乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

祖母山 1756.4m

2011-07-14 | 登山
7/14(木)碧い夏



いつも眺めてる山に向かった
自宅から高森、高千穂、五ヶ所を経由して林道へ入ると
狭い未舗装のガタガタ道を4WDに切り替え城主も緊張顔で慎重に進む。
約70分で五ヶ所コース北谷登山口到着

予定では風穴コースだが前夜の雨の影響が心配され
千間平コースに変更して8:30 出発。



1合目から九合目まで解りやすい案内に導かれると



樹林帯の木陰の緩やかな



道程には



大分、熊本、宮崎の三県境地点が



国観峠は神原コースと合流し避難救助用臨時へリポートの広場



9合目からは滑りやすく両手を使って踏ん張って
九州大学の生物学部の3名とすれ違い会話し、



急に展望が開けると山頂だった 10:45
長崎からの先着者が四方の山々を解説、
名峰の稜線と奥深い渓谷、濃密な自然林の雄大な眺望に目開く。



この祠が上宮「健男霜凝日子社(たけおしもごおりひこしゃ)」
祖母山を取り囲んで下社が8社あるとされる信仰、伝説の山



尾平登山口の青少年旅行村も眼下に



阿蘇



古祖母



傾山群



40分の山飯休憩はトンボの大群が遊び寄る

縦走コースへは行きません



下山は九合目小屋経由で
なごりのオオヤマレンゲを愛でに



かなりアバウトな道標



小屋宿泊者が減少しているらしく
夏は特に空いていて貸し切り状態
『ぜひ、泊まって下さい』・・・小屋番より



淡々と下って千間平まで来ると九大の3名が昆虫採取していたので、
例によって空かさず声かけ交流し進路指導までこなす 絶口調に絶句しながら
14:00 北谷登山口に無事下山。



帰りに麓の祖母八社のひとつ祖母嶽神社に参拝
神武天皇の祖母である豊玉姫 をお祀りしています



ここにも立ち寄る
宮崎県の民謡『刈り干し切り唄』のふるさと



祖母、九重、阿蘇の3峰を眺望できる三秀台はビューポイント



日本アルプスの父ウェストンが来日してまず登ったのは、
富士山についで、当時九州第一とされた祖母山。
明治23年11月6日に登山したのを記念したウェストン碑が建てられている。



祖母は登山ルートが多種多様
コース途中の展望が殆どなく樹林帯の地味な山容でつつましい。
一度くらいでは全容を見せたりしない
じっくり時間をかけて対峙しなければその良さは感じ得ない。。。
季節を変えて違った感動を楽しみたい山である。

コメント (2)
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