陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

反日デモ

2010-10-18 08:57:35 | Weblog
中国で反日デモが再燃していますなあ。
ナショナリズムの高揚もあるだろうが、
最大の問題は、その中核になっているという「80后」あるいは小皇帝&小皇后でござりましょうなあ。
1980年代生まれの一人っ子世代を指すが、反日教育の「成果」もあって、
彼らの日常の鬱憤が、もっとも弱い部分で噴出してくるのでござりましょう。

しかし、この「80后」は、世の評によると、日本の若者ともよく似ている部分がありますなあ。
劣化する新人類でござります。
(劣化人類については別途の機会に書きまする。)

全てが、小平の「改革開放」から始まるが、
「改革開放」は人類史的に後世どう評価されるでありましょう。

中国のみならず、
アメリカやヨーロッパを見ても、
やはり「職」がないことが全ての原因でござりましょうなあ。
日本も同じでござりますよ。
「職がない」は、「食がない」に通じるが、
そりゃあ、食えなくなる者が多くなると、世が不安定になるのは当然でござります。
それが飽和点に達する時点で大爆発するのでござりましょうが、
今は、小さな破裂があちこちで起こっている段階なのでありましょう。

我々は、その過程とその後をどう読み、どう行動すべきでありましょうなあ。
20年前の冷戦の終結-ドイツ統一後の世界は、果たしてよかったのでありましょうかなあ。
21世紀は、「劣化する世紀」と称されるのでござりましょうなあ。
コメント
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