ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

諦めない限りチャンスはあるんだぜ!

2017年09月08日 19時25分46秒 | モータースポーツ



何か今週末にもマクラーレンとホンダの契約が解消されるらしい…とか。

思うことを書いておこうと思ったのですが、
つぶやき場に書くには長いので、こっちに書いておきます。



おそらく。
マクラーレンには切られるであろう…と。
そしてトロロッソと組むかどうかは五分五分で。
ただ、上から慰留はされると思うので、もう少し分はあるかも。


正直マクラーレンが切る理由は十分あるでしょう。
いくらお金の支援があるといっても、これでは本業にも支障を来たしますし、
何より名門のプライドが許さないのかと。

3年目の最初のパフォーマンスが、決定的だったのでしょう。

3年目に1年目より酷い状態になったんです。
それこそ来年また同じところに戻る恐怖はあるでしょうし、
そうならないといって信じさせるのも無理があります。


自動車ってエンジンの支配力が大きくて、
それこそどんな優秀な車体に優れたドライバーを乗せても、
エンジンが桁違いに弱いのでは勝負になりません。


自分たちが用意したものに自信はあるのですきっと。
(確実である保証もないけれど)
それゆえにエンジンに。自分たちのコントロールが最後に及ばないものに
命運を握られるのに我慢ができないのかと。


ならば分かれましょう…と。
個人的にはそれがイチバン良いと思うのです。




でもそうした場合の問題は、このままではホンダの面子が丸潰れになることです。
たぶん企業としてのホンダの譲れない部分でもあるし、それを言う理由も分かります。

トップチームに捨てられて、某チームのBチームと組む。
もしくは撤退を選び、負け犬と笑われる道を選ぶ。

どっちにしても悲惨で、だからこそマクラーレンに翻意を促し続けているのだろうと思います。





でもさ。気付いてほしい。
ファンだからこそ言いたいのです。

「もうとっくに悲惨極まりないじゃん」
「今現在で無様な負け犬だよ」



会社としてもどれだけお金をかけたか…って思いもあるだろうし、
悔しいし、腹立たしいし、無力感や悲しさも感じていると思います。

契約を反故にしようとしているチームや欧州社会に対しての憤りもあるだろうし、
でもそれを表現してぶつける術もないことが余計に悔しくて。



ファンの言い分はいいや。
こっちが勝手にファンなんだから。



でも同じ悲惨で無様な負け犬なんだったらどっちがいい?…と問いたいんです。
いろいろ決定権を有する人たちに。

時間かけてでも笑われてでも必ず凄いエンジン作って見返してやろうとする道と、
とりあえず自分にもういいと言い聞かせて、永遠に負け犬であることに苛まされて生きる道と。


どっちを選ぶかは通常の神経だったら簡単だと思います。
前者を選べばいつかに希望があります。茨の道で苦痛を味わうけどさ。
でも後者は避けて逃げたつもりの苦痛がずっと付いてきます。永遠に。



もちろん判断をする人が、ホンダにずっといる人じゃなかったり、
それこそ会社やその従業員、お客様のことなんか会社を離れれば関係無い…って人で。
その時の帳簿に都合のいい答えを選ぶかもしれません。

ホンダだって会社だからね。
会社としての判断なら尊重します。



でもできれば前者を選ぶホンダであってほしいです。
これは何よりホンダ自身のためです。


トロロッソに…ってことになればBチームです。
予算も人材も部品も何もかもレッドブルに取られるでしょう。

それこそ今のエンジンのままでは走る事すらままならないかもしれません。
しかも頑張ってもBチームです。
その時得た良いものは全部取られてしまうさ。
頑張っても頑張っても目指す明かりは遠くなるだけかもしれない。


いいマシンができた。
―こっちによこせよ、うちが使うから。


いいドライバーが来た!
―おめでとう、そのドライバーは栄転だ!うちで走ることになった。


エンジニアがいい仕事してる!
―Aチームで働くべき人材だ。残念だがまた人は探してくれ。


アップデートが上手く行った!
―その部品は使えないよ。うちでテストしてからだ。


レースタクティクスが上手く行った!
―聞こえるか?分かっているな?未来はキミの心がけ次第だ。


いいことなんか何もないよきっと。
でもさ。
こういうことはできるんだぜ。







エンジンが素晴らしい仕上がりだ!まっすぐなら誰にも負けない!

―そのエンジンはうちが使うよ。我々が待ち望んでいたエンジンだ。











そう言わせるまで何年かかるかなんてわかんない。

できないかもしれない。



でもさ。栄光はアタックし続けた人だけに訪れるんだぜ。




もちろん今のままじゃダメだ。
でももし本当に会社の技術の発展のためにやるのなら、
簡単に他所の助けを求めたりしちゃダメだ。

自動車会社だもん、お雇い外国人使って勝った勝ったって言うのは
某大陸の国だけでいいよ。


茨の道を自ら選んで行けよ。
冷たい水の中を震えながら歩めよ。


意味が無い?

違う。

高みに至る道はその高さに比例して過酷なものだ。

過酷さを言い訳に容易い道ばかりを選んだ結果が今だ。
組む相手が強ければ勝てると。
勝たせてもらえると。
そう思ったから今があるんだ…と。

高みに登るつもりが、同じところをぐるぐる回っている。
剣が峰に至る道がそんなに平らなものか!


でも自分ももっと早く気付けば良かったよ。




今年君のところのドライバーがやったじゃないか。

正直最初は頼りなくて勝負弱くて、最初に大魚を逃した時も
「やっぱり」と思っちゃったけど、
続けて続けてきちんと栄光に届いたじゃないか。

良いお手本がそこにあります。



できるならば。

アタックを続けて欲しいな…と思います。

諦めたらそこで終わる。
見苦しいくらいに諦めない人にしか栄光は来ないんだから。

絶対に諦めちゃダメだ。









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