やまさん。RCのブログ-V2

このブログは家庭とRCの両立に日々悩む一人の中年(^^;の苦闘の日々??をお伝えするどきゅめんたりーです。

ヨコモGT500全日本参戦記

2015年11月15日 | レース参戦記

みなさんこんばんは。

そろそろ年末に向けて、AOCをはじめとしたビッグレースが目白押しとなる季節になりましたね。

ワタシは12月6日(日)にクレストスピードウェイにて開催予定のクレストカップに参戦予定です。

このクレストカップでは1/12モディのインターミディクラスを開催して戴ける模様ですので、1/12モディの

レースに参戦したいけど、どこもメンツが濃すぎてちょっとなあ…、ってお考えのあなたにピッタリのお気楽

1/12モディレースといえるインターミディクラス、如何でしょうか?

クレストスピードウェイはコースレイアウトも一新されて、モディがより走らせやすくなったと思いますよ~。

さて、そろそろお題を戻して11月8日(日)に谷田部アリーナにて開催された、ヨコモGT500全日本選手権参戦記をはじめますかね。

前回のヨコグラから今回の全日本までワタシは一度も練習することもなく、簡単なメンテのみでパーツ類も全く変更なしでこの全日本に

臨むこととしました。

というのも別にいい加減に取り組んでいるわけではなく、GTストックのスピードだとセット出しや練習するより、モーターとバッテリーの管理

をきっちりして理解を深めるのに時間を使ったほうが有効だと認識したからです。実際、前回のヨコグラでも初コースでありながら練習走行

の3周目にその日のベストラップから0.1秒落ちのラップが出たのですから、全日本でコースレイアウトが一新されてもハンデにはならない

と考えた次第です。

ところがところが、当日朝に到着してみると、コースレイアウトは変更されておらず、ヨコグラの時に対してお椀をたくさん置いた対応でした

ので、この時点で初コースというハンデは帳消しになったわけです。まあ、コースレイアウト一新した昨年は路面グリップが全くなくなり、

レースの成績が予選2回目のみの一発勝負に実際なってしまったことを考慮すると、この判断はある意味正しいとは思います。

そこでちょっとワタシ的にはついてないことがピットについて早々ありましたが、なんとかピット設営して準備を整えて、落ち着いてから

改めてお隣の方にご挨拶などしてからドライバーズミーティング(通称ドラミ)でマシンを並べて記念撮影と、いつも通りの流れの中で、

レジェンド正美さんからレース参加者へのご挨拶とレースレギュレーションの説明があったのですが、なんとレース形式は予選2回の

ポイント制とのこと。通常、予選が4回以上あればポイント制もよくあるのですが、予選2回でポイント制は初の試みでしょうかね?

