岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

野菜播種 第2弾

2019年03月23日 | 百姓
平成31年3月23日(小雪)

朝は周りが真っ白!日中もお日様が出ると雪が消えるんだけど、すぐ小雪が降って白くなる。今日はその繰り返しで超寒い。体が一寸、春モードになっていたのでスパッツを脱いだら、超寒くてトイレが近い。



ハウスの中でも寒いのでトンネルの農ビも剥がせなかった。そこで外仕事は諦めて、ハウス内で野菜の種子の残っているものを播種しました。
野菜苗用の培土はたっぷり購入し、搬入したし、ハウスの中はねぎ苗の育苗で2本のトンネルは満杯で左側のトンネルは野菜用ですが、こちらも伸びて行って日々長くなっていきます。鉢上げしていくとハウス内は超満杯になっていきます。



では、先ずはトマトの播種です。ピークには1日100株程売れる売れ筋ですからね。今更ながら最初の発芽失敗は痛いな。



次にステラミニトマトです。一寸、メジャーな品種ではなくて、経験から奇を衒った品種は売れないということはわかっているんだけど1種類だけチャレンジしてみたいと思ってやってます。



こちらも売れ行きの悪い品種(鷹の爪)ですが、売れなければ自分で栽培するんで取り組みます。



こちらは自分の栽培用の白菜です。昨年の実験で白菜は冬でなければいつでも栽培できることが判ったんで小ぶりの白菜を栽培します。
白菜は秋以降の鍋の季節が定番なんですけどね。夏場でもユーザーが購入してくれるか出荷してみます。多分、他の農家さんたちはこの時期栽培しないでしょうからね。



こちらは春播きの玉ねぎです。本来は前年秋に定植して翌年の夏に収穫するのが当地の慣例ですが、此れは過去に実験してあって春播種、秋取りが可能なことはわかっています。ただ、播種が1か月半ほど遅れていますけどね。小ぶりで収穫するなら問題ないです。



発芽器が空いたので野菜だけの芽出しをやります。芽が動いたのを確認しやすく隙間を空けて搭載します。これから発芽失敗しないように毎日点検します。



残りはカボチャ類で寒さに弱いのであと2週間後位に播種します。ですので播種作業は当面ありません。
明日は畑の傍の柿の木や梅の木を伐採したいんだけど、チェーンソーの刃の切れ味が落ちて今、断念している作業なんですが、明日は刃を研いで再チャレンジしたいと思っています。それが出来なければ、畑の片づけやねぎの定植する畑に堆肥や肥料などの散布作業を行います。

寒いと外作業は断念して、いつ山に行けるか計画を立てるため年間の作業工程表を作ってみたいと思います。目標があると農作業のモチベーションが上がるからね。

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爺の心のつぶやき 生命保険

2019年03月21日 | 生活
平成31年3月21日(曇り後雨)

今日はお天気も良くなくて寒い。
農作業的にはねぎの播種も終わったんで何時になくノンビリしています。野菜の播種は第一弾は終わったんで次弾はタイミングをずらします。
なのでこれからの野菜苗は来週から播種します。

そこでまた心がつぶやきます。

生命保険って何の役に立つんだろうか?自分の経験から考えてみました。
脳梗塞で倒れた母親の介護していた時に病院の入院費、施設の入所、介護費用は母親の保険と貯金から支出した。
某会社の生命保険は母親が80歳になったら強制解約になった。なので医療保障は受けられなかった。30年も掛けていた満期金が200万円支払われたが、掛け金総額を計算してみたら、300万円だった。結局、保証も受けられなくて100万円の損だった。
簡保の保険もあって、死亡するまで2か月に1回数万円振り込まれる年金型保険で入会時に8桁に近い保険金を振り込んで入会していた。其れも70歳時に勧誘されて入会していた。母親が死んだときに内容確認したり、元が取れているか計算してみたら、95歳まで生存しないと元が取れない代物だった。結局、83歳で亡くなったので数百万の損だった計算である。一人暮らしの正常な判断が出来ないであろう老人を誑かして契約してたことにも驚いたが、保険って結局、契約者に寄り添ってくれない代物だということがその時判りました。
その後、いろんな人たちを見ていると
※たくさんの人が医療費を数10万円も払っていて生命保険に加入しているのに医療保障というか保険から補填を受けている人がほとんどいないという現実!
※年金が少ないと嘆くご老人たちは何故かせっせと生命保険を掛けている現実!それも年金に比して保険金額の多いこと!
※生命保険料を年額 数10万円~数百万迄支払っても40000円(最大12万円)しか控除されない現実!
※死んでから死亡保険金を受け取っても自分が使えない現実!

