みなさん、こんにちは。
皮膚をつまみ上げて、そのまま張りのない状態であるか、元の張りのある状態にすぐに戻るかを観察することで調べる。
張りのない皮膚とは脱水にあてはまる。
小児の脱水を評価するうえでよい徴候となる。
臨床的には「即座に」「少し時間をかけて」「長引く」かで表現する。
若年者の普通 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
浮腫性硬化症は、硬い、指圧痕を残さない皮膚をしており験者の指ではつまむことができない。
硬化は項頸部から始まり上大静脈分布領域に拡がる。
感染症に続発する例では自然治癒するが、糖尿病に合併すると慢性化する。
Crow−Fukase症候群では、皮膚には張りがあり、握ることはでき . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
原発性甲状腺機能低下症の皮膚は粗で乾燥している。
汎下垂体機能低下症から2次性に発症した甲状腺機能低下症はきめ細やかな皮膚をしており、巻きタバコ用の薄紙のような表面である。
50歳以下の甲状腺機能亢進症患者は、温かくて、しっとりした、きめの細かい乳児のような皮膚をしている。
先端巨大症の患者には皮脂分泌 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
壊疽性膿皮症の早期病変は、膿疱や小水疱、腫脹、炎症性の結節からなり、潰瘍を形成する。
進行すると、不明瞭な境界が広がり、紫紅色で深掘れになる。
腹部や体幹、四肢に広範囲にみられる。
壊疽性膿皮症の1/3以上の症例では炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎や限局性腸炎)に発症する。
残りの1/3 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
これは痒みの病歴と相関することが多い。
苔癬化は慢性の表皮離を起こしていた徴候。
皮膚病がなければ下記のような内臓疾患を考慮する必要がある。
尿毒症による2次性の副甲状腺機能亢進症
真性赤血球増加症
リンパ腫(特にHodgkinリンパ腫)
閉塞 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
術後の傷跡は正常な皮膚と混ざるのにおよそ8年はかかる。
10年かかってやっと色素沈着になり始める。
膠原線維の増生はケロイド体質と呼ばれる。
サルコイドーシスでは小さなケロイドができる。
ポルフィリン症、Ehlers−Danlos症候群、ホモシスチン尿症などでは羊皮紙様 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
最も多いくぼみのある丘疹。
原因となるウイルスのエントリーは性行為感染など。
病変は顔面、体幹、肛門性器。
写真:沖縄本島の東海岸の風景です。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
黒色表皮腫は腋窩などの間擦部にみられる。
黒色や黒褐色で、過角化し、ざらざらした外観。
隠れた内臓悪性腫瘍の先行症状のことがある。
稀に家族性もある。
高インスリン症を治療することで黒色表皮腫が治るケースもある。
写真:沖縄本島南部、FM那覇です。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
約1mmの小さな隆起性の紅色病変で、De Morgan斑ともいわれる。
周りの皮膚と完全に孤立しているので丘疹とも区別される。
胸部や上腹部にみられる良性病変である。
紅色の悪性黒色腫と違って対称性で盛り上がりもなだらかである。
以前、サクランボ色血管腫は内臓悪性腫瘍の . . . 本文を読む