この方式だと、グリップが低い予選1回目で出した成績が実質無駄になるベスト方式より公平性が高いとのこと。

まあ確かに、運営側への負担は高いでしょうが、全日本を名乗るからには公平性には代えられないというワケですかね。

しかも決勝Aメインは9名をまず選定し、残りのメインの上位2名ずつのタイム順であと2名をAメイン勝ち上がりとする方式との

ことで、うまくすればGメインからでもAメイン勝ち上がりがあり得るレギュということで、なかなか斬新ではあります。

今回もmtabeさんのご協力を得て、ワタシのマシンにはSMART LOGGERを搭載して戴きましたので、レース中のマシンデータは

すべて記録されるワケなんですよねえ。これにボディを乗せた状態で重量は1000gとレギュの980gより20gばかり重いですが、

それを補って余りある情報を絞り出してくれるはずです。

あとはレース前に充電したバッテリーを装着して、手持ちのeagle treeでモーター回転数を計測し、レギュであるタイヤ回転数3200rpm

に近い3160rpmにまずは合わせこんで、その状態で受付にいってタイヤ回転数を実測することで、受付に使用する計測器具と、手持ちの

eagle treeとの誤差を確認しました。結果は±5rpmとほぼ誤差は考慮しなくてよさそうなレベルであることがわかりました。

この状態でレース用電池に交換し、改めてタイヤ回転数3190rpm狙いに設定してレースの出番を待ちます。

タイヤですが、ヨコグラと同じくリアには1年前のGT全日本から使い続けているS、フロントにはmtabeさんから頂いたMSを装着して、

グリップ剤は後ろ10分フロント5分を基本として、フロントの塗幅は50%から始めました。

まず練習走行は3分間、予選と全く同じ組み合わせにて、ワタシはストッククラスの2番目の出走順です。今回、レース参加者はストック

だけで64人も実際に来られていたので、決勝はGメインまであるという盛況ぶりですが、相変わらず出走順は路面清掃係担当っぽい位置

ですので、低グリップが想定されます。しかしながら実際にはコース変更がなくお椀追加のみだったせいか、走り出しからグリップ感は普通で、

走行方向もヨコグラと同じ時計回りでしたから順調に練習できました。この時点でワタシのベストは17.454秒でした。

しかし、その後の他車を見ると速い人は17秒フラット前後が出ており、これはかなり苦戦が予想される状況のようです。

まあ、路面が上がってくることを期待しつつ、今回はレース用バッテリーとして新品を1本購入したのでそのパワーに期待です。

まず、予選1回目には手持ちで新しめのバッテリーにブラックホーク充電器で4.0Ah充電を施しました。カット電圧は4.21V/セルです。

この状態でレース1時間前に充電完了として、あらかじめ車検場の横にある回転数計測エリアでタイヤ回転数が実際に3190rpmに

合わせ込めていることを確認してからその状態でピットにてレース出走時間を待ちます。

予選1回目、ゼッケン5番にて5番目のスタートですがさすがに全日本、みな速くてなかなかすぐには前に出れません。

なんとかトップにまでなるものの、後ろから異様にパワーがあるマシンが来たので、予選ですからやむなくインを空けて前に出したら転んで

抜き返してしまい、また後ろから来たので譲ったらまたこけた、みたいなことが数回ありタイムをロスってしまいました。でも結果的には

そのレースの中ではトップゴールとなり、14周8分3秒でベストは17.197秒となりました。平均ラップは17.484秒とベストから0.287秒

もかい離してますからまだまだです。この時点で総合20位/64名となかなかに微妙な感じです。

予選2回のポイント制でベスト1回のみ有効ポイントなので、予選1回目に4位以上はAメイン確定となり、空きのAメイン枠は最低

5枠しか次の予選2回目には残っていない状況にて、ここに飛び込めるスピードが自分には現状ありません。

まあ、しかしながらここで予選出走枠組み換えがありますので、少し速い人たちと走ることでトータルラップは改善目途もありますから

少しだけ期待して頑張ってみます。

予選2回目、バッテリーのみ新品を投入するも、その他はフロントグリップ剤の塗幅を60%に増やしてレースに臨みます。

予選2回目のワタシの枠は5レース目にて、実質Cメイン相当の枠でゼッケン2番を頂きました。これは前が1台しかいないので

クリーンなラップが期待できます。

まあ、その前にまずはお昼ご飯ですね。

ここヤタベのお昼はお弁当屋さんが来るのですが、上の画像のカレーがこの量で700円となかなかにリーズナブルで、お味も

まあまあですからお勧めしてもよいかもです。

果たして予選2回目スタート。走り出してすぐにゼッケン1番のマシンがハイサイドか何かでコースアウトしてくれたので、ワタシが

トップに立ちそのまま成績自体もこの枠でのトップを快走している模様です。マシンの動きもよく自分の出せるすべてをぶつけて

4分間のアタックをなんとかまとめ上げることに成功したみたいです。

結果はちょっと残念な14周8分0秒785にてベストは17.025秒で平均ラップは17.198秒とやはりベストからのかい離が

0.174秒と相当頑張った成果が見られます。なんせ、ワーストラップでも17秒450ですから、ほぼノーミスといえる内容です。

