著作権法違反幇助罪が問われた Winny 事件。
大阪高裁での Winny 判決が出た(10/8)-逆転無罪。
「犯罪に利用される可能性を認識しているだけでは幇助と評価することはできない」
というのが逆転無罪の理由。
権利者団体は不服の様だが、妥当なところ。
この種のソフトで著作権侵害が横行することも問題ではあるが、
ソフトの開発・公開が「幇助罪」に問われるとなると、
ソフトに限らず、世の中の行為がすべからく幇助になってしまう。
この議論に関連して面白いのが「海賊党」(pirate party)。
欧州議会で1議席を確保したが、
結成の契機が、スウェーデンで無許可ダウンロードを違法とする法律の成立(2005年)。
彼らの目標は、知的財産権(著作権・特許・商標)の廃止とのことで、
何をか言わんというところだが、一つの問題提起ではある。
既存の法体系では律しきれない新しい問題がいろいろと起こりますのう。
大阪高裁での Winny 判決が出た(10/8)-逆転無罪。
「犯罪に利用される可能性を認識しているだけでは幇助と評価することはできない」
というのが逆転無罪の理由。
権利者団体は不服の様だが、妥当なところ。
この種のソフトで著作権侵害が横行することも問題ではあるが、
ソフトの開発・公開が「幇助罪」に問われるとなると、
ソフトに限らず、世の中の行為がすべからく幇助になってしまう。
この議論に関連して面白いのが「海賊党」(pirate party)。
欧州議会で1議席を確保したが、
結成の契機が、スウェーデンで無許可ダウンロードを違法とする法律の成立(2005年)。
彼らの目標は、知的財産権(著作権・特許・商標)の廃止とのことで、
何をか言わんというところだが、一つの問題提起ではある。
既存の法体系では律しきれない新しい問題がいろいろと起こりますのう。