乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

向坂山~白岩山 

2015-08-04 | 九州の山
8/3(火)真夏のオアシスへ・・・



8/11(火)山の日開催予定の
わくわく冒険 ~フォトロゲイニング~「山都のまんま学校」
第2カリキュラム開講
「ブナの森を歩こう」の下見山行

8:45 幻想的山稜のカシバル峠をスタート



スキー場の周辺は青空
会長、I さんの案内で指定のコースを歩いて
各ポイント通過のタイムを計測



チェックポイントのゴボウ畠
オタカラコウの葉っぱが
ゴボウの葉に似ていることから由来となっているとか



霧立越の登山口「ゴボウ畠」



九州脊梁山地を南北に続く向坂山から扇山にかけての
尾根を辿る古道
その昔、熊本県から宮崎県の椎葉まで馬の背で物資を運んだ
「駄賃付け」のルートへ続くが



スキー場に向かって林道を進み
五ヶ瀬川源流で水分補給



脇道に入り



フェンスで囲まれた沢へ下りると



辺り一面、キレンゲショウマの



群生地





ここは狭く足元注意!
子ども達にはどうかな?
でも、この夏一番のスポット



黄色の可憐な花にうっとり!



かつてこの沢を埋め尽くしていたキレンゲショウマ
鹿の食害で絶滅の危機も
フェンスで囲む保護が行われ徐々に復活



今月中旬までは楽しめそうですよ





花から花へとあそべよとまれの
アサギマダラも飛び交う



楽しい誘惑のなか
五ヶ瀬ハイランドスキー場に到着



小川岳も望む



ゲレンデから急上昇すればリフト終点
向坂山の登山口



10:10 向坂山山頂1684m
ちょっと休息



杉越までは急な下りもあるが
ブナ林のひんやりした森の爽快な尾根歩き
気温は21°c



苔も息づく清々しい雰囲気のなか
ブナやミズナラの巨木がいざなう



白岩山周辺のお花畑には
ヤマホトトギス



ヤマアジサイ



これは?



シシウド



線香花火がパチパチと弾けるような



シギンカラマツ



ソバナは一面に群生



オオバショウマ



オオバヨメナ



花の宝庫で花遊び



ホタルサイコ



ホソバシュロソウ



白岩山岩峰から脊梁の盟主国見を望んで
おにぎりをほうばる




霧立越の夏の花々に魅了され
12:30 カシバル峠へ下山


NPO法人山都のやまんまの会は
子どもに焦点をあてた次世代による地域づくりを目的として
地域の子どもたちや都市の子どもたち
そして子育て環境にある保護者を対象に「食」「農」「自然」「暮らしの知恵」の
体験・継承と交流の場を提供するために「山都のまんま学校」を開校

夏休みの思い出に
フォトロゲイニングで冒険気分を楽しんでほしい!!








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久住山 ~ 扇ヶ鼻

2015-07-31 | 九州の山
7/30(木)やっと梅雨明けの夏山シーズン



太陽はギラギラでもここは別天地

8:45 標高1330mの牧ノ戸峠登山口から入山



第1展望台まで福岡からの家族連れと触れ合う



気温はなんと17°cで 快適そのもの
涼風が吹き抜ける沓掛山から



くっきりとルートが伸びる



山肌を白く染めるノリウツギが美しい





扇ヶ鼻分岐



お花の群落に誘惑され



ワレモコウ



シモツケソウ



トレイルを彩るノリウツギ





西千里浜から星生崎と久住が迫り



阿蘇の山も顔を出す



岩場を越えて



避難小屋がある広場へ下る



久住分れを山頂へ向かうと
早くも下山の長崎からの
元気いっぱいの保育園児と行き交い
後ろ姿はお揃いの「つばさ」Tシャツ
可愛らしくも軽快な足取りにびっくり



最後のガレ場を上がり



10:50 山頂を踏む



パノラマ全開にヤッホー!!