でも、予選2回目の結果は13位/64名でした。まあ、19位までベストはワタシを除き、みな16秒台ですからストックで

ベストが遅いという致命的な状況にしては頑張ったほうかもしれません。

で、結局はポイント制に直すと総合16位/64人となり、決勝ばBメインでゼッケンは7となりました。

決勝Bメイン、ここで頑張ってまずは2位以上に上げてAメイン入りを今一度目指してみます。

決勝スタートと同時にワタシはホールショットを決めて、ストレート後の右コーナーを一つ抜けた時点で4位にまで上がりました。

しかし序盤のワタシの走りは他車に劣るものがあり、一旦は7位くらいまで順位が後退してしまいました。しかし1分経過後

から踏ん張りを見せて前走者にしがみつくように走り、3分経過時から他車が大きくタイムを落としていく中、ワタシはどんどん

ペースを上げていき、11周目にこの日自己ベストとなる17.007秒を出しながらさらに前走者を追いかけると、残り30秒で

3位に浮上してトップ争いもコーナー一つ先に見えてきました。しかもペースが落ちてます。そのまま追い上げるものの、

2位まではあと0.3秒、トップまででもあと0.5秒足りずにレース終了となりました。結局はCメインの1位と2位がほんの少し

Bメインより速くて勝ち上がりとなったようですが、そこと比べてもあと1.1秒の差でしたからレース序盤のペースが上がれば

決勝Aメインは見えていたようでした。

結局、総合14位/64人がワタシの最終成績でした。

たぶん、あと少しパワーソースの詰めができればAメインは現状のマシンで十分に届くなあ、というのが今回わかったことで、

ほぼどノーマルのマシンでも全日本決勝Aメインが目指せるヨコモGT500って、なかなかいいカテゴリーだなあって思います。

皆さんも、来年はヨコモGT500全日本目指してみませんか?

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ヨコモグランプリR26参戦記 ~ GT500ストック & F1ナロー編

2015年10月29日 | レース参戦記

みなさんこんばんは。

 

ちょっと肌寒い気候となってきましたが、ここをご覧いただくみなさまは如何お過ごしでしょうかね。

ワタシは10月25日に谷田部アリーナで開催された、ヨコモグランプリ ROUND 26 (通称ヨコグラ)に参加してきました。

参戦カテゴリはGT500ストッククラス(30.5T)と、F1ナロークラス(30.5T)のWエントリです。

F1ナローはワタシのではなく、友人からお借りしたレンタルマシンです。

GT500のほうは4年ほど前に購入したGT500ノーマルに対して、ごく一部改造を施した内容です。

ヨコグラでは、多少の改造は許容してくれますので、参加マシンのバリエーションが様々にみられるのも楽しみの一つなんですよねえ。

これがワタシのGT500マシンです。ボディはこれまた当日に友人から拝借しました、BZRですねえ。これがまた軽量かつコンパクトで、マシンの回頭性が良好なのが美点のボディです。

マシン自体はごくノーマル仕様でシャシーもFRPですし、フロントサスはダンパーを追加した以外は4年前のノーマル仕様そのままで、リアもギアデフかつ左モーターマウントも樹脂のまま。

センターショックのみR12用のビッグボアに変更したくらいです。あと、ワタシらしさを強調すべく、バッテリーは本来横置きのノーマル仕様から、縦置きに変更しました。ただ、バッテリーの

ステーはノーマルそのままのOリング固定を維持してます。センターショックの前側ピボット位置を確保すべく、自作のブレースを装着しました。まあ、お気楽お安い仕様ですかねえ。

タイヤはリアにS、フロントにMSを装着しております。

あ、あとマシンにはmtabeさんからお借りした、ロガーを搭載しておりますので、セッティングに迷いそうになってもすぐにデータ検証して対策が打てる状況です。

今回、モーターはmtabeさんからお借りしたよく回るモーターとのことでしたので、気合を入れてモーター回転チェック&進角調整を実施しました。

今まではフル充電したバッテリーを使って、モーター回転数をデータロガーで実測してタイヤ回転数が3200rpmになるよう調整していましたが、

バッテリー電圧がすぐに低下するので計測のたびに充電する手間が発生していました。

しかしながら新型充電器である、ブラックホークの定電圧モードを活用することで、フル充電バッテリーを計測のたびに準備する必要がなくなりました。

ヨコグラのGT500ストッククラスである30.5Tモーターに対する設定としては、8.40Vで10.0Ahとすることで、フル充電バッテリーを使うのとほぼ

同じ計測結果が得られました。

アンプはSP3で進角1の設定とし、モーター側の進角はフル進角からちょい戻しの設定で3180rpmのタイヤ回転数となりました。

これまでのヨコグラで使っていた自分の30.5Tモーターでは、SP2で2800rpm、SP3でも3060rpmのタイヤ回転数しか確保できず、レース

レギュレーションである3200rpmから大きく劣るこれまでの状況では常に最下位メインをうろついていました。

しかしながら、mtabeさんからお借りしたモーターをしっかりセットしたことで、ようやくまともにレースできる状況となりました。

 

