秋川雅史が紅白で歌った「千の風」がミリオンセラーになったそうだ。
クラシック歌手が歌った曲が、ミリオンセラーになったことが異例のこと
らしいが、それだけでなく、「死者」からのメッセージ風の歌詞と
あのさわやかなメロディーが、聴く者の気持ちをいやしてくれるような
そんなところがいいのかなあ・・・と思う。
買ったCDは、何度も聴いているが
聴くたびに、父親からのメッセージのような気がしてならない。
ずっと離れた生活が続き
たまに帰省しても無口だった父とさして会話をすることもなく
なにの言葉も残してくれないまま逝った父だが
千の風のように
いつも見守ってくれているのだろうと思う。
お盆ということもあるが
千の風を聴いていると
亡き父のことが浮かんできて
空を見上げる。
いつまでも見守ってほしい。
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千の風になって
作詞・不詳 作曲・新井 満 日本語詞・新井 満
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
あの大きな空を
吹きわたっています