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奈良燈花会&たそがれウォーク。

2007-08-13 14:21:56 | ウォーキング
お盆前の恒例のひとり行事、奈良燈花会&たそがれウォークに
きのう行ってきた。

暑い昼間はさけて、夕刻午後五時前に近鉄奈良駅へ。
そこから古い街並みのつづく奈良町をぐるり歩き。

すっかり有名になった燈花会を目指して来た人もいるのだろうが
奈良町も大変な人出。
どうしてもスローウォークになってしまう。

盆地の奈良は暑い、早くも汗が噴き出る。

奈良町からおなじみの奈良公園へ。
ここにくるとおきまりのコースに足が向く。
世界遺産登録の興福寺。


鹿も暑さでぐったりか、記念撮影につきあってもらう。



東大寺へ、ここのライトアップは明日から。
でもこの時間(18時20分)の東大寺のたたずまいも好きだ。
実は、ここからの夕陽もとてもきれいに見える。



ただし、今日の最大の目的地は、二月堂、そこから眺める夕陽だ。


これは、燈花会とは直接関係ないが、ウォーキングを始めて
まもないころ、カメラが趣味の友人に連れられてきてやみつ
きになった。

六時半から七時まで、日没から茜色に染まる西の空が手前に
ひろがる奈良の街をまるで闇の世界へ引き込むように真っ暗
にしてしまう際立ったコントラストがたまらない。
ここの回廊は、そのファンでいっぱい。カメラマンも多い。












しばしみとれたあと、燈花会の会場へ。
ここは毎年の見慣れた光景だが、灯りが織りなす幻想的な雰
囲気は、何度みてもうつくしい。




【燈花会の概要】 なら燈花会パンフレットから。
 
1300年前に都として栄えた奈良。
広大な自然の中に古代日本のおもかげが今も残る。
そんな奈良にふさわしい、どこか懐かしさを感じ、
心を癒してくれるろうそくのやさしい灯り。
 
『なら燈花会』はゆったりと時の流れる世界遺産の地、
奈良に集う人々の祈りをろうそくの灯りで照らし出します。
 
1999年に誕生した『なら燈花会』。古都奈良にろうそくの灯りがとけ込み、
人々の心にさまざまな感動を与えてきました。夏のたった10日間だけ、
広大な奈良の緑と歴史の中にろうそくの花が咲きます。
 
『燈花』とは、灯心の先にできる花の形のかたまり。
これができると縁起が良いと言われています。
『なら燈花会』を訪れた人々が幸せになりますように。
そんな願いを込めてろうそく一つ一つに灯りをともします。


春日の園地→浮雲園地→世界遺産登録春日大社→浅茅
ケ原→浮見堂→奈良国立博物館(上写真)→猿沢の池→
五十二段→興福寺→・・・

ろうそくの灯りの祭典をふんだんに楽しんだあと、これも
お決まりのひとり隠れ店、ここに来ると必ずよるしゃれた
おでん屋へ。ビールとおでんで古都奈良の余韻に浸った。