さて、ヨコグラのレースは事前に予選の組み合わせが主催者側で決定されており、練習走行3分、予選走行4分×2ラウンド、決勝1ラウンドは

Aメインのみ8分で、Bメ以下は4分というスタイルです。よって、練習走行で速くても予選組み合わせは変わらないので、事前組み合わせによる

運も左右するレース形態といえます。

今回のヨコグラでワタシが参加したGT500ストックは参加者35名、F1ナローは参加者9名でした。F1ナローは全員Aメイン確定ですので、

予選はGT500ストッククラスに注力することになります。GT500ストッククラスの予選組み合わせは7人ずつ5ヒートの割り振りとなり、ワタシの

出番はその中で2ヒート目となります。また、全体で言っても4ヒート目とかなり早めの出番になりますので、路面状況は若干低グリップな状況

が想定されました。

実際、練習走行ではかなりグリップ感が厳しい状況であり、かつワタシは今回も事前練習なしでしたのでコースレイアウトを覚えるところもこの

練習走行の3分間でこなす必要がありました。でも、最近は初めてのコースレイアウトでもかなり早いタイミングでラインを見切れるようになって

きたので、この練習走行でも走行開始から3周目で16秒2という朝一練習としては悪くないタイムを刻むことができました。まあ、その後は

いろんなラインを試してみたので、この16秒2が自己ベストのまま練習走行時間は終了となりました。

そして予選1回目、スタート早々からかなりマシンのペースが良いようで、いつもならストレートで追いつかれる場面でも全く後ろから近づくマシン

はなく、インフィールドセクションでは他のマシンにぐんぐん追いつく感じてこのヒートのトップを快走している模様です。少し他のマシンが予選にも

かかわらずなかなか譲ってもらえなくて少しお付き合いさせられたり、焦りからミスで転倒を1回してしまうものの、全体ペースは良いレベルを維持

してゴールできました。結果は15周4分03秒695でベストラップは16秒078でした。このタイムはヒート4まで全体トップで暫定TQかと思われ

ましたが、さすが最終ヒートの猛者たちはとても速く、結果的に全体で7位にまで落ちてしまいました。でも、トップとの差は同一周回の2秒遅れ

にて、2秒の間にTOP7人がいる大混戦の様相を呈してきました。

予選2回目、TOPでスタートしたおかげか、今度は他のマシンとのお付き合いも不要で非常に好調な走りかつミスもほとんどなく、ほぼパーフェクト

な走りで我ながら完璧なヒートをこなすことができました。これは結果が期待できると電光掲示板を見るとなんと、15周4分4秒と予選1回目

より0.5秒も遅い結果にびっくりしてがっかりです。ベストラップも16秒122と予選1回目より落ちてます。これは考えるに、ワタシはレース用電池

を1本しか持っておらず、予選1回目の電池を追い充電して予選2回目に使用したので、わずかにパワーが落ちたものと推察します。

まあ、やはりラップタイムを見るとアベレージのラップが16秒258とベストラップから0.136しかかい離しておらず、非常に高精度は走りが実現

できていたのは間違いありません。

予選2回を終了して、結果的にワタシの総合順位は7位と変わらず、総合トップの方のタイムは15周4分1秒418でベストラップは15秒725

とのことですから、ベストラップ差でいくと0.353秒差、トータル差では2秒277ということで、ベストラップ差ほどにはトータルでの差はついていない

状況にて、決勝は今少しの頑張りが必要だと理解しました。また、決勝Aメインカットラインとなる10位の方は15周4分5秒986ですから、

トップとはわずか4.5秒差までしか許容してくれない激戦だったわけです。

そして決勝Aメイン、ワタシは友人に決勝グリッドでマシンを丁寧に置いてもらい、スタートでのジャンプアップにかけることにしました。

果たしてスタートのコールとほぼ同時にトリガー全開とするとマシンは前方2台を捉えて5位にジャンプアップすることができました。

しかしながら、ワタシのマシンのパワーは他の上位マシンには歯が立たないレベルにて、決勝ながら止む無く自らラインを譲って速いマシンに

先に行ってもらいました。

