遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

夏休み終わる、、

2015-08-31 16:02:31 | 日記
夏休み終わってしまう、、、。
子供達の大好きな夏休みも、今日1日となりました。

一斉登校日

みそっ歯の透かして見ゆる金魚玉

朝顔の迎える全校出校日

出校日、久し振りサッカーを

親達は、ホッとして居る事でしょうネ、、、。

今年は夏休みに入る前に、梅雨明け宣言(7月16日頃)があり、、、
例年なら名古屋の港祭り(7月20日)の頃にドサーツと雨が降り
梅雨明けとなるのですが、、、
今年は、地元の祭り関係者の方々は大喜びで、2日間の大賑わい、
20日の大通りはもう3時頃から、築地口から名古屋港迄の間
身動きの取れない状態でした。
例年各町内の子供神輿連も行列に参加の予定でしたが、今年は
猛暑のため、子供達の参加は中止(名古屋市からの通告)となり
子供達はとてもガッカリして居りました。

この様に夏休みの前半から盆休みに入る頃(8月12日)迄は
連日の猛暑が続き、各地で熱中症のニュースが相次ぎ、、
我家でも、カミサンが7月末に熱中症に掛り、1週間程寝込み
ました。

子供達はと言うと、息子一家(夫婦、6歳男児、2歳半女児)、
娘一家(夫婦小6男児、小4女児)伴に元気で、猛暑も何の
その連日、プール、部活、水族館、遊園地、祭りにと
真っ黒に日焼けして飛び回っていた様です、、。


水族館のイルカのショー

遊園地の子供列車

盆にはカミサンの体調も治り、早めの墓参を済ませて、
娘一家と長野方面へ旅行に出掛けられました。

駒ケ岳ロープウエイ

吊り橋

天竜下り

温泉地の盆踊り大会

8月19日(水)俳句の日は息子の長男の6歳の誕生日を祝い

バースデイケーキ

この夏も孫たちと寸時の憩いを伴に出来、、感謝です。

盆明けの頃からは、流石に猛暑もさり、朝晩はめっきり
涼しく感じられます、、、。

その代わり台風の影響か? 日本各地で豪雨が襲い
警報、注意報が相次いで、、、、。
秋雨前線が停滞し、連日の雨と曇天の鬱陶しい日々が
夏休みの終りを告げて居る様です、、、。

アッと言う間に長い夏休みも終わり、、、
先週末辺りには、宿題の残るのを、親達が子を急かせて、、
亦、慌ただしい日々が明日から始まり様で、、、。

宿題はー?(ドラえもんの漫画より)

でも、親達も本音を言えば、ホっと、、でしょうね、


今日の1句

煩わし子の宿題に休暇果つ

残暑お見舞い申し上げます

2015-08-27 15:24:37 | 日記
夏休みも後、僅か
平成27年8月27日(木)
俳句歳時記の中で、「残暑」「秋暑しが同じ季語の中に並んで
掲載されて居ます。
この表現、同じ様で、何となくニュアンスが違う様で、、、、


「暦の上では立秋(8月8日)を過ぎた後、暫く暑い日が続き
ようやく、お彼岸を迎えると涼気を憶える、、、
そんな折りにも、マダマダ真夏の様な暑さが残って居ります。
また、「暑さ寒さも彼岸まで」と言うのが我が国の生活感覚であり
日本の風土の特色、四季折々の季節を感じさせる、、、
俳人達の作られた句の中にもこの時節を読んだ名句が沢山有ります
その表現にも些か違いが在る様です。


秋暑し、残暑、秋暑

牛部屋に蚊の声闇(くら)き残暑かな   松尾芭蕉



秋暑し癒(い)えなんとして胃の病    夏目漱石


「芭蕉の句には、夏の暑さが残っているのであり、
漱石の句の中には涼気が潜んでおり、この季語を使い
こなす事で季感が見につく、、」( 原 裕  )


朝夕がどかとよろしき残暑かな      阿波野青畝

「どかとは、はなはだしいという意味で、朝夕のしのぎ易い
 時期に、夏をもしのぐ程の暑さがある、、」残暑の季節感が
良く表現されている ( 綾部仁喜 )

(新日本大歳時記、講談社版より)




