燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医徳田安春の最新医学情報集。問診、フィジカル、医療安全、EBM、臨床研究に強くなれます。

ケースで考える呼吸器疾患

2016-07-12 | 勉強会
ケースで考える呼吸器疾患   慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary disease (COPD)の診断は遅れているといわれている。 40パック年以上の大量長期喫煙歴のある患者で常に、COPDの可能性を考慮して診察をおこなうべきである。 では、下記のケースをみてみよう。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ . . . 本文を読む
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循環器フィジカル 奇脈とは何か?

2016-07-10 | 症例集
循環器フィジカル・奇脈とは何か?   動脈圧では呼吸性の変動をみることがある。 健常人でも血圧は吸気時に低下し呼気時に上昇するが、3-9 mmHg程度の変動に留まる。 この呼吸性変化が10 mmHg以上となる場合、奇脈pulsusparadoxusとよぶ。 奇脈を認める疾患には、心タンポナーデや喘息重積発作などがある。 心タンポナーデが進行すると、閉塞性ショック(高静脈圧型シ . . . 本文を読む
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循環器フィジカル ケース6

2016-07-08 | 症例集
循環器フィジカル・ケース6   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 症例6: 76歳女性 進行肺がんにて入院しながら緩和ケアを受けていた。 今回、数日前より労作時の呼吸困難があり、今朝より安静時にも呼吸困難を訴えた。臥位で呼吸困難の増悪があり。喘息の既往はなし。 バイタルサインは、血圧 90/70 mmHg、脈138 /分、呼吸 30/分、体温 36 . . . 本文を読む
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緊急告知 オープンカンファレンスのお知らせ

2016-07-07 | お知らせ
オープンカンファレンス情報です!   総合内科・総合診療科の重要性がますます高まる中、JCHO神戸中央病院主催のオープンカンファレンスを行います。総合内科・総合診療科の知識とスキルを飛躍的にアップできます。   JCHO神戸中央病院の地の利を生かし、院内で症例検討を行ったのち、温泉宿で徳田先生を囲んでゆっくりと過ごします。  ★ 総合内科 に興味の . . . 本文を読む
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循環器フィジカル 第5のバイタルサインとは何か?

2016-07-06 | 症例集
循環器フィジカル・第5のバイタルサインとは何か?   第5のバイタルサイン=静脈圧   低静脈圧型ショックは頻度が多く、私は「通常型ショックCommon Type Shock」とも呼んでいる。 通常型ショックの初期治療は迅速大量輸液。   逆に、高静脈圧型ショックは頻度が少ないので、私は「非通常型ショックUncommon Type Shock」とも呼んで . . . 本文を読む
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循環器フィジカル ケース5

2016-07-04 | 症例集
循環器フィジカル・ケース5   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 症例5: 78歳女性 自宅で転倒により右大腿骨頸部骨折で昨日手術を施行された患者。 今朝より急性発症の呼吸困難感あり。 病棟ナースがコールされました。咳、痰、発熱、喘鳴など無し。 バイタルサインは、血圧 100/80 mmHg、脈拍130 /分、呼吸 34/分、体温 36.3度。 . . . 本文を読む
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循環器フィジカル ケース4

2016-07-02 | 症例集
循環器フィジカル・ケース4   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 症例4: 65歳女性〔主訴〕左半身の脱力と構音障害 数年前より高血圧を指摘されるも治療せず放置。今回、買い物中に突然、左半身脱力を自覚し、救急車にて来院。救命士によると、左半身運動麻痺と構音障害あり、とのこと。 バイタルサイン:血圧 90/60 mmHg、脈90 /分、呼吸 1 . . . 本文を読む
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