で、結果は7位。頑張って初のGT500ストッククラスでのAメインであり、しかも7位という成績はとてもうれしい結果ですね。

ワタシが頑張ったところは、友人に撮影して戴いた動画にてどうぞご覧ください。

そしてF1ナローですが、予選5位、決勝4位とこれまた頑張りましたが、実は友人の12マシン2台のメンテにレースの合間はずっとかかりきりで、

メンテ不良で決勝はデフ滑りが発生していたため、デフメンテできていればぽでぃうむは狙えたかなあって感じです。

そうそう、チーム相模原の残党であるワタシの実力を今回も最後に遺憾なく発揮しておきましたよ~。

上の画像のピットマットが今回のレース後抽選での戦利品となります。これまた嬉しい賞品ですねえ。このピットマット、生地がとてもよくてこれから

機会があればレースで実際に使っていきたいと思います。

ヨコモさん、ありがとうございます。

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10月度クレストナイトレース参戦記 ~ ほんとにAメイン編

2015年10月05日 | レース参戦記
みなさんこんばんは。

あれは確か7月の全日本に向けて、モロテック製の百戦錬磨V3シェイクダウンのために6月末にクレストで練習走行して以来、
10月3日に開催されたクレストナイトレースまでの間約3か月余りものご無沙汰でした。

まあ、全日本疲れとか、子供の野球イベントが重なったりとかしてのご無沙汰でしたが、この10月度のクレストナイト終了後、
コースレイアウト変更ということで、約1年間楽しんできたレイアウトで最後のナイトレースを楽しみたいと思いまして、
なんとか調整して参加することができました。

今回のナイトレースに当たっては、モロテックスピードウェイにてクラッシュでダメージを受けた百戦錬磨のリアアクスル周り
に関し、シャフトは手持ちの中で状態の良いものを選定し、クラッシュで曲がったと思しき右ハブに関しては修正を加えました。



いつもの手持ちにあるブラシモーターのコミュ研磨機を活用しての右ハブ端面研削加工を施しました。

また、ベアリング類は最近はやりのドライフルードを注してスムーズな作動を取り戻しました。特に効果的なのは右ハブの
スラストベアリングでして、おかげで非常にスムーズなデフ作動を得ることができると確認できました。



で、”本日のピット”ですが、いつもと変わらぬ風景ながら、今回のレースには敢えて通常の百戦錬磨を使いました。
まあ、メインシャシーは昨年末に50枚限定で発売された世界戦仕様のシャシーを使っていますが、ほぼノーマル仕様といって
いいかと思います。

あ、なんだかワタシの向かいのピットにコラリーG2っぽい風景が見受けられますが、これはワタシの友人が12GT参戦にあたり、
コラリー復活を果たしたというワケなんですよねえ。

さて、ナイトレースまでの練習走行では午前中はモロテック製の切磋琢磨を12GT仕様としたマシンのセットアップ、って
いうか整備不良でフロントタイヤが2回も外れる失態を繰り返しつつも、なんとかまともに走れるようになったところで
モディのセットアップに取り掛かります。

久々のモディでの走行はなんだかグダグダでおかしいなと思い、ピット回収してみるとモーターマウントのロア側ねじが
一本脱落していて、ほかのねじも全部緩んでます。どうやら、メンテした際にモーターマウントロア側ねじ締め忘れた
ようで、どうもいまいちピリッとしないですね。

モーターマウントのねじを締めてからはようやくまともに走るようになり、左右の曲がりの違いをキャンバーとリアの
ロールスプリングの微調整で合わせていきましたが、夕方ごろになるとマシンが全く走らなくなりかなりやばい感じで
カツカツになってきました。



どうやらフロントタイヤの外周端面の接着部がはがれてくるのが要因ではと推定して、瞬間接着剤でフロントタイヤ外周
端部を接着補強しました。するとそれまでのあいまいなマシンの動きがかなり改善して、レース開始直前になってようやく
いい感じになってきました。

ちなみにワタシは上の画像にある瞬間接着剤を愛用しています。百均で販売されているものでして、粘度高めなのが
お気に入りです。また、パッケージの密閉度も高いようで、瞬間接着剤がいわゆるカゼを引いて使えなくなることが
なく、とても良い商品だと思います。

