鳥まり、参る!

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ひとを教え育てるだって?

2019年11月03日 | シリアス
※かなり重い内容になってしまうかもしれません…※

【あんだけ時間があるのにね】

「悲しいことに

 ボクも

 ダン中尉も

 バカだとか

 障がい者だとか

 言われたくなかった」

 (映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』より、フォレスト・ガンプの言葉)


(興味がある人は、wikipediaをどうぞ。

 ネタバレ注意。
   ↓
 ※フォレスト・ガンプ 一期一会 wikipedia
 )

なんかここ数日妙にNHKの番組表で「発達障害」の文字を見つけるので、ガンキャンペーンのように特集してるのかな?

と思って調べたらやはりそのようです。
  ↓
※【特集】発達障害って何だろう

この番組のうちのひとつをたまたま見てみましたが、発達障害かもしれない?というお子さんの保護者たちから

「そうであってほしくない、認めたくない、どうか違っていてくれ」

という願いがバシバシ伝わってきて、

「お辛いですね…」

ととても複雑な気持ちになった。

これは実話なんですけどね、学制時代の同級生に特別学級に入るはずの子がいたんですよ。

でも両親がぜったいそれを認めたくなくて、無理やり普通学級。

先生はそれを受け入れるけど、その子のサポートは何もしない。

体にはいつも火傷と締め上げたようなアザがあって、

「親にやられてるんじゃないか」

と多くの同級生が気付いていたのに、先生は見ないふり×聞こえないふり。

大人しい子だったから先生は楽だったかもしれないけど、いじめられてたし、なんかもう見ていられなかった。

クラス離れてたから毎日見かけたわけではないけど。

博愛主義かつ平等主義の優等生女子数名が懸命にサポートしようと頑張っていたけど、あんな専門的なこと普通の子どもにできるわけがない。

私は体育と音楽と数学が苦手だったので、この3種類の授業は苦痛でした。

(でもなぜか数年前通知表が発掘されたときは、数学の成績めちゃ良かった。

 なんでだ?苦手だった記憶しかないんですけど)

それだけでもあんなに辛かったのに、あの子のストレスは想像を絶するものだっただろうな。

両親も先生もあの子の心や未来のことをだーれも真剣に考えていなかった。

その後どんな道を歩んだのか知りませんが、大学生になった頃あたりに

「亡くなった」

と噂で聞いた。

病死だということだけど、その病気は

「耐え難い積み重なったストレスが原因で発症することが多い」

と医師が説明するもの。

書いてて、ウソだったらいいのになぁ…と思う。

でも嘘じゃないんですよ。

事実なの。

この悲しい死と、上に書いた

「認めたくない」

と保護者に思わせる空気はぜったいに無関係じゃない。

私はそう思う。

特別学級に入るべき子どもと発達障害の子どもは全然違うぞと言われるかもしれないけど、未来ある幼い命であることは同じです。

「ふつう」

とされる子どもたちも。

私は小学校・中学校・高校・大学と学生生活送りましたけど、

「大好き!」

って胸張って言えるのは大学だけだなぁ。

大学が好きなのも大学教育が好きっていうよりは友達と話すことやバイトが楽しかったからですし。

大学は一応成績優秀で卒業したけど、賢いとはとてもとても言えないこの仕上がり。

(小学校~高校時代にも大好きな友達はたくさんいたけど、苦痛が多すぎて)

特に小学校~高校ってあれだけ授業もそれ以外の時間も長く拘束されて、

「この子にはこういう特性がある」

「これが苦手」

ってわかる機会なんかいくらでもあるのに、じゃあどうすればそれをカバーできるか・生かせるか、そんなことを先生方がだーれもやらない。

自信を失わせて、エネルギー吸い取って、辱めるようなことばかり。

スクールカースト頂点に君臨するスター達、中間階層をキープする平民達にしても、けして健全な自己評価や慈しみの心が育っているとは…とてもじゃないけど思えないなぁ。

私の知ってる文化圏だけ?

きっとそんなことないでしょう。

【発達障害とスピリチュアル】

知人に教養高く豊かで某最高学府を卒業したレディーがいる。

本人いわく

「軽度の発達障害もち」

らしいが、彼女に言わせれば

「発達障害という定義を認めるなら、最高学府はそうでない人の方がよっぽど少ない。

 天才ほど強く出てる感じすらする。

 でも彼らは天才性で稼いで結果出してるから誰も発達障害だなんて言われない。

 私のような庶民かつ性別女だと発達障害っていわれるが」

だそうだ。

(彼女は自分を庶民といいますが、私にいわせりゃセレブ。

 某最高学府の生徒、特に女の子はガチセレブだらけです。

 彼女の学年は昔の首相の孫娘がいたし、先輩後輩は日本が世界に誇る大金持ち企業の娘さんがいらっしゃるそうだ)

彼女はマル○と宗○とスピリチュアル商法が大嫌いで、

「スピリチュアル界隈の人って、クリスタルチルドレンだのインディゴチルドレンだのって言って発達障害の子ども持つ親から大金巻き上げてるんだって?

 あんたはそういうヤツらどう思ってるの?」


と私に聞いてきたことがある。

それに当時の私は

「そんな商法の人いるのかよ…。

 まあ、いるだろうな…。

 発達障害って認めたくない親か。

 なるほどそういう解釈もできるよね。

 私は自分がクリスタルやインディゴだと信じることで“本人が”希望持って生活していけるならいいと思う。

 不安な親がそう思うことで楽になれるのもいいと思う。

 でもそれを理由にして受けるべきサポートを受けさせなかったり、不安をあおってお金を巻き上げられるのなら誰も幸せにならないから、それはもうスピリチュアルじゃなくて悪徳商法だと考えるよ」

とこたえた…と思う。

調べたらwikipediaに載ってた。

ウィキすごい…。
  ↓
※インディゴチルドレン(wikipedia)

私はセッションでもなんでも自分からこの概念を話すことはないです。

誰でも

「たった一人の特別な人」

であると同時に

「名もなき小さな命」

でもあると思うから。

まあ…でも…最初にこの呼び方聞いた時、精神医学の分野や

「普通じゃない」

ことを異常に恐れる世間の空気感は万国共通なのかもなとは思った。

彼女ほど賢くないから、一発でズバッとあそこまで考察はできなかったですが。

色々書きたいテーマなので、もしかしたら続き書くかもしれません。

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