今日の1句

芒揺れ銀波となりて風を知る   ヤギ爺


日本には、四季があり、それぞれの土地に根付いた生活、文化
季節に応じた様々な行事が在ります。
それらに触れて、日々日常の生活をする中で、、、
真に日本人に生れて良かったなあと、、、。
然しながら、この曖昧さが外国からお見えになった方々には、、
何となく判り辛い様で、、、、。
事に、ここ最近は、各地で異常気象となり猛暑、集中豪雨等など、
季節が狂い始めたのか、、、
せっかくの四季折々の情緒が台無しに、、、。

長野旅行3

2015-08-21 11:02:55 | 旅行
平成27年8月12(水)
水引美術館へ行く

天竜舟下りの後、飯田市街に出て遅めの昼食を、、、。
後、この辺りは水引の製作が日本でも有数であるとの紹介で、
水引美術館を見学しよう、と言う事になり、、、では、、

水引の説明

国道153号線を少し南下、飯田市中村の信号を左折し少し進むと
左手に「水引美術館せきじま」が見えて来ました。

水引 
 冠婚葬祭等に使用する熨斗袋(のしぶくろ)に付ける飾り組紐
 紙糸をコヨリ状にしたものを水糊をひいて乾かし固め、糸にしたもの。
 凶事には黒白、祝事には紅白や金銀糸を使用する。
 神社仏閣の催事、祭り神輿等の飾り、慶弔の進物用の包装に使用。
 現在では、水引を使用した美術工芸品も多く見られる。

水引美術館せきじま(飯田市中村1138-2)
 水引工芸の実演、工芸美術館、結納品、水引家紋額等の
 展示、即売。
 水引体験コーナー(予約制、所用60分、500円 ~ )


水引美術館せきじま

龍の置物

名古屋城天守閣

五重の塔

宝船

水引のお雛さま

「せきじま」を出て、道路を挟んで斜め左(向う側)に
 もうひとつの水引館「水引ふるさと工芸館」が在りました。

水引ふるさと工芸館(飯田市中村1287)
 水引アートギャラリー、文七元結資料館(飯田水引の伝来者
 桜井文七に纏わる資料の展示)水引の展示、販売。
 水引体験コーナー(予約制、所用40分、650円)
 ストラップ、箸置きの製作

水引ふるさと工芸館

館内正面の実演コーナー

宝船

御所車

水引の武田信玄の甲冑

水引のお雛さま


水引草
 晩夏(丁度今頃)夏が終り、秋風が吹く頃、山野等に
 細い枝上に赤い小粒の花が無数に咲く。
 タデ科の他年草で、高さは60 ~ 90cm位。
 茎は細く、葉は先の尖った楕円形で花の軸は上から見ると
 赤く、下から見ると白く見える。(ここから水引の由来)
 白い花の銀水引、紅白の混じる花の御所水引などある。

水引草

水引草

今日の1句

かひなしや水引草の花さかり      正岡 子規

水引のまとふべき風いでにけり     木下 夕爾

  

長野旅行2

2015-08-19 14:15:35 | 旅行
>平成27年8月12日(水)
天竜舟下りをする、、、


長野旅行2日目、「天竜舟下り」に出掛けました。
早朝、宿(昼神温泉)の近くの朝市に出掛け、冷かしながら
トウモロコシ、トマトの野菜の他、温泉饅頭等を試食
帰りの荷物の心配もせず、沢山買い求めます、、、。

朝市に出掛ける

宿に帰り朝食です。普段は小食の私たち老夫婦も
孫たちと競争の様に、腹いっぱい、、です。

9時10分過ぎ、宿を出発、 1時間程で、船下りの出発地の
弁天港に到着です。

天竜舟下りの案内

天竜舟下りのガイドマップ
ここは、天竜舟下りとラフテング(大型のカヌーの様なゴムボート
で渓流を皆で漕ぎながら川下りをする)の出航地点です。
10時30分発は満席で、次発(11時30分)を待つことに、、。
その間、船下りの注意点等の説明、救命胴衣の着用案内が、、

救命胴衣の付け方、、
11時30分、出発です。
弁天港 ~ 時又港迄の6km、約35分の行程です。
一つ目の水神橋を潜ると右手に水難事故防止祈願の水神様
が祀られて有りました。

