約40年前に興味深い研究が米国で行われ、1978年のNEJM誌に掲載されていた。
検査の解釈について医師や研修医に尋ねるものだった。
質問はこうである。
「有病率が1000分の1の病気をみつけるために行われた検査が陽性であったときの検査後確率を述べよ。検査の感度はほぼ100%で、偽陽性率は5%とする。」
正解は検査後確率が約2%。
特異度から陽性尤度比を求め、検査前オッズに掛ければ正解となる。
検査の解釈では基本的な事項を理解しているかをみた問題だ。
ここで、CEAを感度ほぼ100%、特異度95%としてみると、この質問のイメージが具体化していく。
有病率が比較的に低い(検査前確率が低い)人々に対して検査を行うと、陽性的中率(適中率)は低くなり、95%もの人々は病気がみつからないことになる。
写真:沖縄本島中部、うるま市の海岸です。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
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