みなさんこんばんは。
ちょっとご無沙汰しておりましたが、引き続きトムス組み立て編を
続けますね。
そういえば、JMRCA関東選手権にてGTクラスが新設されたよう
でして、ヨコモのGT500やカワダのM300GTだけでなく、RM-01に
1/12ツーリングボディを載せたマシンでも参戦可能だそうで、
ブーストなしの21.5Tの2セルリポが使えるそうです。
これはタミグラ以外の楽しみも出てきて、イイですねえ。
ワタシもちょっと狙ってみようかと思っています。
さて、前回はリアのモーターマウント組み立てまでできていましたが、
今回は引き続きリアのアッパーブレース組み付けです。
ここでは特に気を付けるところはありませんが、強いて言うとセンター
ショックとロールダンパーの組み付け方法でしょうか。
センターショックとロールダンパーはいずれもフリクションチューブ構造
となっており、樹脂の円筒の中にこれまた樹脂の溝付きシャフトを
挿入して、円筒内面と溝付きシャフトとの間にグリスを塗り込んで
摺動時の粘性抵抗をダンピングとして活用する構造のダンパーです。
よって、通常のオイルダンパーのようにシリコンオイルを塗るのでは
なく、デフグリスやギアデフ用の硬いシリコンオイル、またはF1用の
お皿に塗るフリクショングリスなどを塗布することとなります。
ワタシはいろいろ試して、まずはセンターショックに#3000のシリコン
オイル、ロールダンパーに#7000のシリコンオイルを塗布してみま
した。まあ、ここは今後のセット出しでいろいろ変わってくるとは思い
ますが。
また、ダンパー組み立てに当たって、まずは円筒部と溝付きシャフト部
との摺り合わせを実施した方が良いです。素組だとなんだか引っ掛かり
感があって、このままでは素質の良いダンパーとはならない感じでした
ので、溝付きシャフト部を軽く#400くらいの紙やすりでシャフトを指で
回しながら軽く掴む感じで仕上げると、ちょうど良い感じになると思い
ます。
尚、センターショックはリバウンド側のストッパがないので、パワーオフ時
のマシン挙動をリバウンドで調整することができません。ここは構造上
止む無しということですねえ。