この暑い夏にしっかりと身体の毒？を汗で流し出しておきたくて
炎天下の神戸を歩いてきた。
大阪の歩け協会が主催した「神戸たそがれウォーク」１６キロ。
スタートは、JR六甲道駅前、３００名、もっといたかもしれない
続々と参加者が集まってくる。水分をしっかりと補給。
ストレッチも入念にして１５時３０分スタート。
コースの前半は、何度も歩いているので熟知している。
このあたりは、灘の酒蔵の町、あの大震災で壊滅的な被害を
受けたところだが・・・もっとも、今日のコース全体がそう
だが・・・いまは、きれいな街並みに復興している。
西灘の酒蔵通りを抜けて海岸通りへ出る。最初のトイレ休憩
地の灘浜緑地。ここは、阪神大震災後につくられた公園で亡
くなった人の鎮魂のために桜が植樹されている。公園から海
の眺め、六甲の山並みがきれいに見える。
緑地の上を阪神湾岸線が灘浜大橋を通って向かいの麻耶
埠頭へ伸びている。
海岸線をしばらく歩く、釣りをしている人、ウォーキング、
ランニングの人いろいろ。背景は、神戸製鋼所。
麻耶埠頭と阪神湾岸線をみながらすすむ。たくさんの運搬船
が停泊中。
兵庫県立美術館をすぎ、防災未来センターの前を通る。ここ
は、大震災の体験ができるところ。
このあたりはなぎさ公園、ハーバーウォークというらしい。
ここの景色は大好きなところ。
震災の面影はないが、すべてが新しいのは、新しく作りかえ
られたからだろう。海岸にそって大集団が行列になってすす
む。阪神高速湾岸線の通る麻耶大橋をみながらどんどん歩く。
見晴らしのいいこのあたりで先頭と後続はかなりの差、多分
１キロくらいはあるかもしれない。
タオルにハンカチタオルまで、汗でじっとり。水補給をした
だけの汗も出るもの。
コースの半分弱のところにあるゆめ公園で休憩。トイレと遅
れている後方部隊待ち。ここで、再度、行列を詰めてすすむ
ため。しっかりと水分を補給。脈拍を測る。
写真は、愛用のリュックに手書きの名札ゼッケン、これは、
どこの協会でもやっているが、会話のきっかけになるもので
いいアイディアだ。
大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良・・・遠くからも参加。
しばらく進んで、夕食？軽食対策にコンビニに入る。大集団
のためコンビニ内は大混雑。長い行列、レジで待たされてや
っとおにぎり弁当と、水と、ウォーキングにはかかさない羊
かんを購入して店を出た。
もう、多くは、先を行っていて、道路もカーブしていて、前
方の人の姿は、ちらほらしかわからない。
ただ、ポイントには、協会のスタッフが立って案内をしてく
れているので安心してすすめる。ほんとうにご苦労さんだ。
ここから、前を行く人を一人ずつ追い付き追いぬくことにし
てピッチを上げる。
人工の島、ポートアイランドへの道をすすむ。神戸大橋へつ
ながっていく道は、徐々に高くなっていく。モノレールのポ
ートターミナル駅を通過。
神戸大橋をどんどんすすむ。ポーアイの建物がはっきりと見
えてきた。
下を船が行き通う。左上は、三宮と神戸空港を結ぶモノレー
ル専用の橋。
橋を渡り、神戸ポートアイランドへ上陸？
すっかり落ち着いた緑の豊かなポーアイをどんどん進む。こ
のあたり、歩いている人の姿は、ちらほら、ばらばらになっ
てしまっている。道端で休んでいる人も多い。
がんばれ！がんばれ！もう少しだ！
自分の足は絶好調、道も木陰になっているので歩きやすい。
前方、モノレールが走っている。
疲れの目立つ人を次々と抜く。後半の歩きには自信があるの
で平気。まもなく、おなじみのポートピアホテルが見えてき
た。島の中心地だ。
６時１０分、ホテル南側にある南公園で最後の休憩、軽食の
時間。肝心の夕陽は建物にさえぎられて望めない。わずかな
空間からちょっとだけ顔が見えた。ほとんどの人は見えない
位置だ。
６時３０分、入念なストレッチをしたあと、列を整理してス
タート。コースは、空港島まで５キロ。一気にゴールまです
すむ。
だんだんと暗くなってきたのでデジカメは鞄の中へ。
せまい道路をいっぱいになって歩くためにすすみにくい。
足は、ますます快調。空港島への空港大橋に上がる地点で、
どこまで歩けるか試してみようと、人をわけ、足にまかせて
歩いていたら、とうとう、先頭集団が目の前になった。
空港島は、ただ、空港だけ、まだ、なにもない状況だ。
ああー、久しぶりの協会の他流試合、気持ちよく歩けた。
また、自分の脚力も十分に通じた。これで、また、自信にな
った。
はじめて神戸空港。
ターミナルビルからモノレールに乗って神戸三宮へ。
途中、車内から神戸開港１４０周年記念みなとこうべ花火大
会の花火がきれいに見えた。
三宮でJRに乗り換え大阪へ。途中の淀川堤防で行われてい
る淀川大花火大会も車中から見ることができたラッキーな
1日になった。
こんな暑い時こそ、身体を休めて無理をしないことが消夏法
なのかもしれないが、こうして自分が身体を動かすことでか
いた汗は、きっと、これから助けになってくれるものと思っ
ている。
とにかく、1日、ご苦労さん！と自分をほめてやりたい。
●これまでHPで作成していたウォーキング歴をまとめてみま
した。
http://www.human-dy.com/walking.html