九重山系の山々の盟主
星生、硫黄山の噴煙、三俣



天狗ヶ城、中岳



星生山



眼下に避難小屋の広場



扇ヶ鼻



稲星山の奥に大船



夏空に雄大な大展望
天上の風に吹かれて極上のひと時



下山も



華やかに包まれ



扇ヶ鼻へ行ってみよう



夏の花が真っ盛りのルートには
鮮やかなシモツケ



お花畑の草原を山頂へ



ホソバシュロソウ



アヤメ



ママコナ



マツムシソウも



赤川登山口への分岐



12:55 扇ヶ鼻山頂 1,698m





イヨフーロ



イブキトラノオ



ダイナミックに展開する急降下





沓掛山稜線をアップダウン



日差しは強いが下山時は21°c




14:20 下界に戻るとかなり暑い


山上の花々に癒された避暑の山歩き

九州の夏山は高みを目指そう!









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俵山 1094.9m

2015-07-25 | 九州の山
7/25(土)久々の萠の里ルートは・・・



8:00 真夏の太陽が降り注ぐなか
   いきなりの直登に歓迎され
   鼓動の反応も激しく早くも汗が吹き出す
   


遠くに見える俵山が呼んでいる



鞍岳の稜線が美しく展開する



小ピークからは熊本平野を一望



ケルンを越え牧柵を通過すれば牧道と出会い左へ



ショートカットコースの急登が始まるが



樹林帯は直射日光が遮られちょっとひんやり



風車が見える防火帯の直登ルートと合流後



標高865mからは比較的歩きやすく



緩やかに926mへ



杉林は涼風が吹き抜け



高度が上がり山頂直下



絶景のパノラマに



飛び込む



最後の急登を凌げば



阿蘇五岳



九重連山の迫力



10:15 山頂には5,6名のハイカーが寛ぐ



緑眩しい一の峰、二の峰を眼下に



爽やかな涼風を纏ながら
いつもの山ランチもたっぷりエネルギーと水分補給



遥かに九州脊梁



11:15 ゆっくり楽しんで下山開始



温度計は27°c



夏空の雄大な景色に



暑さを忘れ



気持ちよい草原から



金峰三山と普賢岳の眺望







山頂を目指すトレイルランナーを見送り



13:00 ゴール!




往復9kの累積標高差800m

気軽に楽しめ
夏山トレーニングにはもってこいの萠の里ピストン

でも、体中の水分が蒸発してカラカラ状態

喉こし生が止まらない。。。







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猟師岳(1423m)~合頭山(1293m)

2015-06-21 | 九州の山
6/21(日)オオヤマレンゲ(大山蓮華)

高貴な香りに包まれて



8:50 九重森林公園スキー場より入山



ゲレンデを上ると



キスゲの花



第3リフト横から散策路へ



うさぎコースは右



林道へ出たらメインのオオヤマレンゲに出会う



山の貴婦人は



上品で気高くお出迎え



猟師岳への取り付きはここ



滑り易い樹林帯を抜け



カヤの原から



9:50 山頂



眺望がないので通過



合頭山への縦走路は



久住の名山が視界を広げて



スキー場を眼下に



草原漫歩



スキー場への分岐を過ぎ



美しい稜線のアップダウンは



お散歩気分



背後は猟師岳



合頭越から北へのびる合頭山のルートへ



山頂には団体さん



10:30 「合頭(ごうとう)山」



広~い心地よい草原で寛ぐ



涌蓋山、一目山も姿を見せ



次のグループが到着



下山開始も



20~30名の3パーティと行き交い
挨拶も絶え間なく



やまなみハイウェイの牧ノ戸登山口から入山の
ハイカーと交差する



猟師岳に戻るルートを



イブキトラノオに見送られ



分岐をスキー場へ下り



ゲレンデに出る



爽快な草スキーを楽しんで



12:00 駐車場に下山






オオヤマレンゲに魅せられるこのシーズン
祖母、九重、九州脊梁などの山域には大勢の登山者が訪れ
「天女花」を愛でる

猟師岳は花自体は少ないがアクセスが容易で
楽々ハイキングで人気の山

もう少し楽しめそうですよ。。。










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平治岳 (1643m)

2015-06-06 | 九州の山
6/6(土)ミヤマキリシマのベストシーズン??



