今回は短めの話を1つ。
ある調査によると、沖縄県民の長寿者の遺伝子にはLDLコレステロールを低下させるものや、B型肝炎のウイルス保有率は全国の二倍にもかかわらずB型肝炎による肝硬変や肝がんによる死亡率は低いことがわかっています。
しかしながら、環境と遺伝のどちらの要素がより長寿に関連しているかというと、現在の知見では環境の要素がより大きいであろうと結論しています。
戦後の沖縄では米軍政府の支配などの影響から、中年から若年世代の人びとが、欧米型の現代的な生活スタイルを導入しました。
そして、家族や社会とのつながりを重視する沖縄型社会が崩壊しつつあります。 結果として、欧米型の病気が急増し、健康状態が急速に悪化しているのです。
今回はこの辺で、たばこを吸いつつ、ピザ食べながらポテトフライも食べて、ビールを飲み、〆はラーメン、心当りの方はすぐに改めましょう。