そこで自分は考えました。生命保険は自分のセーフガードにならないこと。保険金を掛けたつもりで貯金したらお金を有効活用できるんじゃないかと。
考えがそこに行きついたら、30年間も掛けていた生命保険を速攻で解約しました。
先ずは、保険金を払ったつもりで自分の葬式費用 200万円貯めます。此れは直ぐ溜まりました。此れは子供に預けておきます。
その後には病院代、寝たきりで病院に入院したら高額医療制度により月額 約9万円以上は頭撥ねによりかからない。自己の支払い 年額120万円として10年間寝たきりになったら、1200万円必要だがこれをためるのは至難の業ですな。でも、日本というところは素晴らしいところで支払いが出来ないとすれば、生活保護(生活保護者は医療費無償)があるから心配いらない。寝たきりなので医療費以外は全くお金が必要ないし、寝たきりで5年もすればボケて何も分からなくなるので苦しみや恥や外聞もない。其の内、あの世なんで問題なし。

面白い話。ある人が最近、生命保険100万円以上/年額かけていて?かけられていて?それが貯蓄型じゃないようなんですね。思わず、奥さんとの関係は大丈夫か聞いてしまった。サスペンスのような話ですね。

という爺の勝手な想像とつぶやきです。これがフィクションなのかノンフィクションかは読み手の判断です。

まあ、「爺の心のつぶやき」でした。

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爺の心のつぶやき ふるさと納税

2019年03月18日 | 生活
平成31年3月18日(曇り)

今日は朝、お天気が良かったので苗が焼けないようにハウスの入り口と側面を開放して出かけたら、昼頃に小雪がちらほらと超寒かった。
雪が消えてもやはり当地は春未だ遠しかな?

今日は基本的に農作業無しで農ビを購入したり、ジャガイモの種子を購入したりとのんびりしていました。トラクターのロータリーから油漏れがしているので修理依頼したら偶然にも農機屋さんが来て事前に部品を取り寄せておくからということで点検していった。結局、ノンビリではなかったか?

さて、掲題についてですが総務省のポータルサイトには以下の理念が載っています

第一に、納税者が寄附先を選択する制度であり、選択するからこそ、その使われ方を考えるきっかけとなる制度であること。
それは、税に対する意識が高まり、納税の大切さを自分ごととしてとらえる貴重な機会になります。
第二に、生まれ故郷はもちろん、お世話になった地域に、これから応援したい地域へも力になれる制度であること。
それは、人を育て、自然を守る、地方の環境を育む支援になります。
第三に、自治体が国民に取組をアピールすることでふるさと納税を呼びかけ、自治体間の競争が進むこと。
それは、選んでもらうに相応しい、地域のあり方をあらためて考えるきっかけへとつながります。

「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」との主旨から創設された制度です。


自分が見聞きしたら5件以上も寄付する人が多々います。自分の田舎から他所の地域へ寄付するって上記の主旨と違うような気もするのは自分だけなのだろうか?寄付先の市町村がどこの県かも判らない人も多々いますね。「ここの市町村の返礼品が良いのでとかここの市町村の返礼品は得するとか」と勧めてくる人もいます。研究熱心なんでしょうね?
ふるさと納税で寄付する人は当然、税金を多く収める人ですね。税金を多く収める人は田舎で給料を多くもらっている人ですよね。
奥歯に物が挟まった言い方ですが、「そういう」ことです。

似たような事例も揚げてみますが、これも実際にあった話です。
例えば、ドコモの社員が携帯電話料金の安いAUと契約していて、同僚や上司から「愛社精神がない奴だ」「給料を何処からもらってるんだ」と顰蹙を買っているのを見た事が有ります。

以上の事例って、自分はシックリこないし、そういう人って自己愛が強いのかな?と思ってしまいます。
今どきに「故郷愛」や「愛社精神」なんて思ってる自分は古い人間なんでしょうね?「愛国心」てもう死語なんでしょうね?

まあ、「爺の心のつぶやき」でした。

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播種作業が峠越

2019年03月17日 | 百姓
平成31年3月17日(曇り)

今日はお日様が時たま出るが、気温は低い。ハウス内は暖かいけど外は寒いくらい。夕方には雪がちらほら!

今日も朝からねぎの播種作業をしていました。「光の剣」の手持ち種子を全て播種して、今年は種子残は一粒もありません。
今年のねぎの播種作業は今のところ、完璧ですね。此れで今年のねぎの播種作業は終了しました。ホッとしましたね。

そこでねぎの播種で種子データ(最終)を取得できたので参考として記載しておきます。2粒播きです。
価格は税込みです。
⓵タキイのねぎ培土 40リットル【単価 2770円】 ⇒ ねぎの播種 10.5トレイ 出来る
⓶ホワイトスター種子 1dl【単価 6264円】 ⇒ 36.5トレイ 播種できる
⓷夏扇パワー 種子 1dl【単価 8856円】 ⇒ 38トレイ 播種できる
⓸森の奏で 種子 1dl【単価 7830円】 ⇒ 32トレイ 播種できる
⓹tsx-511 種子 1dl 【単価 7830円】⇒ 36トレイ 播種できる
⓺tsx-516 種子 1dl【単価 7830円】 ⇒ 35トレイ 播種できる
⓻光の剣 種子 1dl【単価 6850円】 ⇒38トレイ 播種できる

