乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

みちのく浪漫紀行

2011-01-01 | 旅行
2010/12/29(水)~31(金)

恍惚の八甲田山



東北新幹線七戸十和田駅に降り立つと、
雪ではなく予想外の雨模様



30分のバス旅で、野辺地町『まかど温泉富士屋ホテル』へ直行
部屋からの眺望は美しい陸奥湾・下北半島に面する。
積雪は期待はずれで隣接のスキー場も運休に



歴史ロマンとヒバの香が紡ぐ『まどか温泉』は
やさしい湯香に包まれて極楽、極楽.....
そして、部屋出しの青森の幸、会席料理の夕食に舌鼓。

ホテルロビーを飾る『ねぶた』
青森はやはりこれでしょう。



翌日はありえない蒼空が広がってわくわく。
十和田ゴールドラインの樹氷に魅了され、
八甲田山ロープウェイからは白銀の世界が・・・
前夜の降雪でまっさらのパウダースノーと日本一のスノーモンスター



津軽平野に浮かぶ岩木山



青森市街、津軽半島、津軽海峡、遮るもがない絶景にヤッホーホー♪~
またとない幸運に感動。
田茂萢岳・赤倉岳・井戸岳・大岳と・・・・・目に毒だ。
八甲田雪中行軍遭難事件はあまりにも有名だが、
今日のような好天には想像すら出来ない。



お嬢様達はスノーボードで華麗に舞い降りる?



おじさんと岩木山



シュプールを描いて、、、、滑りたい



八甲田山の神に微笑み返しの別れを告げ、
黒石市の津軽伝承工芸館での昼食は名物『つゆやきそば』を味わう。



貴賓室では津軽美人がお出迎え?



津軽こけし館には
日本一のジャンボこけし



ホテルに戻って『温泉三昧』
湯上がり美人と思いきや長湯でカラカラ?は
泡で潤すしかない。

最終日の大晦日は風速25mの地吹雪の中、
青森市街にある善知鳥神社に今年一年の御礼詣



目的のストーブ列車も運休になり、
とりあえず、津軽三味線発祥之地、五所川原市金木町へ向かい、
まずは津軽三味線会館でのライブステージを堪能
津軽三味線まんじ流『まんじ愛華さん』は、
乳がんの手術後、放射線治療にも打ち勝つ力強い演奏に熱くなった。



風雪の中を作家・文豪 太宰治の生家であった
太宰治記念館『斜陽館』へ
680坪の豪邸でも太宰の部屋は無かったとは・・・・

   トランプの遊びのように、
   マイナスを全部集めると
   プラスに変わるという事は、
   この世の道徳には
   起こり得ないことでしょうか。
         ― ヴィヨンの妻 より



次の人気観光スポットは日本最北の私鉄『津軽鉄道』
午後からは運行になったが、帰京時間の関係で、
ストーブ列車は見学のみになって実に残念だったが、



五所川原駅に停車中の車内に案内された。
するめを焼いて一杯といきたいところ・・・
このあと、地酒を酌み交わしながらの年越し列車も運行になり、
NHKテレビ『ゆく年来る年』で生中継されるそうだ。



帰りは新青森駅から乗車、新幹線到着口はふるさとで
お正月を過ごす帰省客や、旅行者であふれていた。
厳冬のみちのくをたっぷり楽しんで今年も終わりそうです。
コメント
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