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69年目の8月6日。

2014-08-06 23:43:58 | 旅行

ふるさと広島は今日8月6日、雨の中を

69回目の原爆の日を迎えた

広島県人として8月6日は特別の日なんだ

 

毎年この日を迎えると何年たったいまで

昭和20年8月6日の5歳の自分に戻ってしまう

 

"水をください、水をください"

と焼け爛れた被爆者が郊外のわが家に何人もきた

祖父が水を飲ませようとする祖母に

"水をやっちゃあいけん、死ぬるけえ!"

(水をやってはいけない、死んでしまう)

 

"水をください、水をください"

かわいそうに・・・

あの言葉と

あの姿がいまでも忘れられない

 

もう原爆の記憶があるのは自分より年上の人に

限られてきた

多くの日本人にも8月6日や9日が何の日やら

わからないんだろう

 

過去のブログで8月6日を振り返ってみたら

こんなことを書いていた

13年8月6日

http://blog.goo.ne.jp/yhyh1940/e/de2baf812d4b43a4337b14f3fd24d076

11年8月6日

http://blog.goo.ne.jp/yhyh1940/e/33d591509c4957c4730aec102bc25930

09年8月6日

http://blog.goo.ne.jp/yhyh1940/e/45a2375d84e0d11a58b444090b5d4bb1

08年8月6日

http://blog.goo.ne.jp/yhyh1940/e/c7f6a2d3e262bfa25622d4cb68516b58

 

先日、息子が東京からお嫁さんと戻ってきた

昔編集していた「親子新聞」のことが話題になった

久しぶりに原稿を引っ張り出してみた

 

昭和59年8月の夏休み特集号では

夏休みの自由研究で広島の原爆について

祖父母、おじ、おばなど6人から原爆の惨状を

取材した記事が書かれていた

(近所の人にはテープレコーダーで録音)

小学3年生の文章だが、ひとりひとりの証言を

しっかりと書いている

原爆の悲惨さが改めて伝わったくる

 

連日、救護に当たった母(息子の祖母)の証言は

地獄絵そのもの

兄(息子のおじ)の証言・・・学校に収容された

人がどんどん死んで行く、校庭に重ねて焼く・・・

兄嫁の・・・兄が死体となって発見された時の

無残な体の状態・・・見つけた母親も原爆症で

苦しみ亡くなった

証言を記事にしたものだがいまとなれば貴重な

記録だろうと思う

(担任の先生からテープと共に使いたいと

依頼があった)

息子は今日の8月6日をどう迎えたやら