船首の船頭(イケ面の若手)鯔背でかっこいい

数年前、この天竜川の下流の浜松に在った天竜下り船で
転覆事故が有り、死傷者が出て、この浜松の会社は
閉鎖となって居ります。未だ記憶に新しいですヨネ。
少し先に、「お尻岩」と言う奇妙な岩が見えますが、
この岩が水面に隠れると水位が上がり危険であると、
船下りの中止の目安となっているそうです。
そう言われると、形がオイド(お尻)に似ている。

赤いアーチ形の天竜橋

途中、ラフテングの方達と曹禺、、
南原橋を潜ると少し波が荒くなり、南原の瀬が、、
湯の瀬を過ぎる頃、頭上に赤い大きなアーチの
天竜橋が見えて来ました。

臥龍峡、水しぶきが、、
いよいよ、最大の難所の臥龍峡に差し掛かります。
流れが大きくS字に曲り、大きな波しぶきが、、
皆一斉に波除ビニールを手で押上ますが、
私の斜め後方の子供連れの方はカバーが遅れて
ずぶ濡れに、、、それが嬉しいのか子供達は
とても喜んでいる様子、、、、。
他のお客もつられて大笑いです、、、
旅は道連れ、呉越同舟、知らぬ同士が一気に友となり
短くも、楽しい一時でした。

旅は道つれ、 呉越同舟
帰りは送迎バスで、駐車場の在る弁天港へ輸送されます。
天竜下りの舟もトラックで戻る様です、、。

艫の船頭(ガイドを兼ねる、ベテランの方)

今日の1句

舟遊びしぶきのかかり心地よく

臥龍峡荒れぶる波の涼しかり

舟遊び呉越同舟友となり

長野旅行

2015-08-16 14:17:25 | 旅行
平成27年8月11日(火)晴れ
駒ケ岳へ、、、、、

駐車場の近くに、珍しい赤い郵便ポストが

朝、駒ケ岳の麓の菅の台バスセンターより、駒ケ岳ロープウエイ行きの
バスに乗る予定が、、、 早くもバスは30分待ちとのアナウンスが、、、、。
やっと路線バスに乗り、イザ駒ケ岳へ出発です、、、。


路線バスを待つ、、、

すれ違うバスを待つ時の案内表示

この路線バスの道程は、その殆どが九十九折りで然も道幅は大型バス
1台がやっと通れる程、、、急カーブの連続の中、途中で下りのバスと
何度もすれ違いが在り、都度下りのバスが必ず待避場所で待って居ります。
急ブレーキを踏む事も無く、バスの運転手さんの名人芸に思わず拍手、、
無事、「しらび平駅」に到着です。

ロープウエイ、バスの乗車券

駒ケ岳ロープウエイ

早くもロープウエイの乗車時間は、≒1時間待ちの様です、、、。
定員60名、全行程2334m、高低差950m、所用時間7分30秒、
途中、日暮しの滝や、、、、滝(細い糸状の滝がつらなる)
絶景も、満員の乗客とケーブルのスピードがかなり速く、、、
ゆっくり景色を楽しむ迄は、、、、。

駒ケ岳探勝案内板

千畳敷の辺りを散策
「千畳敷駅」に到着すると、、、そこはもう別世界です、、、。
下界の暑さを尻目に、ここでは、気温18℃です、、、。
駅舎の裏側に廻ると、、、尚寒くなり、半袖の私は早速長袖を羽織り、
駅舎(千畳敷ホテル併設)内のレストランで、暖かなラーメンを、、、



昼食を済ませて、軽装の私たちは駅舎近くのハイキングコースへ、、、。
本格的に装備をされた、登山者は、我々を尻目に、登山道を、、、
頂きを目指し、列をなし、一歩一歩踏み締め進む姿は羨ましい限り、、。
中には、かなりのご高齢の方も見え、私も次回は(体力的に多分無理)

信州駒ケ岳神社

登山道入り口

頂上を目指し、列をなす登山者

ロープウエイの下車駅の「しらび平駅」は高山植物の宝庫で、
白檜曽(しらびそ):松科の常緑針葉樹、モミの木似て高さ20m
白檜曽の原生林が多く有る所から、駅名を付けた様です。


登山者届けとポスト(木の箱)

今日の1句

涼新た達人のバス九十九折り

雲海の流れにふはりロープウエイ


殊更に山荘の裏風涼し

山頂付近には、残雪が、、(根雪の様

連なりて征く片陰のなき坂路