梅雨の晴れ間を逃さず決行

この時期の九重連山の登山口である
牧ノ戸、大曲、長者原を通過するもどこも満杯で路肩まで占領の
登山者であふれている

8:50 暮雨(くらそめ)茶屋駐車場~平治岳北登山道入口~9:40 大船林道出合~
9:45 4号集材路入口~9:55 平治岳北登山口~10:36ヒージの尾~
11:10 平治岳山頂~12:33 大戸越~12:55 吉部下山口~
13:35大船林道~14:30 暮雨茶屋駐車場

吉部登山口の駐車場もこのような状態
駐車料金1000円を支払い駐車したがロープの先は300円?



佐賀県からの若者らと触れ合ってゲートを抜ける
林道は一般車両の乗り入れ禁止



150m先を坊が釣、大船への登山口へ





大きい沢音を右下に



「大船林道出合」から5分



「4号集材路入口」分岐を左折するが
このルートに入る登山者は少なくほとんどが大船林道直進



誰もいない快適なグリーンシャワーの最短のルートを
「平治岳北登山口」へ



急登が始まり、途中の男性高齢者4名を交わして
崖の難所出現、ハシゴが撤去されて頼りない細いロープだけ
おまけにドロドロ、ツルツルで苦戦するも何とかクリア



崖をクリアした後も滑りやすい急斜面が続き
平治が眼前の「ヒージの尾」台地に到着
ミヤマキリシマほとんど枯色



この登りも終始、足元の黒粘土層泥濘に翻弄され



男池ルートの合流地点を過ぎ
賑やかな声が聞こえると



平治岳本峰到着!!



山の銀座は大賑わい



山頂のミヤマキリシマは虫にやられて茶色?



山頂直下の空きスペースで山ランチ後はさっさと下山



あっちもこっちも群落に人の群



眼下の坊ガツルにはカラフルなテントの花でいっぱい
奥に法華院温泉
3年前の夏、テント泊で平治、大船の山行以来である





男池登山口駐車場も見える



この辺りが一番かな
南斜面のミヤマキリシマ



三俣山を望んで





大船坊主



時々停滞





平治岳登山道下山専用路は待ち時間発生?



中岳の噴煙



平治岳と大船山の鞍部へ下り「大戸越」から一旦、坊ガツルへ
大戸越から平治岳の登りは行列



途中から見落としそうな標示の吉部下山口



気持ちよい山道のアップダウンを繰り返し
滑る急降下を巻いて



登りの登山者と行き交うと平治北登山道の崖の難所で断念し
迂回してかなり時間ロスしたのことで焦る様子



大船林道に出ると下山者も多く明日の久住山開きに備える
テント泊の登山者を見送り



心地よい林道歩き
「4号集材路」を下山して来た中年男性登山者と供に



再び山道に入り鳴子川沿いを



暮雨茶屋駐車場に無事下山
だが、この登山者、なんと男池登山口への下山ルートの間違いに気づく?
男池・ソババッケコースから入山と聞き仰天!
いまさらであるが・・・
歩いて男池駐車場まで戻るとなると10kもある



この後、成りゆきで男池登山口まで送ることになり



ここの駐車場も溢れる車列に圧倒され
帰路の「やまなみハイウェイ」







産山方面に入ると
「阿蘇カルデラスーパーマラソン」のコースとなっていた




この時期の平治は初めてだが
今年のミヤマキリシマは最悪状態との事前情報も
奇麗な箇所もあってまあまあ
暮雨茶屋のご主人おすすめ最短コースを選択したのも大満足?

大船林道4号集材路から北登山口の岩場の難所は
ハシゴが撤去され細いロープのみ
雨の後など滑ってとても危険です
腕力がないと通過出来ず引き返す登山者も多いそうで
大船林道直進がおすすめです


それにしてもこれほどまでに登山者が押し寄せる
九重山の魅力満載の登山ルート


明日7日(日)の久住山山開きは
長者原~牧ノ戸峠臨時バスが運行され
どこも銀座通りの賑わいになることでしょう。。。














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神ノ前山 1198.5m

2015-05-24 | 九州の山
5/23(土)九州脊梁北端未踏ルート山開き

分水嶺は幣立神宮の尾根から始まる......