さて、レースのほうですが今回は参加者が若干少なく、ストック21.5Tの2セルが5名、モディが10名、あとWGTとF1に
12GTが3名ずつという感じでした。これも10月という運動会シーズンかつヤタベではバギーの世界戦開幕日と複合要因
に起因するとは思いますが、ワタシとしては少し(かなり)頑張ってAメイン入りを目指せるチャンスと云える状況です。

とはいえ、今までも同じような状況でも大体Bポーがいいとこで、クレストのAメインの壁の厚さを過去15年も身に染みて
おりますので、ここはひとつ成績云々ではなく自分なりに納得のいく走りを目指そうと考えなおしました。

しかも人数が少ないと、Aメインのカットラインが通常8名から7名に減ることがあるので、7位以内に入る必要があるの
ですが、まあ参加メンバーの顔ぶれ見ると無理な感じであることが容易にわかりました。
というのも、クレストのナイトレースは予選3回ありますので、Aメイン常連さんが予選3回のうち1回は必ず結果をだして
くるので、波乱がほとんど起きないというワケなんですよねえ。

とか考えている間に、予選1回目が始まりました。

予選1回目、スタートして1周目にいきなりストレートエンドでコースアウトしてしまい大きなタイムロスを喫してしまい
ました。幸い、マシンには全くダメージがなくレース継続可能でしたので、遅れを取り戻すべくプッシュを続けます。

するとレース中盤あたりからペースがよくなってきて、序盤のミスを取り戻して良いペースで走れている模様です。
ベストラップも8秒9がでて、ラップペースも9秒フラットから9秒1で走れており、52周は行けそうな感じです。

結局最後までマシンは調子を維持してくれて、52周の8分7秒くらいでゴールできました。

この時点で総合7位/10人とカットラインぎりぎりっぽいです。

予選2回目、今度はスタートしてすぐのミスはなく、好調な感じでペースを上げるものの、なんと突然のマシントラブル
でリタイヤを喫してしまいました。

マシン回収したところ、なんとサイドリンク固定ねじが緩んで取れてました。これも整備不良ですね。いけません。

予選3回目、満を持してトリニティ製Formula-X 7100mAhバッテリーを投入しました。また、このバッテリーの充電に
当たっては、クレスト店長さんからお借りした、kimihiko-yano新製品である、ブラックホークを使っての充電にて、
パワーソースはもう完璧です。



この充電器、まずお借りして説明書なしで使いましたが、全く迷うことなく充電およびストレージ充電操作ができ、
操作はすべてタッチパネルで行なうので普段のスマホみたいな操作感で使いやすいです。そして充電性能ですが、
充電終了時の電圧を任意に設定できて、しかも設定電圧と実際の電圧が同一なので、4.2Vぎりぎりを狙うことが
非常に簡単で、パワー的にも優位性はあると思います。また、燃費についても比較はできませんでしたが、今回
のレースで燃費は常に余裕でレース走行後もバッテリー電圧は3.7Vあり、ハイぺリオンでの残容量確認結果は
10%以上の残量をレース後に確認できましたので、悪くはないと思います。

さて、改めて予選3回目、スタートからミスなくかなり順調に走れます。11周目から8秒9が出始め、20周目からは
8秒9から9秒1で安定してラップできました。そして38周目に自己ベストの8秒8、さらに7分経過時の45周目には
この日自己ベストとなる8秒82がでて、そのまま大きなミスなくゴールできました。

結果は52周8分1秒にて、ベストラップと同じく自己ベストを記録することができました。

で、あまり期待していなかった総合順位は7位/10人とようやく自力でクレストナイトレースでのモディAメイン
に滑り込むことができました。

今年の春ごろにも一度、Aメイン走行できてはいますが、その際はBポーからの繰り上げでしたので微妙でしたが、
今回は参加者が少ないとはいえ曲がりなりにも自力で掴んだ感があって、喜びも一塩です。

決勝Aメイン、今回はほりっちょ師匠とワタシの二人が百戦錬磨で進出となりましたが、ワタシはできるだけ
他の方の走行の邪魔にならぬよう、でも自分なりにベストな走りを目指して頑張りました。

