令和3年12月31日(金)
大晦日 : 大つごもり
十二月末日、陰暦・陽暦いずれにも用いられる。
陰暦で月の末日のことを「つごもり」(月隠:つきごもり)
というので、この日を大つごもりという。
今も昔もこの日は、何かと忙しない一日である。
生花、
注連縄、
お節用意、
日が暮れると社寺では篝火を焚いて初詣の参詣人を迎える
準備を整える。
「年越し」は、年を越して新年に移る意で、大晦日から元
旦迄の時間と、その間に行われる風習を指す。
一年を振り返り、その年が過ぎ去って行く事を惜しむ心持
ちを「年惜しむ」という。一年をしみじみ思い返して過行
く日々を淋しく思う。ふと過ぎ行く日を惜しみ師走の喧騒
とは裏腹に切ない感情を内にひめている。
年越しの食べ物として蕎麦を食べる「年越蕎麦」や「除夜
の鐘」を聞くまでは起きているという習わしも伝わる。
旧年から新年になる一年の境目の過ごし方、去り行く年、
迎える年への緊迫感等の日本の越年の慣わしは日本全国
津々浦々、様々だがその根幹にある物は皆同じ、、、、
先祖代々その土地に伝わる慣わしにより、人々の暮らしは
綿々と繋がっている。
家でテレビを見、或いはその土地の宇治神様に詣で、それ
ぞれの故郷で新しい年を迎える。
除夜の鐘
今年も一年お付き合い下さった皆様に、心より感謝申し上
げます。
東京オリンピック、パラリンピック(コロナ過でよく頑張った)
コロナ過の中で慌てふためき、愚痴の多かった一年でした
が、私の拙いブログに辛抱強くお付き合い頂きました。
真に有難う御座いました。
新しい年(寅)は皆様にとって、希望の持てる輝かしき
佳き年となりますように、心より願って居ります。
令和3年12月31日 ヤギ爺
今日の1句
仕舞終へ淋しさ募る大晦日 ヤギ爺