陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

プア7-(4) あ~ぁ、プア検&プア国家

2009-10-07 09:38:17 | Weblog
東海道線&横須賀線が動かず、今朝は15分の遅刻。
いつもの倍の時間がかかった。
立ちっぱなしで、ああ疲れましたなあ。

ところで、原爆症の認定やハンセン病 などなど、
国などの行政機関を相手取った訴訟で、原告が勝つ事例が出ている。
大いに結構なこと。
国相手に勝つとなると、大変な努力とエネルギーが、そして金がかかっている筈。
そして、その場合、原告に何がしかの賠償なりがなされる。

釈然としないのは、
国が賠償するといっても、それは国庫の金であり、
元々はワタシやあなたや、そして原告も含めた国民が支払った税金。

国は、国民の集合体であり、
その現実の運営は行政機関が行う。
その行政機関の役人は何も責任をとらないで、国民がそのツケを支払う。
そして、直接的には何も関係ない、当事組織の長がアタマをさげる。
その長は、たまたま責任者の立場にいるから謝罪の言葉をはくが、
心の底では、どう思っているんだろうねぇ。

結局、無能&事なかれ主義の役人どものツケを国民が尻拭いする。
原告、被害者の方々の気持ちはさることながら、何というアホらしさ。
当時の役人どもを引きずり出して、
五族とは言わないまでも、三族まで処罰を加えるべきだと思うけどね(三族誅滅)。

同様に、冤罪被害で表面に出なかったものはゾロゾロあると思われる。
最近の足利事件の菅谷さんなぞ、ひどいもんですなあ。
特に、検察なんて、仕方なく、本人にコソコソと謝罪しただけ。
担当した検察官は、本人の前に出るどころか、ただ人目を避けている。
人間、ミスはあり得るとはいえ、起こしたミスには真摯に対処すべきでござるよ。
当然のこととして。
それをこの期に及んでも格好だけを気にするとは、何たるオソマツ。
検察・警察の思い上がりを象徴する事件。

アタマとココロがプアな、プア検+プア察+プア国家であることが、たまたま露呈した。
氷山の一角として。
どうにもかないませんなあ。
コメント
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