コスト的に一番良いのは光の剣ですね。一寸、品種が多かったかな?今年もレポートを作ってみますかね。



野菜苗の播種も順調でトレイのセッティングも変えました。これから気温が上がってハウス内の温度が高温になって苗が焼けてしまうんですね。なので、ねぎと野菜を分けることで此れで管理もしやすくなります。



農ビも今のところ、狭い物しかなくて、細いトンネルにしました。此れで野菜苗の管理や状況確認も簡単にできますので良い配置です。



これからは野菜苗の播種中心になっていきますが、もうすでに3000株は播種しているんでそんなには作業が混んでる訳ではないのでバイトの合間にやる感じですかね。
今のところ、トマト苗とオクラの苗が不調なのでこれからどうするか考えます。トマトは発芽温度に課題があったので再勉強します。オクラは低温に弱いようなので再播種になるのかな?
今、残っている播種待ちの種子はカボチャ類、コーン類です。これらは低温に弱いので4月以降に播種します。ブロッコリーやキャベツは時期ずらしで数段階で播種します。

明日からまたバイトで、今年高校を卒業した新人さんと2人なので忙しくなるのかな?

明日も頑張るぞ!

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御託宣か?

2019年03月16日 | 百姓
平成31年3月16日(晴れ)

今日は朝からお天気が良くてハウス内作業も汗だくでした。雪も日向はほとんど解けました。ねぎの圃場も早く乾いて定植が早くできるかもしれない。



ねぎ苗のトンネルの温度も急上昇です。農ビを剥がしまして換気します。
一気に農ビを剥がすとトレイの表面が乾いて冠水を早くしなければならないので徐々に剥がしていきます。



この温度調整が大事で自宅にいれば、こまめに温度確認して調整できるのですが、バイトに行くと一寸、危険なんですよ。昨年まで数年は数トレイ、高温で苗を焼いてしまってロスが出ていました。左側のトンネルのねぎは多少の温度上昇(50度以上)でも苗は耐えられますが、右側のトンネルの苗は室温50℃以上で苗が焼け死にますので注意が必要です。バイトに行くときにハウスの脇を開けていくと今度は風でトレイの脇が乾燥しすぎても苗が死にます。今年は朝、部分冠水も追加して1トレイもロスしないぞ!



ねぎの成長も順調で綺麗でしょ。今のところ!



こちらは一番最初に播種したホワイトスターです。2葉になりました。今月末には2.5葉になるでしょうから、ハウスから出して自宅前の路地に設置して馴らしを始めて速ければ4月10日頃に定植します。



夕方には冠水して、渇きを癒してユックリ休ませます。自分は朝冠水ではなくて夕方冠水が基本ですが、別にこだわってはいません。暑い日に朝冠水すると水分がお湯になって苗に悪影響があるかもしれないと独断と偏見でいつもこのパターンです。



ねぎの播種を今日中に終わらせようと朝から休憩なしで作業していて目途が立ったなと思ったら、午後に知り合いが訪ねてきて2時間も話し込んでいった。

最初は、子供、孫が完熟トマトが食べたいということで、トマト苗を播種するらしいので芽出し器の設定温度を聞きに来たようです。30度かというのでその温度では難しいので26度と伝えました。此れでも難しいんだけどね。

その後、水稲栽培のテクニックを延々と語るんですよね。例えば、7月30日時点で稲の長さが90cm以下でなければならない、9月上旬に110cm以上あれば倒伏するという。なので7月末の長さが重要らしい。
その他に耕起の仕方、代掻きの仕方、元肥、追肥、食味地の向上対策など延々と語っていきました。
しかし、自分は秋田小町を平均9.5俵/10aの収量はありますが、この知り合いは7俵/10aなんで御託宣をありがたく聞くべきか悩んでしまいましたね。
この知り合い(友達?)は4年ほど前に、あったことも名前も知らなかったのですが、突然訪ねてきて押しかけ友達宣言です。5歳ほど上の方なんですけど、3年ほどねぎ栽培したんですが儲からないと辞めてしまったし、自分が前の古い根切葉切機を格安で譲ってあげたら、買値より高く売ったらしい。引っ張り君をJAの新規就農助成で半額で購入したにもかかわらず、買値より高く販売しているし、とぼけているけどシッカリしたもんです。

ただ、除草ワークと食味地向上対策は、秋田こまち 12.5俵/10a程の収量をあげる有名農家から聞いてて来たというので今年、試してみたいと思います。
色々な情報を頂けたんで謙虚に承って、今年、一部、実践してみたいと思います。

ただ、自分は土日勝負の緊迫した農作業をしているんで2時間じゃなくて、30分で帰ってほしかったな?結局、播種が残ってしまいましたね。明日は1時間半で終了できそうですので、その他は野菜苗の播種して畑の片づけをしようかな?

明日も頑張るぞ!

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