全く想定していなかったタイミングで現れたゴールのゲート。一応スマホを確認すると、42.2kmあたりを表示している。
ということは・・・・・。
そそくさと帳尻合わせをやりやがったのかよ・・・と事態を把握。
少し前に抜かしていった女性ランナーたちや、こんな速そうな人がこんな位置にいたんかい?という男性ランナーの面々(走る雰囲気から抜かされて当然だと納得できた)は、みなサブ4達成していたことだろう。
自分の時計を信じて走る。これが出来た人が見事な結果を引き寄せたのだ。
それに対して、我がスマホアプリの数字には経験上全幅の信頼を置ききれないため、安易に「余分に走らされる」と思い込んでしまった。ま、こういうこともあるってことで。
達成感も何もなくゴールのゲートをくぐってスマホアプリを止めると、42.3km。多少の誤差はあるけれども、これでゴール。追加の800メートルは無くて済んだわけだが、ならば途中の関門で「最後、距離の調整がしてあるので、手持ちのGPS機器と道端の距離表示の乖離は問題ありません」と言ってくれても良かったんじゃないの?・・・なんて思うのはそれこそ後の祭り。
走っていて、沿道から「あと何km!」「あと何百メートル!」と具体的な数字を全く聞かない変なラストでもあった。
みんな「あと少し、あと少し」ばかりなんだもの。
「少し、じゃねーんだよ、あと何キロか知りたいんだよ、こっちは」と叫びたいのを何度も我慢したっけ。大詰めになってからコースの脇にあるはずの距離表示の看板が消えたので、具体的に残された距離の数字を言って欲しかったのにさ・・・。もちろんその具体的な数字は、実際の距離と距離表示の看板の数字の乖離に関する事情を承知している大会サイドの人間しか知る由もなかったが・・・。もう最後は流していたのだから、時既に遅しって感じでもあるけれど。
レースの当日ではなく、3日後の12月12日付で「スタート直後の誘導ミス」を謝罪する一文が大会のホームページに載った。
大会の前日の午後、参加賞のTシャツをもらいにエコパを訪れた際、案内の看板の類が全く無かったり、スタジアム正面の案内テントがもぬけの殻だったり(風が強くて寒かったから、たまたまトイレ行っていたのかもしれんがね)、スタジアムにつめている担当スタッフさんの一部は、もしかするとモチベーションが今年は飛び抜けて低かったのかしらん?
今大会がスタジアム改修によって変則の体制を強いられたのはわかるし、ま、いろいろあったのでしょう(知らんけど)。
結果的には、最後流さなければ今年5月に続くギリサブ4もいけた可能性はあるものの、去年10月の初マラソンを含む3大会のデータ(獲得高度)が取れたのは収穫。実際に走ればこその(とはいえStravaは数字を盛りがちなので最低限の目安程度)。
松本 獲得高度 約380
黒部 獲得高度 約240
袋井 獲得高度 約550
いずれも多少坂のあるコースの大会をチョイスして走っていて、それらの比較をする時、故障持ち&スピード面で最善のシューズを履けず&早とちり?で最後流した3つの悪条件を抱えながら、今回の袋井のコースでこのタイムだったなら、悲観することなくまあまあなんじゃない?・・・と思っておきますかね。ポジティヴに。
と同時に、ギリギリサブ4でいいや・・・と思っていると、こうして取りこぼすケースも増えてくるのだろう。3時間45分位で走れる準備をしておいて、ギリギリサブ4キープを確実にする方が手堅いというか。
サブ4のペース走で25kmから30kmジョグって納得するのではなく、時には35km以上ジョグるとともに、ペースももう少し上げる練習も必要になってくるかも。