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新型コロナウイルス、都道府県別、週間対比・感染被害一覧表 ( 2022年 5月27日現在 )

2022-05-28 21:11:25 | COVID-19 国内状況

この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。


『 都道府県別、感染被害一覧 』

【感染密度】を見る限り、沖縄県が日本で最も厳しい感染状況が続き、それ以外の都道府県では状況が安定しつつある様に見られます。しかし、10,000 以上の【感染密度】が続いている事自体、緊急事態宣言が発出されていた当時でさえ無かった程に深刻な数値であり状況です。



『 都道府県別、人口あたり 治療中患者数、重症者数、死亡者数 』

「人口あたりの新規感染者数」を見れば、【感染密度】の表で示された通り、沖縄県が先週と同様に深刻な感染状況に陥ったままである事を示しています。一方、沖縄県以外の都道府県ではさほど深刻でない様な印象を受けてしまいます。
しかし、沖縄県以外の 46都道府県の全てが、昨年夏の感染状況よりに遥かに深刻な状況が続き、昨年以上に多くの人々が亡くなっている事は忘れてはいけません。

 



『 週間致死率 と 通算致死率 退院率一覧 』

直近の一週間、都道府県別の【週間致死率】(新規感染者数あたりの死亡者数)は以下のグラフになります。


本来の致死率とは異なりますが、一週間の期間で区切って確認する事で、おおよその傾向は把握できると思います。そして、多くの都道府県での【週間致死率】は 0.2% を超えており、インフルエンザの致死率( 0.006~0.018% )を大きく上回っています。




出典 : 厚生労働省

#COVID19
#オミクロン株


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全日本 新型コロナウイルス 感染者数と治療者数の推移、一週間毎の変化傾向 (2022年 5月27日現在)

2022-05-28 20:55:46 | COVID-19 国内状況

『 新規感染者数と治療者数 』

メディアは、「先週より 〇〇人減少」などと、安易に短視眼的な報道に終始して、昨年、緊急事態宣言の中、無観客で開催されたオリンピック期間より遥かに多くの人々が感染し続けている事実には触れない様にしています。確かに、2年以上に亘っている感染防止規制の為、国民生活の不安は増え、経済的な損失を受け続けている業界や会社も少なくない事は事実です。が、そういう規制緩和への期待だけを注視するのではなく、感染して亡くなる人も少なくない事を踏まえて、未だに感染者数が多い事は充分に伝える責任はあると考えます。


ただ、4月から5月にかけての大型連休による感染被害の拡大は限定的で、今後は、「新規感染者数」を昨年の 8月当時の人数以下になる事を目標に、行政の対応や報道機関の報道姿勢を改めるべきでしょう。



『 重傷者数 と 死亡者数 』

「ウィズ コロナ」の掛け声の下、大型施設の入場制限の緩和が進み、各地方自治体主導でGo To トラベル的キャンペーンが始められていますが、今もなお、感染して多くの人々が亡くなっている事は忘れてはいけないでしょう。
2020年1月以降、29ヶ月の間に日本で亡くなった人は 3万人余りですが、2022年1月以降のたった 5ヶ月間で、“オミクロン株” によって亡くなった人は 1万1千人にも上っている事も事実です。そして、今も、連日30人以上の人々が亡くなり続けるなど、昨年までの “デルタ株” 感染では起きなかった異常な現象が続いている事は忘れてはいけません。


日本より厳しい感染状況が続いていた欧米諸国が感染防止規制や入国制限を解除を進める中、日本も入国制限の解除へ向けた政策を行なっていくでしょうし、感染防止規制は更に緩和を進めていくでしょう。 そして、行政や報道機関は、政策の案内や不安解消の為の報道を積極的に行なっていくでしょうが、私達は一人ひとりは、過去から現在までの感染被害の状況を正しく把握した上で、自ら感染せず他者へ感染を広げない意識と行動が求められます。

 


出典 : 厚生労働省

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『 トレールコントロール ライディング 』の記事作成、進行中の案内です。

2022-05-28 03:15:51 | Webサイト 作成日記


一部の方から、「馬鹿にしていながら、根拠を書いた記事が書かれていない」と指摘を受けています 記事・『トレールコントロールライディング』の作成案内です。

https://gra-npo.org/lecture/ride/trail_controll/trail_con_ride_1.html


オートバイの基本講座『トレールコントロールライディング』の 1ページ目で、専門誌で時折見かける解説「トレール量は、ステアリング回転軸の延長線と路面が交わる点と、タイヤの接地点中心までの長さ」の内容を採点するならば、100点満点中 50点以下しかならないと書いたのですが、その根拠を解説する記事の掲載が遅れていたままになっていたのですが。ようやく、2ページ目の解説用イラストの作成が終わりました。

早ければ、2~3日中に、2ページ目を追加する予定ですから、興味のある方はご期待下さい。

 


なお、『トレール量』は、オートバイの直進走行時よりもバンク旋回時の操縦性や安定性に大きく影響する要素ですから、直立走行が基本の車とは違って。バンクさせて走行させた時のトレール量の影響を解析する必要があります。その為、より多くのライダーに理解してもらう為に、分かりやすい解説用イラストを作成して、記事も4ページほど費やす必要があると考えて進めています。


きっと、このオートバイにとっての『トレール量』が果たしている役割の理解が進めば、それを活かしたライディングへの応用も進み、より荷重を有効に使った効率の良い旋回で、楽しく安全なオートバイライフを過ごす人が増えると信じています。
どうぞ、ご期待下さい。

 


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