九州ハイランドガイド・インストラクター協会主催により
8:30 幣立神宮で厳かに山開き神事
春木宮司が祝詞を唱え、玉ぐし奉納で山の安全祈願

寺崎リーダーから登山の諸注意
特に健脚度が高いレベルの山と認識の上の準備が必要・・・
距離 10.4km 上り3時間 下り2時間半 累積標高差 1200m
スタッフ含め12名が
9:10 ちょっと緊張気味に出発するも



出だしからリーダーのペースがかなり速い
皆さんついて来て下さい・・・
15:30 の下山予定にはこれくらいのペースで進行しないと
戻れませんよ!

初めの1.5kは比較的平坦な里山の林道から



いよいよ、入山するも急登の始まり



ルートの目印はこのマーク
同じような樹林帯の風景は分かり難い



送電線があるポイントから眺望が開け



阿蘇山への美しい稜線を描き
送電線は上椎葉から阿蘇南外輪山を越え弓削変電所へ繋がる



ここは甲佐岳なども見える地点



国有林と民有地の境を示す石標
「山」の字が刻まれている側が民有地
右足側が熊本県、左足側が宮崎県となり不思議な県境

一ノ坂、二ノ坂、三ノ坂の急登を踏ん張ってクリア



このコース一番のビューポイント
祇園山、揺木に奥が諸塚山



大崩、五葉、鹿納の山稜



曇天でも視界良好



スズタケに覆われルート開拓が行われた区間は
切り口が危険で特に足元に注意しながらひたすら上り詰め

ブナ原生林の深緑に癒され



展望も広がる



大木のブナが自由気ままに幹を延ばし
木登り出来ると判断するや



リーダーが挑戦したりアクティビティーも楽しい



いよいよ、山頂直下の直登を征すれば



11:50 登頂!
祝福の紅白旗がお待ちかね



全員で小石を投入し標柱を立て無事完成!
九州脊梁北端「神ノ前山 1198.5m」誕生の瞬間です



昼食後、12:40 下山開始
急降下は滑り易く加速がつくと止まらない



一瞬の明るい陽光に森もいきいき
フィトンチッドの香りに深呼吸



一息入れて



最大級のブナを仰ぎ



林道へ出て





スタッフの皆さんの出迎えを受け
14:45 無事下山



下山予定時間よりかなり早めの到着となり
皆さんの健脚度は★★でバッチリ



幣立神宮と山の神に感謝の一礼

九州ハイランドガイド・インストラクター協会
山都支部の那須さんから
感謝の言葉を頂きめでたく神ノ前山の山開きイベント終了!!


各関係者の方々の並々ならぬ尽力により念願だった
九州脊梁北端ルートが繋がり
記念すべき新たなスタートとなった




魅力ある宝の山にふさわしく自然を満喫出来る「神ノ前山」
ルートはテープなどで整備されたばかりで
急登は滑り易く補助のロープなども設置されていません
踏み跡も弱く悪天候の場合などの入山は危険です
登山の際にはそれなりの体力も必要で
初級者向きではありません
くれぐれも安全登山でお願いします。。。











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烏帽子岳~杵島岳

2015-05-22 | 九州の山
5/21(木)文句なしの山日和にレッツゴー!

烏帽子岳がピンクに



8:20 大草原の草千里ヶ浜
2つの池の間にある小高い丘は駒立山



阿蘇中岳の噴煙



徳島県阿南市加茂町
四国霊場88ヶ所21番札所「太龍寺」の
麓にある中学校、2年生16名の修学旅行生と出会い



大空に向かって弾ける青春
ハーイ、ジャンプ!



