みなさん、今更ですがあけましておめでとうございます。
2021年はCOVID-19対応のため、ラジコン関連イベントが少なかったですが、
2022年は少しでも状況が改善すると良いですね。
ワタシのほうはこの年末年始、冬休みの宿題などに取り組んでおりました。
今回は頑張って奮発して、X-RAYの新型ツーリングカーである、X4のアルミフレックス仕様キットと、
サンワ製のなんだか良いらしいサーボ、定番のホビーウイング製のESC&17.5Tモーターをいずれも新品で、
用意してみました。
そういえば、1/12もJMRCAレギュが変わり、モーターターン数は21.5Tから変更ありませんが、
こちらもJMRCAガラパゴス規格だった2021年までのステータ抵抗値に関して65mΩ以上でローター径自由に対し、
2022年の新規定では54.6mΩ以上かつローター外径Φ12.20-12.51、ローター内径7.25±0.15mmのROAR準拠となりました。
この変更って、結局2021規定モーターと2022規定モーターのどっちが速いの?と疑問がわくのではないかと思います。
ではまず、計測結果で比較してみましょうかね。
先ずは2021までのJM規格モーターについて、ワタシの手持ちモーター計測結果です。
ローターはΦ13.5のチタンシャフトローターを使っており、ガウス計での計測結果では2220ガウス程度でした。
この仕様にて、指数90前後で1/12 JMストッククラスに使っていました。
その際のモーター温度は80℃程度でした。
では、お次は2022年のJM規格に適合するであろう、SMC(現在はTSR)製モーター計測結果をご覧ください。
この仕様にて、2021年11月の谷田部でのEPS-Jと、同じく2021年12月のトウェルブチャンプで1/12 JMストッククラスに、
指数68.5でワタシは使用しました。その際のモーター温度は80℃くらいでした。
また、ローターの磁力は別途、測定する予定です。
実走した結果では、2022JM仕様のほうが明らかにストレートスピードが速く、ほぼ1/12モディと2021仕様JM仕様の中間程度で、
もはやストックのスピード領域を超えているレベルです。
トルクについては穏やかな出方なのは良いことだと思いました。あと、8分レースだと2021仕様ではレース後半のラップ低下が大きかったのが、
2022仕様だとかなり改善されて8分間通じてラップが揃いやすいと思いました。
因みに、SMCモーターは現在、XENONレーシングさんでお取り扱い中にて、XENONレーシングのオンラインショップから、
購入が可能となっております。
2022年のJMRCA申請される予定の21.5Tモーターとしては、上記したSMCに加えて、ホビーウイングさん、G-STYLEさん、
とりおんさんあたりが予定されている模様です。
いずれにしても今年から、一部のショップレースにてツーリングストックにも2022年のJMRCA規定の21.5Tモーターを採用する流れがあり、
1/12 ストッククラスの21.5Tモーターと共用できる可能性があるようなので、
その点については若干双方のカテゴリーから両カテゴリーを試してみよう、という方が増えてくれると良いですね。
あと最後に、ヒロボーさん開発中の阿修羅Ⅱについて、開発進捗動画を作成しましたので、良ければご覧くださいね。
一応、昨年の12月27日に広島のヒロボーさんに伺って、お話を聞いた内容も少し織り込んでおりますので。
では、今年もよろしくお願いします。