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幼なじみの自分史。

2011-04-24 18:29:53 | 輝いて生きる
幼な友達のHちゃんから
(今なおちゃんづけで呼び合うのはこの友だけ)
「俳句 自分史」そのⅡ 65歳~70歳
が送られてきた

平成6年にそのⅠを発行しているのでその続編だ



ページをめくると毎年毎年、欠かすことなく四季折々に
詠んだ句が季節ごとに編集してあり、おまけにその時々
の心境や状況や人の名前まで付記しているのだからすごい

年間に5000句あまり、大学時代からだから大変な数を
詠んできたに違いない、それを記録しているのだから驚く



俳句集は2冊だが、それ以外に自分史として3冊がある

「永遠なる者」
「岐路自分史」
「凍てる近隣」



学生時代、社会人、転勤、結婚、そして退職、フリーに
なって今日まで、趣味や家族や人生そのものが興味深く
書かれていてとても興味深く読ませてもらった

決して順風ばかりの人生ではなくて数年前には脳梗塞で
倒れ、リハビリから復帰まで生易しい闘いではなかった
はずだが、そう感じさせない文面が彼の強さなのだろう

人生の岐路を転機にしながら乗り越えてきた自分史だから
余計に心打たれ感動した



いまなお、これも学生時代から続けて磨いてきた尺八師範
としての活躍ぶりを綴った「尺八自分史」も立派!

それに、広島の生まれ育った一地域の「方言集」を編集して
図書館にまで置かれているそうだ

定年退職をした人がよく「自分史」を発行しているが彼の
自分史は記憶をたどって形式的にまとめたものではなくて
その時々に記録したものを整理して編集しているので並み
の自分史とは比較にならない

とにかくすごい

Hちゃんとはご近所の幼なじみ、小学校から高校までいつも
一緒に通学した唯一の友人だが大学から遠く離れてしまった
大手金融機関で転勤を繰り返す人生を送った彼と会うことは
ほとんどなかったが年賀状だけは欠かすことはなかった

再会するようになったのはやっと還暦を過ぎた同窓会からだが
プレゼントしてもらった自分史で長い空白期間の彼のことが
手にとるようにわかった
しかし、自分が彼にプレゼントできるものは何もないのだから
申し訳ない

せめてこのブログでこれからの自分を伝えることができたらと
思ったりするがもう遅いかな
実はこのブログの存在を知らせていないが、これを機会に連絡
しようと思う、でも下手な日記で笑われるだろうなあ・・・・

人の値打ちは、組織から脱して無所属になってから評価される
と思っているが、Hちゃんは定年退職をして個人になってから
積み重ねてきたものが世間に認められてふるさと広島で忙しく
活躍する毎日を送っているのだから立派だと思っている

子供のころから読書家、高校では新聞部で文章力には定評が
あったが、なによりも偉かったのは忙しい現役中にも仕事以外
に自分の世界をもって人生を広く生きてきたこと、几帳面に
記録してきたことだろう、記録することには自信がある自分も
これには歯がたたない、まいった!ただ、ただ敬服する!