下りたらお別れですね
あなたは左へ



私は烏帽子の周回ルートへ



眺望はバッチリ





鞍岳



杵島岳





烏帽子ピーク



ちょっと下るとカメラポイント東斜面



下りもミヤマキリシマに染まってルンルン





阿蘇スカイラインに降りると



舗装工事車に出会い横断



杵島岳への遊歩道を



火口淵を巡るルートへ



途中で出会ったご夫婦が「ヤッホー」と叫んで手を振る
「ヤッホッホー!」



今日の噴煙は比較的穏やかだが



時折、硫黄の臭いが



火口淵もミヤマキリシマが賑やかに染めて



ルートは桃色吐息





往生それとも杵島



あっちもこっちも



最高のロケーション



九重連山に往生の三峰が美しい



右に阿蘇谷



杵島の火口淵をぐるり



米塚もグリーン一色



烏帽子の稜線が際立つ







振り返えりながら



杵島岳山頂



遥か九州山脈も望め



絶景に美味しいランチもついて山の贅沢



世界の阿蘇は各国からの観光客で賑やか
「・・・・・」叫んでいます



石段を下り



12:40 草千里駐車場





ミヤマキリシマがピークですよ!

今年は噴煙の影響もなく
とっておきの阿蘇の風景に出会えるチャンスです

皆さん、どうぞお出かけ下さい。。。












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お姫山 (1550m) ~五葉岳 (1570m) ~兜巾岳 (1488m)

2015-05-04 | 九州の山
5/3(日)雨でもナイス!!

アケボノツツジに魅せられて



今回の山都ハイク山行の参加者24名
日之影から県道6号を北上、仲村橋を渡り
日隠林道の登山口へ通じる緊張が続く悪路を
南阿蘇交通の貸切バスに揺られながらガタゴトゴットン!

9:00 なんとか大吹登山口に到着



沢筋のルートに入ると



瑞々しい新緑に一面のヤマシャクが開花



幻想的なブナの三叉路からの稜線を



お姫の岩場に回り込むと



ピンクの花びらに目を覚ます



お姫さまは?

ある夜、鉱夫たちが寝泊まりしている作業小屋に
白い着物を着た美女がふらりと訪れ
鉱夫たちの寝顔を一人一人のぞき込んではニッコリと笑い
山の中へ消えた・・・
翌朝見ると、鉱夫たちは全員のどを噛み裂かれて絶命していたという
この女が去っていった山がお姫山
この地で寂しく果てた女たちの怨念だろうかという伝説に

これ以上ないシチュエーション



岩上のお姫山頂



乙女山へ行ってみようか?
ダメダメ~



お姫山から一旦下り五葉岳への登り



山頂直下は岩場で滑る



見上げれば



山頂は狭いので



直下で山ランチ
ヒカゲツツジも遠慮がちに



しっとりと



兜巾岳へ向かいましょう



ここからは花園へのプロローグ





アケボノツツジのオンパレード





集合写真は何処で撮りましょう?





これほどの感動は言葉にならない



花のトンネルを抜けて



兜巾岳へ



アセビの小山が近づくと



山頂



シャクナゲも開花寸前



こんな風景に出会い



木立のなかを



14:30 いつの間にか林道へ下山



山開き神事も先日終了?



最後にお姫山、五葉岳、兜巾山に感謝の一礼
「ありがとうございいました・・・」




この山域は錫、鉛などの鉱物資源が豊富で
大吹鉱山は寛永8年(1631)に開鉱され
江戸時代中頃の鉱山最盛期には1000人余の人々が
この深山幽谷の地で生活していたといわれ

鉱山が栄えていた頃は多くの遊女もこの地に暮らし
山中には女郎墓や女郎屋跡などが残されている
時代に翻弄された女性たちの悲哀に満ちた哀しい物語に


アケボノツツジやシャクナゲ、ミツバツツジ
そんな美しく華やかな山肌とは裏腹に
哀しい思いが込められているかのような
空間に遭遇しとても感慨深い山行になった


こんなコンディションでは他に登山者もなく
貸切の花三昧に酔いしれ思わぬ情景に感動の連続

気がかりな帰路の悪路も抜群のドライビングセンスで
拍手喝采!!!

日之影温泉で心身を解し

帰路のバスのなか熱唱
 鯉のぼり、君が若者なら、いつか或る日、赤とんぼ・・・

爽やかな歌声が山々に届くように。。。
















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白岩山 (1620m) ~向坂山 (1684m)~黒岩山 (1582m)

2015-05-02 | 九州の山
5/2(土)ピーカンですよ!

