柔らかい、糖度12%位、酸味少
     甘く、柔らかく、瑞々しい

新高 : 歴史は古く、大正11年頃「新高」と命名。
     収穫9月~10月中旬
     甘く、酸味は薄い、歯ごたえもほど良い。



にっこり : 1996年の晩成種
       収穫10月末~11月中旬
       果肉柔らかく、酸味は少ない、糖度高い、
       色あいは赤黒く濃い。



愛宕 : 二十世紀×今村秋の交配種、新種
     収穫10月下旬~11月下旬
     甘く、適度な酸味も在り美味。
     普通の梨の2~3倍の大きさが在る。
     近年、その見栄えから進物用に人気が在る。

今日の1句

道の駅子の顔ほどの梨を買ふ      ヤギ爺

梨齧り水の光りの迸る      ヤギ爺


※迸る:ほとばしる、勢いよく飛び散る