結果は6位でした。まず、完走できたのと自分のベストな走りがレース後半にできたので満足できました。



さすがモロさん、百戦錬磨は素晴らしいマシンです。ワタシのような中級サンデードライバーでもクレストの
モディAメインに行けるチャンスを与えてくれたわけですから。



そうそう、GT12は優勝させて戴きました。いつもありがとうございます。
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久々参戦 ~ ヤタベラウンドR193参戦編

2015年09月30日 | レース参戦記
みなさんこんばんは。

シルバーウィークはモロテックスピードウェイで開催された、百戦錬磨祭りに参加して、とても楽しい二日間を過ごしましたねえ。

でも、実はその前にヤタベアリーナで9月6日に開催された、月例のヤタベラウンドに参戦していたのですが、ここで紹介する前に
百戦錬磨祭り対応でもたもたしてしまい、ようやく今になってその時の様子をアップする次第です。



まあ、いつもの”本日のピット”ですねえ。実はワタクシ、ヤタベは5月以来でして、しかもヤタベでの1/12モディ走行に至っては
半年ぶりくらいでしょうか。コースレイアウトも一新されているし、事前練習もなしでのエントリーですから、いきなりモディで
マシンを全損しないようにするのが今回の第一目標って感じです。

ヤタベラウンドは朝一に練習時間1時間のあと、予選2回と決勝1回の流れで進みますので、このレイアウトで初走行となるワタシと
しては、朝一の1時間練習は有効に使うしかありません。

今回、ワタシは12モディのみではなく、GT500ストッククラスとのWエントリで参戦しましたので、まず最初の練習走行はGT500で
開始です。

GT500ストックは2セル1600mAhバッテリとヨコモ30.5Tモーターの組み合わせで、ギア比固定のリアタイヤ回転数3200rpm上限のレギュ
にて、スピードはまったりですのでコースレイアウト覚えるのには最適です。まあ、10周くらいして大体コース覚えたので、次は
12モディでの練習走行ですよね。

まずはぶつけず安定した走りを目指して、ヨコモから4年位前に発売されていたWC記念の3.5Tモーターを使いましたので、非常に
スムーズな走りで襲いながらも手堅く走らせることができました。

結局、朝一の練習時間に1/12は1パックのみの走行で終了となりました。
タイヤは前後モロテック製の自由自在に柳腰ホイールの組み合わせがここヤタベでもよさげですので、レースはこの組み合わせ
でいくことにします。

予選1回目、参加者5名ですのでAメイン確定ということで、予選は無理せず置きに行く走りで速いクルマにはラインを譲りまくって
淡々と走行を続けます。結果として41周8分7秒のベスト11.2秒という感じで、トップの45周でベスト10秒2に比べてラップで1秒落ち
ですから勝負にはならない感じです。

予選1回目が終わるとお昼時間が1時間ほど設定されて、その間は練習走行も可となりましたので、その時間を使ってモーターを
トリニティのD4に換装して1パック確認走行を実施しました。なんとか10秒9までベストが上がりましたので、予選2回目はこれで
行くことにします。



まあ、せっかくのお昼休みですから、ヤタベ名物のカレーでも食べましょうかねといった感じです。このカレー、この量で普通盛
でして650円はお安いかと思います。カツカレー大盛なら確か1000円くらいで凄い量を楽しむことができますので、一度ヤタベに
お越しでまだ食べたことない方はお試しされるのが良いかと思います。

さて、予選2回目はこれまた手堅く走らせた結果、42周8分4秒でベストは11秒フラットと若干控えめな走りがタイムに反映されて
しまいましたねえ。

決勝は5台で楽しく生き残りバトルを最後まで楽しんだのですが、終盤にリアグリップが失われて表彰台には上がれず終了と
なりました。でも、ベストは10秒8まで上げることができましたし、なによりレース自体を楽しめたので、一日中レースを満喫
できたって感じでしたねえ。

ちなみにGT500ストックのほうはレギュの3200rpm以下に対して、ワタシのマシンは3060rpmしか出ませんでしたので、パワー差が
そのまま成績にでてBメ2位で終了でした。

ヤタベラウンド、これまた楽しめるレースでしたねえ。
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JMRCA 1/12 全日本選手権 ~ モディすげ~や編その3