今日はどちらへ・・・

五ヶ瀬ハイランドスキー場のリフト乗り場
カシバル峠でがねさん夫妻と待ち合わせ



10:10 ゴボウ畑登山口から爽やかにスタートです
緩やかにアップして



杉越分岐をいにしえのロマンと歴史の道の霧立越ルートへ
希少植物の保護のため鹿の食害防止ネットの開閉で
『白岩山石灰岩峰植物群落』エリアに進入
白岩山直下で春を迎えたヤマシャクヤクがまん丸つぼみでお出迎え
見頃はもう少し先になりそうですね



誇らしげな山頂の標柱



眺望はどこまでも



がねさん夫妻も登頂記念にいかかでしょうか



国見岳をはじめ九州山地の蒼い稜線





ワチガイソウも春を感じ



ユキザサのツボミが可愛らしい
日肥峠分岐から向坂山へ



木段が終わると山頂は直ぐ



ユニークなオブジェを仰ぎ



ダンコウバイ(壇香梅)があちこちにたくさん
黄色の小さい花をつけた向坂山ピーク



ピクニックランチと四方山話をのんびり楽しんで



バイケイソウの群落を軽快に下り



五ヶ瀬スキー場に出ましたよ!



青空に向かって



ヤッホー!!



まだまだ余裕のご夫妻
このまま下山はもったいないと
ゲレンデを下りて小川岳登山口から黒岩山をピストン



華やかなミツバツツジに



名残りを惜しんで下山です



林道の途中にある五ヶ瀬川源流を過ぎ



スタート地点のゴボウ畑登山口に無事下山
お疲れさまでした



帰路は馬見原地区を散策



子ども達が水遊びを楽しむ五ヶ瀬川が美しい






あっち、こっちと気ままな山遊び
緑の香りを思いっきり楽しんで今日も満足
がねさんご夫妻に感謝です


小川岳はまたのお楽しみに。。。
















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古祖母山 1633.1m

2015-04-26 | 九州の山
4/26(日)どこまでも青い空

高千穂町に入り国道218 号を左折、県道7号の岩戸神社を通過し
「神楽の里」をくねくねと北上
自宅から約70分で新緑が眩しい山麓に到着



尾平越トンネル広場



8:30 日向登山口がスタート



爽やかなグリーンシャワーを浴びながら



いきなりの急登に体温急上昇



縦走路に出ると
祖母山と本谷山、傾山への分岐点



祖母山方向に緩やかに進行
大障子岩にアケボノツツジを捉え



祖母山も展開



ルートを彩るアケボノツツジを愛でながら



高度を上げ



二連梯子を登り岩峰に飛び出すとまもなく



10:30 古祖母山山頂
墓標のような登頂記念が並ぶ
昔、この山に降臨した豊玉姫が後になって
より高い祖母山へと移ったのが山名の起こりとの伝説



黒岳から三尖の稜線



宮崎県の山々(尾鈴山方面)



岩戸の集落



ヤッホー!!
障子岳から天狗岩、祖母山が一望



ここで、ぐいっと山ランチ



阿蘇中岳の噴煙も見え



祖母周辺の山肌に



笑うように



粧うアケボノツツジを満喫して



本谷山を望み



心地よい樹林帯を急降下



13:00 無事下山
県境の尾平トンネルを抜けて大分県に行ってみよう



ここも登山口だが現在はコースアウト



帰路にある「上岩戸」の常光寺の滝



祖母山から湧出する自然水がつくりだす荘厳な滝



別名「白糸の 滝」はとても優雅で美しい
マイナスイオンが迸り
思わず深呼吸



天岩戸温泉の手力雄の湯、鈿女の湯で身を清め
山里のそよ風に癒されて・・・






山笑い萌え出す瑞々しい季節
自然が織りなす美しい風景にときめいて歩こう。。。








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赤川浦岳(あかごうらだけ)1231.9m

2015-04-23 | 九州の山
4/23(木)天使の誘惑

白花アケボノツツジはどこに?

