みなさん、こんにちは。
①鎖骨上リンパ節
鎖骨上リンパ節は胸腔および腹腔からのリンパ流の上流であり、腫瘍の転移を示唆することが多い。
鎖骨上リンパ節の触知は鎖骨の上端から指を深く潜らせるように触知する。
触知する際に息こらえを行うと胸郭と一緒に鎖骨上リンパ節が上がり触知しやすくなる。
② 腋窩リンパ節
腋窩リンパ節は胸壁の直上にあり深い場所に位置するため、患者に少し痛がられる程度にまで指を入れ込み、胸壁に沿う形で下方に触知していく必要がある。
この際に腋窩に緊張がかかりすぎないよう肩関節の外転は50〜60度までにとどめるのがポイントである。
写真:中城海岸
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