燃えるフィジカルアセスメント

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高齢者の薬は原則として少量からスタート

2021-01-04 | 闘魂症例検討会
みなさん、明けましておめでとうございます。
 
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高齢者は水分が少なく、脂肪の割合が増加している。
 
そのため、脂溶性薬剤(向精神薬や睡眠薬など)の分布容量(Volume of distribution: Vd)は大きくなり、これらの薬剤の半減期は長くなる。
 
 
腎機能や肝機能も年齢とともに低下し(糖尿病や高血圧症などがあるとさらに低下する)、薬剤の毒性が増す。
 
 
血清アルブミン濃度の低下をみることも多く、蛋白結合性薬剤の遊離分画が増えて、やはり毒性が増す。
 
 
薬剤副作用の約3/4は、用量依存性、すなわち投与量が多い。
 
 
高齢者にはできるだけ少量から始め、増量していく場合でも時間を十分にかけて緩徐に行う。

 

 

写真:うるま市海岸

 

 

 

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