夕焼け雲

平成３０年７月３１日（水）

夕焼　：　夕焼雲、夕焼空


日没の際に西空の地平線に近い部分から
燃える様な紅黄色を四季に渡り見られる。
特に夏の真っ赤に燃える爽快さから「夏
の季語」となる。
夕焼けが著しいのは高気圧が近づいている
からで、翌日は晴天で在る事が多い。

昨夜、ベランダから真赤に染まる夕焼空が
見えた、、、一日の終わりを告げる様に。

ビルの工事現場の大きなクレーンが、
西の空に赤く染まる雲を眺める様に、、、


「今日も一日無事に終わったヨ、、、、」
問いかける様に、その大きなシルエットが
とても印象深く、少しもの哀しい気分に
させる、、、、。

夕焼けはとても綺麗ですが、夕暮れ時は
我々（年寄り）を不安にさせます。
「黄昏」（たそがれ）は夕暮れを指し、
人生の終わり、黄昏時を指す、、、。
訳もなく寂しさを感じさせる。

或る作家が、
「それは、やがて明ける事の無い長い夜が
待って居るからだ」と、、

今日の１句
クレーン車夕焼雲を眺めをり　　　　ヤギ爺

桃のゼリー

平成３０年７月３０日（月）

白桃のゼリー


台風一過、昨日夕方まで続いた強風も収まり
今朝は木々の揺れも止み、穏やかな朝、、

とは言うものの、早々に気温が上昇し始め
再び、猛暑日の予感がする暑さ、、、
蝉達もまた騒々しく鳴き始め、　
やがて工事車両が行き来をはじめる。

カミさんがご近所の工房へ朝から出掛ける。

大通り（片側2車線）の１車線を遮断して
クレーン車が留まり、建築資材の搬入を開始
昨年出来た建売の隣に、同様の家屋を建てる
モヨウである。
どうやら、騒がしい日々が再開の様子、、。



午後、、、こっそり（イヤ、ゆっくり）と、
冷蔵庫を開け、お目当ての果肉ゼリーを見つ
け、、、早速　ゆっくりといただく。


ひんやりと、つるりと通る咽越し、、、、
満足、、、、甘露、甘露、、、、、、


今日の１句

ゆるゆると白桃ゼリー妻の留守　　　　ヤギ爺

ひまわり

平成３０年７月２９日（日）

向日葵　：　ひまわり、日輪草、日車草、


キク科の一年草、原産地アメリカ、
高さは３ｍ位にもなる。
花弁は」大きな一つの花に見えるが、実際は
頭状花序と呼ばれ、多数の花が集まって一つ
の花の形をしている。

日まわりと呼ばれるのは花の若い時期で、蕾
が大きくなり開花摺る頃には動きが止まり、
花は東を向いたままで動きが止まり、殆ど
動かない。　日光を多く受けるためである。
軈て種子をいっぱい貯めて頭を垂れる。
種は食用のひまわり油となる。

異例の動きを見せる「台風１２号」は２９日
の未明に三重県の伊勢市付近に上陸、進路を
更に西へ進む、、、、。

前日の夕方、ベランダの植木等を屋内へ片付
台風に備える。
日付が変わる頃、猛烈な風雨の音に暫し眠れ
ず、、、、それでも知らぬ間に朝を迎える。

明け方、早々にベランダを覗くと、、、、
乾電池やプリンタのインク・カートリッジ等
の不燃物が、床に散乱している、、、、
片付たつもりが、隅に在った小さな袋事、
飛ばされ、ビニール袋は見当たらない、、

１０過ぎ、公園に在る集会所を見回る。
フェンス内の建屋は何事もなく無事の様子。



舗道に在る生垣のひまわりは、何事もなかっ
た様に、時折りの強風に耐えていた。


今日の１句

向日葵や夜半の嵐寄せ付けず　　　　ヤギ爺

鷺 草

平成３０年７月２８日（土）

鷺　草　：さぎそう



ラン科の多年草。本州以西の山野の湿地に
自生。草丈２０～４０Cm、葉は披針形で互生。
７月頃、茎の先に３Cm程の小さな白い花を
つける。　花の形が白鷺が翼を広げ飛翔して
いる姿に似ている事からこの名が在る。
可憐さと清涼感が好まれ、観賞用として栽培
される様になった。


御近所のお庭にとても美しい、白い小さな花
を見つけた。
暑さが吹っ飛び、涼しささえ感じる、、、

早速家に帰り、以前見かけた白鷺の写真を
眺めて見る。　白鷺の跳ぶ姿は鶴の様に美し
いが、、、、




鷺草は、翼の先端が切れて揺れる姿は、、
こちらの方が美しい、、かも知れない、、


今日の１句

鷺草の番となりて風幽か　　　　　ヤギ爺

噴 水

平成３０年７月２６日（木）

噴　水


昨夜（９時頃）久しぶりの雨が、、、
急に車の騒音がシャー、シャーと大きくなり
窓を開けると、激しい雨、、、
スコールの様に路面を叩く水しぶき、
車のライトに、白く波立って見える。

ほんの１時間程、
この地方（名古屋）の雨は何日ぶりか思い出
せぬ程です。

お陰で今朝のラジオ体操は涼しく、気の所為か
大人も子供達の参加も多い様に思う。

１０時頃、思い切って名古屋港へ出掛ける。
夏休みに入り、水族館への階段には親子連れ
の姿も、、、、。





埠頭公園へ廻ると、殆ど人影は見当たらづ、
噴水を眺めつつ木陰の径を行く、、、。

夕暮れ時には、あの噴水も虹色に輝いて、
ワルツを踊り始めるでしょう、、、、、。



今日の１句

噴水の灯ともし頃の円舞曲　　　　　ヤギ爺