宮崎県高千穂町
祖母山の南西に聳える赤川浦岳

8:55 黒原越登山口



縦走路を彩るアケボノツツジ



見頃のようです



もしかしてこれ?
でも薄いピンク



尾根からの眺望





高千穂の稜線





アップダウンの繰り返しで
9:45 殆ど展望がない赤川浦岳山頂



行き交う登山者も多くなり口々に
「白いアケボノツツジはどの辺りですか?」

すると、岩峰の上にあるとの情報
ルートから岩上に登ったところに

お初の白花アケボノツツジ



満開



祖母のパノラマ





岩峰には福岡からの団体の賑やかな歓声









山肌を彩るアケボノツツジに



魅せられて



10:50 下山したら登山口には駐車の行列



こちらも






人気の山のベストシーズン
この週末までは楽しめそうですよ!










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一ノ峯~二ノ峯

2015-04-12 | 九州の山
4/11(土)野の花の名峰には

晴れマークに誘われていざ春山へ
ハイカーも次々と訪れる人気の低山



野焼きのあとの緩やかな草原には
可愛らしいハルリンドウもお目覚め



歩き初めから目を凝らして探すのは



一ノ峯が呼んでるよ







ワラビに誘惑されながらピークを踏む



眺めはナイス



こちらもナイス



「二ノ峯にもお出でませ」



「これから行きますよ」



トレイルランナーも颯爽と駆け抜け



白いスミレに



翁さんも恥ずかしげ



二ノ峯ピークで山ランチ



この先は阿蘇南外輪山の稜線



俵山の奥に阿蘇中岳の噴煙も僅かに



熊本平野の眺望もいいね



振り向けば一ノ峯



草原は一面のお花畑





春色に囲まれて





ワラビ採りのワンちゃんも



駆け出す



帰り道も直進にはならず



名残りを惜しむ



可愛い子ちゃんはこれからですね



がんばって!



ルンルン気分で春風のなかワラビ採りハイク







野の花の草原は感動そのもの
お手軽お散歩はコースはお気に入りの名山です



この時期の俵山周辺はワラビ採りの風景が広がり
春のお楽しみイベントはこれから真っ盛りですね。。。













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竜峰山517.2m~竜ヶ峰 541.9m

2015-04-01 | 九州の山
3/31(火)八代市の山間に竜の背のように連なる

八代までの道中は車中から沿道を彩る
満開の桜に歓声をあげながら
9:10 登山道入口にある熊野神社前に駐車



裏手からのルートは以外と急登で汗が噴き出す



25分で桜満開の五合目広場



曇り空ながら八代市街や天草の眺望もナイス



龍のような長い稜線をイメージして



五合目登山口



直登コースの階段は山頂まで続くようで
左のらくらくコースへ



石灰岩が露出するも



10:15 頂上まで5分の稜線分岐に出た



えっ!雨?
山頂広場に到着するやいなや本降り
東屋で待機中の地元の方々と出会い
この先の竜ヶ峰への縦走を考慮・・・

登山口で前後して出発した地域のお仲間グループも
階段コースから到着
みかんを頂いておしゃべりしているうちに
10:45 雨も止んで予定の縦走路へ



龍の背のような岩尾根のアップダウンを越えると



展望も広がり



鞍部の辻峠から



鞍ヶ峰ピーク
これまた急登のアップダウンで



11:30 竜ヶ峰山頂



八代海や天草島の微かな眺望のなか
定番の山ランチを楽しんで



12:00 竜峰山に引き返す



再び龍の背を上下して



12:40 竜峰山の山頂広場に戻る
木立に囲まれ展望台は老朽化で使用禁止



下りは階段コース



花霞にぼんやりしても



創造の広場はお弁当を広げて憩う花見スペ-ス
スタート地点に戻る間際に雨が降り出したが何とかセーフ



13:30 熊野神社へ無事下山
曇り空のイマイチなコンディションでしたが
低山ながら適度に楽しめる人気の山
好天の日に違ったルートを歩いてみよう!



