陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

三無

2010-10-20 09:00:01 | Weblog
(10/18に書いた「劣化人類」の関連)
韓国ドラマ「王と私」で、
面白い表現がありましたぞ。-「三能三無」

ドラマの主人公の運命を表現したものだが、
ワタシなんぞ、さしづめ零能多無なんでござりましょうなあ。

「三無」は、昔から使われる表現だが、
改めて、ネットで検索すると、いろいろ出てきますなあ。
(あんたはんも検索してみなはれ。)

昔の若者は「三無主義」- 無気力、無責任、無関心 と呼ばれたが、
今は、「十三無主義」をいう教育関係者がいるそうですなあ。
現代の若者は、上の三無に、

無感動、無抵抗、無批判、無能力、無作法、無学力、無教養、無節操、無定見、無思想

を加えた「十三無」なんですと。
すごいですなあ。

更には、二十無主義なんてことを言うお人もいるそうな。
それを引くと、

無気力、無反応、無関心、無作法、無目的、無表情、無常識、無責任、無自覚、無自己、
無抵抗、無意識、無批判、無能力、無学力、無教養、無節制、無定見、無思想、無プロセス

いやあ、ここまでくると、まさに「神」の領域でござります。
人智も及ばぬミュータントでござります。

若い世代を評する場合、いつの時代も良く言うことはないが、
それにしてもハンパではない評ですなあ。
この調子で中国の「80后」を評すると、彼らは三十無主義になってしまいますぞ。

しかし、上の評は、若い世代だけではなく、
今生きている全世代に共通ではないかと思いますよ。
勿論、ワタシを含めて。。
コメント
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