陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

ノーベル賞とプア

2010-10-07 08:59:06 | Weblog
ノーベル化学賞を根岸氏・鈴木氏というお人が受賞したそうな。

有機物を結合させる合成法 クロスカップリング反応 を開発したことによるという。
炭素(C)と炭素(C)を合成するに、パラジウム(Pd)を使うんだそうな。
ワタシには化学の領域はまったく分からんので、つい身近なところで連想しましたがな。

世にあまねく存在するプア(P)とプア(P)を結合させるにはどうするか?
直感的には、触媒として M を使うんだろうな、と想像できますぞ。
M とは何か?
Money(カネ)か、Man(ヒト)か、それとも両方か?
両方だとすると、その配合率はどの程度か?
それをどれ位の量を使うと最も効果的か?

一晩考えましたがな。
朝になって、結論が出ましたぞ。
プアとプアを合成しても「何の意味もない」という結論でござりました。
しかし、プア達とプア達を大量合成すると、量は質に転化するかも知れませぬよ。

更に、今朝のニュースで根岸氏のコメントを聞き、
ワタシは仰天しましたがな。
根岸氏いわく、        (注)表現が正確でないかも知れませぬ

二つのことが重要だと思います。
一つは自分の基礎的能力があると確信が持てること。
そう思えたら大きな夢を持つこと。
基本的能力があれば、
夢を追っていけば、50年も追えば、私も50年ですが、
その夢がかなう実現性は高くなると思います。


ご指摘のとおりではござりましょうが、困りましたなあ。
何が?
(1)基礎的能力のないワタシが、小さな夢を追うとどうなるのでござりましょう?
   能力の無さを努力でカバーしようという策でござります。
   しかし、この点は、既に答えが出てしまっているのでござります。
   答え ⇒ それは「徒労」でござりました。

(2)50年追い続ける肉体的・精神的能力がない者はどうなるのでござりましょう?
   これも、答えが出ていますなあ。
   答えは、同じく「徒労」でござります。

ワタシは、基礎的能力がない者を(アタマの)プアというているのでござるが、
あゝ、そのプアなワタシはどうすれば宜しいのぢゃ?
ほれ、街にわんさといるプアたちはどうすれば宜しいのぢゃ?
このブログを読むあんたはんがプアがどうかは存じあげませんがね。

喜ばしい筈のノーベル賞受賞は、
ワタシをはじめとする世のプアに壊滅的な打撃を与えたのでござりました。
ワタシは、もはや立ち直れないかも知れませぬ。
はい?   
プアが立ち直ろうが、くたばってしまおうが、
世の中から見れば、どうでもええこと、ですと?
コメント
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