下山後は小川の「なごみ温泉」やすらぎの湯へ
心地よい奇跡の湯にほっこりして
雨に濡れる桜並木を愛でながら帰路に。。。








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白髪岳 1417m

2015-03-16 | 九州の山
3/15(日)あさぎりの雨に濡れて

「山都ハイク」山行に参加
熊本県あさぎり町にあり九州山地南部の山
登山口までのアクセスに3時間超を要し
麓のビハ公園を越え
生憎の雨が降りしきるなか
雨具装備のレインウェアで9 時過ぎスタート



今回は地元「白髪岳を守る山の会」の超ベテラン二人が案内人
「よろしくお願いします」
ルートは雨しずくにしっとり
「座って、二時」でも座れない



ヒメシャラも艶肌で



瑞々しく色香漂う



モミ、ツガ林の「行こうか休もか気モミノ木」



水の守り神に出会い



オブジェも



楽しい



ブナ巨木の原生林



この辺りの中腹は雲海のスポット
幻想的な雰囲気に包まれたあさぎり町の景観は
放射霧の発生する冷え込んだ朝に見られるとか



雨乞いの神様「三池神社」が現れ
雨に恵まれるのも納得するような



緩やかなアップダウンを過ぎ山頂まで5分



白髪岳山頂のパノラマ?
モヤモヤで真っ白



雨風が吹き抜け寒い
「寝て三ツ時」はとてもじゃない



そんななか
~千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています~
N名誉会長は山仲間の友人に黙とうを捧げ熱唱!
風に乗って天高く届け・・・



山頂から少し下った風のない地点で山ランチ
ガイドの愛甲さんから北海道名産「塊炭飴(かいたんあめ)」が振る舞われ
黒く輝く棒状の飴は「超うま」で山の行動食にもってこい
竹炭、ニッキの香りを楽しみながらの帰り道



雨も上がってヒメシャラのコブが光る



美しい樹林の地形に囲まれて
14:15 無事下山



下山後は白髪岳にお礼の「山の歌」合唱!



地元の名所案内の予定は時間の都合でパスとなり
「ヘルシーランド薬師温泉」に直行
車窓から雲海を眺めながら五木村に下ると
「西日本」で唯一のブリッジバンジージャンプ
高さ77m「銀杏(イチョウ)橋」が望め
清流川辺川に向かって飛び出す!スリル満点の五木バンジー
かなり興味をそそられるエリアです



道の駅「子守唄の里五木」で一時休憩後



東陽町から美里町に抜け
長時間のバスに揺られて帰路となる




雨のなかの山歩きは久しぶり
五木地方の静かな山深いのどかな風景は
白い霧を抱いてベールに包まれ
素敵な空間に出会った山旅となった。。。








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天草最高峰 倉岳 682m

2015-02-16 | 九州の山
2/13(金)海抜0mからファミリー登山

登山口へのアクセスに時間を要し



山麓の棚底地区の海岸へ



11:08 登山口をスタート
矢筈岳はパス?倉岳ルートを探して



諏訪神社参道に入る



先代の知恵に育まれた街並み
強烈な北風「倉岳おろし」から家を守るための
暴風石垣に囲まれた民家を抜け道迷い?



みかん畑の中を



青い空に向かう



農家の軒先で触れ合い



葉山林道に出る



「倉岳羽羅(ぱら)登山 道」トレイルの道標から



樹林帯に入山



ロープに任せると



眺望が開け



パラグライダー滑空基地に飛び出る



矢筈岳や



御所浦島の島々が眩しい



舗装林道を10分歩くと
最後にきつい石段に息を弾ませ



山頂直下の鳥居に到着!



12:50 倉岳山頂



ぐるりパノラマの眺望に



普賢岳



さあ!ランチタイム
ご褒美のおにぎりとカレーうどんが微笑む



山頂北にある倉岳神社の祠に参拝
直下の林道を下山



美しい島が浮かび



急降下に遊ぶ



牛さんにも出会い



天草で最も高い倉岳の麓に築かれた
戦国時代の城郭、棚底城跡のルートに降下すれば



「延命登山道」の登山口



麓から矢筈岳、倉岳の稜線を望み



棚底港へ戻ると
「フェリーごしょうら」御所浦港行きが出航



棚底地区の入り江は憩いの場



ゆったりとした時間が流れ



美しい空と海と山・・・そして



倉岳の心地よい




和やかな風景に包まれ
15:30 下山となった。。。











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お天気

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