2015年08月11日 | レース参戦記
みなさんこんばんは。

そろそろ夏休みも始まった会社もあるようで、昨日のワタシのブログへのアクセス数が突如跳ね上がりました。ワタシのこのブログはgooブログをソースとしておりまして、
gooブログには全部で200万くらいのブログ登録がある中で、昨日の順位は985位とはじめて1000位以内に入りました。ほぼ1/12のラジコンネタしかないこの超マニアックな
ブログでこの順位はちょっと嬉しいです。1/12もそうですが、ラジコンに興味をもって始める人が少しでも増えるといいなあと思いつつ、このブログで一人でもそんな方
が増えることを楽しみにしております。



さて、いよいよ今日は7月5日(日)JMRCA 1/12全日本選手権の決勝日となりました。この日はモディとしては決勝のみ、同時開催のストックは最終予選4R目と決勝があり、
その前にモディとストックともに練習走行が1回ずつあります。

この日のモディ練習走行は9時45分から4分間ずつの練習走行となりました。決勝は少し攻めたセットを施そうと、センターショックのスプリングをこれまでモロテック製
秘密のスプリング白を使ってましたが、ここで秘密のスプリング青に変更しました。これで少し曲がりが良くなってタイムアップが期待できます。

あとはルーティンワークでマシンメンテを実施して練習に臨みました。

練習走行ではラインを外すと若干リアが厳しくなりますが、コントロールできる範囲にてこのセットで決勝に臨むこととしました。



これは決勝Aメインのレース前の操縦台を写した画像ですねえ。ワタシは今回、決勝Dメインですがモディの決勝はEメインが午後2時10分スタートにて、そのあとの
午後2時25分から決勝Dメインのスタートとなりますので、かなり時間がありまして、決勝Aメインの様子を動画に収めたりなんかしてみました。



いかがでしょう?体育館の構造を生かして2階から俯瞰する感じで撮影してみました。やはりAメインの走りはさすがですが、Aファイナリストでもかなりミスを
してしまう、本当に難しいコースレイアウトでした。動画からだといまいち伝わらないですよね。コースは広いんですが、グリップするラインは狭くて、そこを
外すとだーっとコースを外れていくし、速度域高いのに突如厳しいコーナーが迫りくるので、見た目以上に難しいと感じました。

さて、ワタシの出場する決勝Dメインですが、タイヤの基本セットはいじらず、センターショックのばね変更のみで臨むこととなります。
この決勝Dメイン直前の気温27.3℃、湿度56%でした。

レースは予選結果からグリッド割り付けされますので、予選37位だったワタシはここDメインで7番手グリッドにつけます。そしてDポーはなんと、我がチームモロテック
のモロさんではありませんか!?あと、やまさん。3兄弟!?も結局同じメインでレースを楽しむこととなりました。その他の方も相当のレベルの方ばかりで、こうやって
みると自分の今回の全日本は頑張ったんだなあと思えた瞬間でした。

さて、やまさん。メインと化した決勝Dメイン、どのやまさん。が勝つか?ではなくてちゃんと頑張りますよ~。

スタートは前後の関係を見つつ、うまくすり抜けて気が付くと3位に浮上、そこからペースの速い方にはラインを譲って少しグリップダウンしつつも、結構自分自身の
ペースは悪くない模様です。しかし10周目にストレートエンドでインのフェンスにヒットしてひらりとマシンが浮上して体育館の内壁に叩きつけられました。

マーシャルに迅速に処理戴いたのですが、マシンの動きはなんだかいまいちです。でもなんとか我慢して走行を続けること8分間、無事完走することができました。

結果は決勝7位、30周8分2秒でベストは14秒3でした。ベストタイムが昨日から0.3秒上がってますので、ちゃんと走れば33周も見えたかもしれませんが、これがレース。

ベストタイムで見ると、Dメイン見事優勝されたモロさんと同じでしたから、やはりペースは悪くない。自らのミスが招いた結果と言えます。

ちなみにやまさん。選手権はワタシが最下位でしたねえ。

これにてようやく1/12全日本モディ編は終了ですね。ここまで御覧戴いた方には感謝、感謝です。

次回は、楽しい全日本 ~ お勧めの逸品編ですよ~。
コメント (2)
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