みなさんこんばんは。
11月4日に谷田部アリーナで開催された、ヨコモGT全日本選手権2018に参戦してきました。
GT500オープンクラスはストッククラスとのWエントリーとして参戦したワケですが、今年は年初からのヨコグラでのGTストッククラスでの好調や、
前日練習での手ごたえからGTストッククラスをメインに資源と時間を投入して、オープンはその合間でこなす方針と前日夜に決めていた次第です。
とはいえ、GTオープンクラスは参加者21名と少数ながらかなりの精鋭揃いだったため、そう易々とはAメイン行きはできない状況なのは理解しておりました。
正直、ワタシ自身もGTオープンは経験も少なく、Bメ落ちを覚悟していたワケですが、マシン自体は好調だったため最初から諦める気はありませんでしたね。
GTオープンクラスにはSC430ボディを選定して、前日練習で破損したリアウイングも谷田部アリーナのショップで販売されていたスペアウイングを新たに装着して、
気分も新たに諦めない走りを意識して、先ずは練習に臨みました。
練習走行の4分間、マシンの状態はやはり良いものの、バッテリーがいまいちなのか、パワー感がいまいちです。
ストレートは十分速いのですが、コーナーからの立ち上がりで全然来ない感じです。ここは経験の少なさからパワーソースの煮ツメが出来ていないということですかね。
予選1回目、タイヤはGTストッククラスと同じくフロントMSスリック、リアSスリックの組み合わせとしました。
グリップ剤塗布もGTストックと同じく、ファニーグリップをリア全塗後にフロントほぼ全塗してすぐ、フロント拭き取ってからリアを拭き取るという流れです。
マシンの状態は路面が良くなったためか良好で、パワー感のなさを除いて好調にラップを重ねることが出来、結果としてそのヒートトップとなりました。
しかし最終ヒートの速いペースには届かなかったようで、総合9位/21位というまずまずの出だしとなりました。
ここで、ヒートトップだったワタシのマシンはレース後再車検となり、かの高名なレジェンド自らワタシのマシンを入念にチェックしてくださいました。
ワタシもついつい、なにか問題があるかどうか聞きたくなり、どうですかとお聞きしたところ、”このリアのガタはちょっと多すぎないかな?”と、流石はレジェンド。
一目見てマシンに違法なところがないと見るや、よく走ったマシンの状態チェックをしてしまうところは、まだまだ現役のころの感覚が維持されているというところでしょうか。
果たして予選2回目、ここで9位以上を維持すればAメイン入りできますが、10位以下ならBメインからAメインへの勝ち上がり2名を目指すこととなる大事な場面です。
予選2回目は使ったバッテリーがいまいちで立ちも全くなく、マシンは良く動くもののラップペースが上がりません。
結局、総合11位/21名となりBメイン2位スタートとなりました。
決勝Bメインでは、スタートしてすぐトップのマシンがミスして後退したため、レース序盤からトップを維持することができました。
正直、この決勝Bメインではストックの予選2回目で使った良いバッテリーを投入したため、マシンのパワー感もかなり改善されたのと、
Bメイン2位を走る方がワタシよりもラップペースは速いのにもかかわらず、確実なAメイン勝ち上がりを意識してか全く抜こうという気がなさそうなため、
ワタシもミスせず無理せず走らせてラップペースはあまり上がらないままに淡々とラップを消化していき、そのままトップゴールしました。
これで、決勝Aメイン10位からのスタートとなりました。
決勝Aメイン、これでストックと合わせてWでのAメイン入りが出来てワタシとしては上出来の内容ですが、最後に少しでも順位を上げておきたいものです。
ただ、バッテリーは一番いまいちなものしか残っておらず、厳しいレース展開が想定されました。
果たして、スタートしてみると全体のペースがそれほどでもなく、徐々に順位を上げていくことが出来て途中7位まで浮上して、更に上位に追いつく勢いでしたが、
やはりバッテリーがいまいちでラップペースが更に落ちてしまったところで、5分経過時に前方のマシンがコーナー入り口で失速した際に追突してしまい、
そのままお相手がレース復帰するまで待ったため、順位を大きく落としてしまい、結果としては最下位でのゴールとなりました。
とはいえ、GT500オープンクラスもAメイン入りすることが出来、ワタシの今年の目標は見事に達成することが出来たので満足の結果でしたね。
来年のGT500全日本はストック表彰台に載った人はオープンクラスしかエントリーできないそうなので、来年はGT500オープンクラスを頑張りたいと思います。